7/13は暑かったですねー。とはいえ、普段行けないほど遠い都心に出るのなら、買い物もしておきたいというのが人情。OpenTalkは13:30以降なので、午前中に秋葉原でお買いモノ、と。
目的はいくつかあったのですが、結局一つだけしかクリアできませんでした。完全に寝坊状態で、秋葉に着いたのが12:00過ぎというていたらく、1時間ほどしか徘徊できない状態ってわけでして……。
ちなみに、購入ブツは、例のCF to PCカードの変換アダプタです。\4380。ほうぼう探したのですが、最終的にはikeshopでしか見あたりませんでした。それも残りの2個のうち一個をGet。次がラストかも?。そうそうikeshopさんでは、いわゆる、あれだ、ほら、なんだ?、えーと、がらがら回すやつ、くじじゃなくておみくじでもなくて、抽選のやつで、赤玉出たらハワイ旅行とかよくあるやつ……なんていうんだっけなあ〜、思い出せないの気持ち悪い〜。ビンゴとかでも良く使うやつだよ〜う(汗。
ま、とにかく抽選みたいのできるわけで、マジックテープベルクロキーホルダーもらっちゃいました。ワンタッチ式の壁掛けキーホルダーになるやつ。って説明難しいけど、300-500円相当くらいかな〜。便利そうでラッキー。
そういえば、あきばお〜によると、もうすぐ1GBのSDも入荷するみたい。SUNDISKのヤツですが。価格はいくらかなあ。ちなみにあきばお〜では、Palm用のゴルゴ13タイピングソフトみたいの買いました。グラフィティ入力練習用になるのかな、いや498円(確か正札は3000円くらいだった記憶が……)だったんで。
そんなわけで、なかなか欲しいものを入手できなかったせいで、オープントークもギリギリに会場に到着という感じ。ちなみに、ショウルーム前の横断歩道でお子さんを抱えたSSUさんに遭遇。いっしょに受付通りました〜。ショールーム訪れたのは初めてなのですが、案外狭いのな……。で、あらかた席は埋まっていて、最後方のはじっこ席になってしまいました。まあ、日本人らしくはじっこ好きなので良いんですけどね(^^;。
自分の右どなりにSSUさん、左どなりにみのたんさん(FPDAのシスオペな人でしたっけ?)、944さん、たろサさん、TO-Bさんあたりかなあ。反対側の後方にはMobilePressの田中さんが、その二列前にはSata.さんがおりましたな。近所にさがみさんもいました。いみふめさんはちょうど中央あたりに陣取っていたようです。Zaurusの歴史コーナーが始まってしばらくして、エントリーしているとは知らなかった曽我さん登場。さらに遅れてmabさん到着、自分よりさらに後ろの端っこ席でした(^^;。アレックスさんはどの辺にいたんだろうなあ?
ちなみに以下は、自分の聞いたことだけれど、シャープ社の方針から外れたり路線変更したりする可能性は十二分にあるので、すべてが正しいわけではないことを認識していおいてくださいね〜(^^;。
Zaurusの今後の展開と下の内容が食い違っていても、誰も責任はとーりませんので……。
■オープントークスタート
内容は、実はプラットフォームでのセミナーとかなりかぶるようです。おそらく使い回しの資料になるのでしょうが、ザウの歴史、新型コンセプトの説明、って流れで、えりえりさんのレポートやascii24の記事が、大変わかりやすくまとまっていると思います。ちなみに、mabさんのレポートにあった眼鏡のおじちゃんは、ascii24の方で壇上に上がっていたらしい藤原部長ですな(^^;。
■発売延期
8/8を目標、いやいやデッドラインとして考えているとのこと。調整が済めば、前倒しも十分あり得ると考えているそうです。まあ、個人的には8/8になってしまって前倒しはあり得ないと思いますが(^^;。
例のセキュリティの話が絡んでいるのかどうかは聞きませんでした。理由の一つとしてあげていたのは、アプリケーション起動速度の改善です。いくつかのサイトで、アプリの起動がもったりという話があります。これは、アプリの動作というよりは、起動の問題のようです。確かに自分が触った感じでも起動遅いな〜と感じた部分はありました。この対策としてアプリケーションのFirstLoad対応を進めている、とのことでした。あまり自分も詳しくはないのですが、メモリに乗ってしまえば速いので、初期起動時(リセット直後?)にメモリロードしてしまうという対策ですかね?。外部アプリをFirstLoad対応にする、といった設定ができるのかどうかは不明です。よって最悪、内蔵アプリの一部のみ起動が高速、という話になるのかもしれません。まあ、終了しなければ、次回起動時は早いのでしょう。よく使うアプリは終了させないで運用ということかな。まあ、本来PDAアプリに終了の概念があるのはあまりよろしくない話だが。
