第2回の今回は、前回に引き続き、DOSプロンプトの改造です。
色を変える一般的な方法として、エスケープシーケンスを使うことが考えられます。
この「エスケープシーケンス」とは何でしょうか?
プリンタなどの周辺装置を制御するために、制御コードというものが使われます。この制御コードには、ほかのデータと識別するために、先頭に「エスケープコード」というものをつける必要があります。こうして、「エスケープコード」をつけられた制御コードのことを、「エスケープシーケンス」というのです。
ちなみに、ここで出てきた「エスケープコード」は、キーボードのESCキーのことではないので、注意してください。
この、「エスケープシーケンス」をDOSプロンプトで打ち込むには、
必要があります。
- config.sys 中で、 ansi.sys の設定ができる(PC-98をのぞく)
- 「PROMPT」コマンドを使える
1. については、前回使った AUTOEXEC.BAT があった場所に config.sys というファイルがあるはずです。このファイルの末尾に、 DEVICE=ANSI.SYS と追加してください。(PC-98 では、この操作は必要ないので、やらないでください。)
2. については、前回のコラムをよく見て、復習しておいてください。
(それでも分からない方は、Mailを送るか、掲示板 改まで)
xx の値 説 明 0 全属性をオフ 1 ボールド 4 下線 5 点滅 7 反転 8 コンシィール 30 黒 31 赤 32 緑 33 黄 34 青 35 紫 36 水色 37 白 40 黒反転 41 赤反転 42 緑反転 43 黄反転 44 青反転 45 紫反転 46 水色反転 47 白反転 準備が整ったら、DOSプロンプト上で、
PROMPT $E[xx,...,xxm$P$Gと打ち込んでみましょう。このとき、「xx」のところに、右の表の数字を入れることで、色を変えることができます。 $P$G は、DOSプロンプトの表示を消さないための文字列なので、各自で変えてください。
たとえば、水色にしたいときは、
PROMPT $E[36m$P$Gと打ち込みます。A:\>になったら成功です。ならないときは、
ansi.sysが設定されていない $Eを、「PROMPT」コマンドの最初に設定していない ということが考えられます。
今回は、動作確認がしっかりできていないので、無理な人は、Mailを送るか、掲示板 改まで連絡ください。
こうして、色を変えたDOSプロンプトを、常に表示させたいとき、 AUTOEXEC.BAT に記述しておきます。
システムの入っているドライブの、ルートディレクトリにあるので、メモ帳などで書き換えましょう。(VZ、SEDITでも可)
ただし、PROMPT...以外の部分は書き換えないこと!
次回は、DOSプロンプトを変える(応用編)です。
前回、今回のことを、BATファイルを使って場合に応じて選択できるようにします。
お楽しみに!