アスロン600殻割りクロックアップ”Part2”編

アスロン600殻割りクロックアップ”Part2”編

●まえおき

しばらく定格(アスロン600MHz)を楽しんでいたのですが、慣れとは恐いモノです..「もっと速くならないかな・・・」と新たなる野望が沸々とわいてきて、
前回に引き続きまたクロックアップをすべく、殻を割ってみることにしました。
前のアスロンは友人行きと言うのもあってあまり無茶は出来ませんでしたが←殻割ってる時点で無茶苦茶というツッコミが入りそうですが...
今回は自分のモノなのでL2キャッシュにもよりますが、コア+50MHzを目安にクロックアップしようと考えていました
後は開けてのお楽しみ、さてどうなることか....


●殻割り開始

  

まずはCPUとCPUFANを外してシリコングリスをきれいに拭き取ります、CPUの殻の隙間に細めのマイナスドライバーを差し込み、
グリグリとこじ開けていきます、前にも書きましたが1カ所だけ凄く堅いところがありますので、ここを外す時は気合いと注意が必要です
前に1度経験していますので、1・2分程度で殻を割ることもなく比較的きれいに外すことが出来ました(喜!)

しかし喜びもつかの間...無事開けられたのは良いのですが、期待していたコアが”定格”でした...見事外れ、ガックリ
つまりアスロン600MHzに対してコアが600MHz(K7600CURA・・・)だったのです、世の中アスロン550MHzでコアが750MHzだったとか
私の周りでもアスロン500MHzでコアが650MHzだった知人もいます....しかしよりによって定格とは、寂しい(泣)
気を取り直してL2キャッシュチップの方を見てみると、SEC製の330MHzが載ってました、おおこれはまずまず(ちょっと喜!)

結局、L2が330MHzだったのでL2比率1/2だと660MHz動作が定格になるので、L2比率は1/2のままでFBS200MHzx倍率3.5に、
設定を変更して700MHzで動作させることにしました、何だかややこしくなってしまいましたが下記のように設定を変更しました。

   コア : 600MHz/200(FBS)X3(倍率)→700MHz/200(FBS)X3.5(倍率)
   L 2 : 330MHz(CPUの周波数に対して1/2設定)→変更なし


●チップ抵抗の変更箇所

  

倍率周波数R155R156 R157R158R121R122R123 R124R3R4R5R6
3.0600        
3.5700       


●ベンチを計ってみる

600MHz→700MHzへの変更は、チップ抵抗の移動箇所が多いのでやっと完了したって感じでした。
とりあえずベンチを計ってみました、参考までに今まで試してみたCPUも載せてみました。

○使用メモリー : P2B−F・M7MKA→128MBPC100CL2  EP−7KXA→128MBPC133CL3
マザーボードP2B−F P2B−FM7MKAM7MKAEP−7KXAEP−7KXA
ProcessorCeleron434MHz Celeron487MHzAthlon-500MHzAthlon-550MHzAthlon-600MHzAthlon-700MHz
Integer18249 2050218366202462213125822
Float19010 2134526865296813238237783
MemoryR5881 659611209 112631458114689
MemoryW7935 793116883165321637417813
 MemoryRW 10633 1197622202222022200122013

    ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.00  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 

   M/B Name  EPOX EP-7KXA(KX133)
   Processor  AMD Athlon 701.50MHz[AuthenticAMD family 6 model 1 step 2] 
   Cache       L1_Data:[64K]  L1_Instruction:[64K]  L2:[512K]
   Name String AMD-K7(tm) Processor
   VideoCard   3dfx Voodoo3   
   Resolution  1280x960 (16Bit color)  
   Memory      129,980 KByte  
   OS          Windows 98 4.10 (Build: 1998)    
   Date        2000/03/27  16:36  

   SCSI = Adaptec AHA-2940AU PCI SCSI Controller
   HDC = VIA Bus Master PCI IDE Controller
   HDC = Primary Bus Master IDE controller (dual fifo)
   HDC = Secondary Bus Master IDE controller (dual fifo)

   A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
   CDE = WDC WD13 6BA              Rev P74O
   F = OLYMPUS MOS331           Rev 4.00
   G = SONY CD-R   CDU948S   Rev 1.0j
   H = E-IDE CD-ROM 40X/AKU   Rev T10 

●感  想

まだまだ動作クロックなど色々と試してみたかったのですが、なにぶん作業に結構手間が掛かるので、(クロックアップアダプターが有れば..)
・・・っと前回と同じ始まりでしたが、やはりこの作業たいへん面倒です...もう少し上のクロックを狙ってみたかったのですが、ここはやはり
ダメだった場合の元に戻す作業と、これから常用していくのを考えて700MHzで辞めることにしました。(また今度と言うことで...)

前回のUPは定格+50MHzでしたが、今回は定格+100MHzに変更しましたので、さすがに速さを体感することが出来ました、(^^)V(嬉!)
今回、定格+100HMzに変更したことでCPU温度が、約4度から5度程度上がりましが、現在通常の使用で40度前後で動作しています、
安全動作温度の定義付けは無いようですが私なりにはまず大丈夫じゃないかと思ってます。
何てったって以前、CPUFANのコネクター差し忘れて、知らずに73.3度で動作させていたことがありました(よく暴走しなかったもんだ...)

おまけ...殻割りしていて気になったのが、CPUの下側の隙間からのぞき込むと、コアはヒートシリング部と密着しているのですが、
L2はヒートシリング部との隙間が空いているようです、初めは熱伝導グリスのようなモノで密着させてあるのですが、これでは今一つかなと思い
より熱伝導率を増やそうと、この隙間を埋めるべく金属製のワッシャーを挟むことにしました、(さらにシリコングリスも塗りました)

 

これによりコア共々、L2も冷え冷え状態になるだろうと、この状態で元に戻してスイッチON....
起動後”ピッ!”のBEEP音後見事にフリーズ(泣)、色々やってみましたが、いずれもOS起動までは辿り着けませんでした...
原因を探ってみると、どうやらこのワッシャーが微妙に厚すぎたようで(たぶん0.1・2mm位だと思います)、コアとヒートシリングが離れていたようで
このワッシャー作戦を諦め再び殻割りしてワッシャーを取り外し、元に戻して再びスイッチON、今度は無事起動することが出来ました..ホッ
今度殻割りしたときは、薄目の銅板を重ねてL2も冷やそうと思ってます、ただ700MHzをもう少し楽しんでから挑戦することにします。

○お約束 : この内容は私の体験レポですのでクロックアップを薦めているわけではありません、参考にされるのは結構ですが
 リスクが伴いますので、あくまでも自己責任で行って下さい。


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