■3つのS
まずは3つのSで考えるわけですけど、このときマルチメディアアプリケーションは、どこのSに入りますか?。入らない以上、それはまず切り捨てて考えるべきというわけ。そして、そういったモノが本当に必要なら、今度こそ、ユーザーが自分で、今までもより遙かに容易に作成できる環境が提供されている、そういうことなのだと思います。
■受け手の反応
市場の反応は、まあ、まだ発売してもいないし、もちろん特にデータはありません。しかし、メディアや販社への商品説明では、今までになく好評とのこと。どこに持っていってもウケの取れる商品だとのことです。 ただ、個人的には、何に対して好評なのかが気になります。 小型ということ、Linuxということ。この二つはもともとウケが良い要素ですが、少なくともその片方、Linuxはユーザに対して意識して欲しくは無い部分であり(もちろん開発者には意識して欲しい部分)、実力の面で評価されているのかが気になるところです。
■秋のVGAザウは無い
シャープ側でもWeb上の噂は気になるのか、「いろいろなサイトで言われている秋のVGA Zaurusは無い」ときっぱり言われました。まあ、今の時期、SL-A300を出すことから考えると、そうだろうな、という気はしますがね。
秋のVGAは無いけれど、既に発表済みのVGA対応システム液晶のインパクトはものすごく(美しさ、精細さ)、これを使った展開は一つのターニングポイントとして効果的に使いたい、といった話はありました(ちょっとだけ妄想も入ってますが(笑))。
■MI系は終了?
はっきりとは言いませんでしたが、リソースを完全にLinux側にドライビングフォースということのようです。言外にMI系は後継無しというニュアンスがありました。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、新型が出たら、必ずしも移行する必要があるわけではないということです。見極めが大事。MI系のE21やE25DCの完成度は、とても高いレベルにあると思います。ほとんど不満なんて無い。それこそ、どうしても小型が欲しいとか、Linux OSベースで開発したいとか、シンプル&イージーにZaurusでOS連携して使いたい、そういった現状のZaurusと相容れない点を高く評価する人が、SL-A300の対象になりそうです。
そういう意味では、ラインナップ化というのは、単にLinuxシリーズだけではなく、従来のMI系の併売もしっかり考えているのかもしれません。とすれば、別ラインなので、E21系の価格下落は当面無いのでは?なんて思ったりもしますがどうでしょう?
■ラインナップ化
何度か書いていますがここが今回のポイントです。 従来からC1路線の小型軽量路線復活の要望は大きかったのですが、とてもじゃないけれど、E1系をやりつつ、というのは無理だったようです。本当は、シャープ側でもこういった小型簡単ビューワマシンを作りたいという意志はあったようなのですが。
しかし、E1以降のマルチメディア型PDAの開発は、かなり大変でリソース集中が必要であり、バリエーションを作る余裕は無かったのでしょう。今でこそ、2SlotやらキーボードやらはそれなりにどこのPDAでも見受けられるようになりましたが、最初はシャープであり、先陣を切ることの困難さは言うに及びません。
また、E1系はかなり市場に支えられましたが、最終的にパワーユーザ(マニア)に受け入れられても、一般層に受け入れられるものでは無かったという点もあると思います。だってQWERTYキーボードより、携帯入力の方が早い人もいる時代ですから(笑)。もっともPDAが一般層にアピールできるものであるかというと、そもそも難しく、土台が違うのかもしれません。そこはまあ、PDA各社シャープの奮起に期待したいところです。
その中で、OSにLinuxを採用したのも、ソフト開発のとっかかりにくさを解消して、ユーザー側に盛り上げてもらえるような環境に移行することで、自社開発の負担を減らす目的があります。これにより、自社の開発リソースを分散させることができ、ラインナップ化推進ができるわけです。
薄型軽量ビューワ特化と、キーボード&ダブルスロットの上位機、最終的にはVGA液晶を搭載したハイエンドPDAといった形でラインナップしていくと思われます。
■次機種は?
ほとんど明言に近い形で、キーボード付きZauを上げていました。もちろんSL-A300発売前にはっきりしたこと言うわけありませんが、せっかくつくった金型だって流用したい、という話はされています。そしてこの話の中で、VGAは無しの話があり、QVGAを匂わせていましたね。
おそらく、PXA210(XScale200MHz)がSL-A300に搭載されたのも、その後に上位機種としてのPXA250(XScale400MHz)が視野に入っているからでしょう。
余談ですが、確かPXA210にはCFのI/Fが無かったような?。とすれば、SDスロットじゃなくてCFが良かった〜というのも3Sコンセプトから外れるので、致し方ないところか?。ところで、これはSD IOなんでしょうか?最悪、Bluetooth SDカードとかが使えれば、かなり楽しい機種になると思うんですけどね。
そういえば、海外ではキーボード付きが出ていたわけですが、逆に、SL-A300を海外に持っていく、という構想も「当然」あるそうです。世界ザウルスで相乗(シナジー)効果を狙う、というわけです。
■過去資産
過去資産には大きく分けて二つあります。一つは旧MI系のデータの流用です。スケジュールやアドレスなどの主要なデータは移行アプリが用意されています。これはXMLで管理されていて、データの汎用性もさることながら、横断的な検索も可能でしょうし、扱い易さの点で従来とは比較になりません(セキュリティを含めた堅牢性という意味で少々不安だけど)。
しかし、現状の全てのアプリデータが移行できるわけではありません。代表的な例で言えば、PDB2用データは、今のところSLシリーズには移行できるパスが存在しません。しかしながら、全データを移行したいとは考えているようで、MI系でもたびたびあったようにPDB2のようなアプリを、後から販売することを考えていそうな気配です。単に移行ツール(データコンバータ)かもしれませんが。
他に気になったのは、インクワープロや自由帳、E21以降に搭載されたメモ帳データなどですが、これらはどうなるんですかねえ?。聞くの忘れましたよ(汗。
そしてもうひとつの過去資産。すなわちMore。こちらはどうなるか?。これは次章のMoreのことで述べましょう。
■Moreのこと
まずはSST販売モノの多くですが、移植されて販売されるようです。ゲーム系など。これは、移植という言い方でもわかるように、Linux用のアプリとしてちゃんと生まれ変わるのでしょう。そもそも懐かしのゲーム系Moreは、ROM Imageの専用エミュレータっぽいので、これがSH3用からARM用に変わるんだと思います(XTALからLinuxかな?)。
しかしながら、多くの優秀なユーザーMoreが気になりますね。一般説明の部ではエミュレータとのことでした。ただし、これは、報道時に流れていたリコンパイルというアプローチとは違います。確認したところ、リコンパイル+エミュレータというのが正しいようです。おそらくエミュレータというのはMIの外枠というかGUIを持つシェルみたいなイメージで、一つのアプリケーションであり、この上で、リコンパイルしたMoreを動作させればMI Zau同様に動作するということなのでしょう。
ここから考えると、ズビズバ起動して欲しいアプリにはちょっとツライですね。どうしてもワンクッション必要になってしまう。また、常駐Moreなども、リコンパイル程度で動作するようになるか、とっても怪しいのでは?。想像するに、自分の作成しているMoreはほぼ全滅かな、と思っています。さらにさらに、各More作家さんの負担が必ず必要というわけで、既存のUpdateの止まっているMoreなんかが対応される可能性は少ないと見た方が良いかも。
ここに参加するまでは、リコンパイルすれば、ネイティブなLinuxアプリとして動作するバイナリが作成できる、といったイメージでいたので、この話はちょっと残念です。必ず、MIエミュを起動した上でないと、目的のMoreが起動できないのでは、使い勝手がかなり下がります。汎用的な動作だって遅くなるし、なんらかの制限が出るのは分かりきっている。公開してしまったらサポートも大変になるし……。つまり普及しないことが予想され、もしこのエミュレータが公開されても、自然淘汰されていく気がします。PIからMIへの移行時、Addinエミュレータというのがシャープ社内にはあったようですが、結局公開されませんでした。同じ路線を歩む可能性は高い。
ではなぜそんなものが存在しているのか?ちょっと話を伺った感じでは、コマーシャルプロダクト対応の意図が見え隠れします。Zaurusというのはコンシューマ向け以外にも、企業向けが多数存在するのは周知の事実です。そこに展開している専用Moreを使えるようにするためには、エミュを使うのが手っ取り早いというわけ。企業向けならば、特定環境下の決まった使い方なので、使い方制限することで問題をブロックできるという利点もあります。 この企業向けがあるから、というのは、路線変更時には結構大きい問題で、エミュの登場もむしろ、こちらの側面が強いのかもしれませんねえ。
とまれ、個人的には、「出してください、ぜひぜひ!」とかなり強くリクエストしてきました。ええ、そりゃもう脅迫っちゅーくらい(?)。……ただし、自分がシャープなら出しませんなー(^^;。
■制限
Zau時代には、たとえば、32KB以上のテキストは扱えない、などという制限がありました。これはアプリケーションというよりZaurus OSが提供しているフレームワーク(?)の制限なのですが(実際独自に作れば、32KB以上は行ける)、今回はどうでしょうか?
画像を扱うアプリケーションでは、XGAより大きい画像の編集はできないとのことでした。テキストに関してはもちろんメモリの許す限り扱えます。
Linux OS時代になると、主にPDA的なHW構成による制限、もしくは、Linux OSによる制限ということになり、これは従来と較べると、とんでもなく緩いものになります。例えば、Networkアプリケーションを複数同時に使うようなことも可能になるでしょう。優秀な開発者が参加するとすればとても楽しみです。
■OS
シャープは、OSがLinuxということを大きく言いたいわけではありません。Linuxなオープン環境の中での健全なユーザー開発環境が育つことを願ってはいますが、あくまで売るためのターゲットは一般のエンドユーザです。これらエンドユーザは自分でアプリケーションの開発なんかやりませんし、使える状態になりさえすれば、OSなんか何でも構いません。とすれば、シャープとしては、使える状態にすることで、一般ユーザを引きつける必要があるわけです。
すでに海外版Linux Zaurusを展開した効果で、アプリケーションとしては、それなりにつぶが揃ってきている状況と言えるかもしれません。少なくともMI発表当初とは雲泥の差があります。
その一方で、日本人が日本語で、日本の考え方で作ってきた世界という前提は崩れてくるでしょう。OSからして日本産ではありませんし、CPUだって日本産じゃありません(笑)。いろいろなところで、融通が効かなくなってくる可能性もあります。シャープ一社が握っている状況ではなくなるわけで、逆にいくらでも化ける可能性はあるわけですが、どれだけのパワーユーザが参加するかにもかかっているような気がします。もちろん、開発者への情報提供というシャープ側のアシストも必要でしょう。この点は力を入れていきたい方針のようなのですが、個人的には前例を考えると、良い方に転がっていかない限りはまだまだ信用できません(笑)。
例えば、E1系のZaurusも、あと2年はやると言っていました。Javaの話にしてもそうですし、サポートに力を入れて、これを買っておいて良かったと思っていただきます、と力強く宣言していた昨年のビジショウでの宇野事業部長を思い出しますが、しかし、現状、旧Zaurusは置いて行かれています。あまりネガティブなことは書きたくないのですが、結局以前と同じでした。
もちろん、PDAなんて売り切りです。サポートだって、無いところから出る賃金で運営されているわけではありません。製品の売り上げにチャージされるているわけです。買ったときに満足したならそれ以上のサポートを求めるユーザはごうつくばりというものです(笑)。新型を出せば、企業としては新型が売れて欲しいのであり、旧機種のサポートをうち切りたいのが実状でしょう。
でも、そういう姿勢が見えるようでは、長くユーザーをつなぎ止めることは難しいでしょう。リピータを囲い込んでこそ、層を増やすための攻撃に転じられるというものです。今度こそ、がんばってもらいたいと思います。
ちなみに、この辺はですね、最近、ちっちゃいものくらぶさんとメールでやりとりしてた中の話に影響されています。アフターサービスというものについでどう考えるべきか?ってこと。
■え、辞書は?
無いらしい(笑)。これはまあ、ユーザーが自分でなんとかするか、辞書アプリを出しているメーカーに任せてしまおうという考えなんでしょうな。デフォで載って無いのは、ビジネス向けを目指しているのにどうよ?みたいな感じもしますが……。
■手書き認識エリア
新しい機能として注目されているのは、断然手書き認識ボードだと思う。例の枠無しの手書きエリアとか、枠毎に、認識文字を変更する、等の機能です。本機能に関しては、以前より誰もが欲しがっていた機能ですよね。まさかMIでは実現せずいきなりSLで実現するのはちょっと皮肉か。皮肉ついでに聞いてみました。なんで今までのMI系で実装してくれなかったのか?。「主に開発リソースの問題で、優先順位を積み上げていくとどうしても下になってしまうんです」。自分の中の優先順位はひじょうに高かったんだけどなあ〜(^^;。
また、従来には無かった設定として、手書き認識時間というのも調整できます。
■文庫ビューワ
ビューワ端末としては、SL-A300はすごく良い感じだ。いわゆる電子本ユーザーの間ではいまだにアイゲッティが有効。そのアイゲッティすらを越える軽さと持ち易さ、しかもカラー対応。置き換え候補に上げてくれ!って感じです。だってあの小型ボディで、何冊も本が持ち歩けるわけですよ。持ち歩ける本棚、やがては持ち歩ける図書館へ。本好きにはたまらーん。あとはコンテンツですかね。 現在コンテンツフォーマットは、T-Time(だっけ?)とXMDFにほぼ二分されています。個人的には、ボイジャー推奨の方が良さげに感じる(シンプルで汎用的なイメージがある)のだけれど、XMDFもこれからコンテンツ(音あり動画付きが割と本格的に可能)向けには良いのかもしれない。電子デバイスのキラーコンテンツはこういった雰囲気盛り上げ要素を含めたところから出てくるのかも。すでにゲームの分野では確立されている、音付き小説のイメージですね
会場で、Palm版の文庫ビューワをさっそく曽我さんが落として動作させてくれました。やはり動作が若干遅いのですが、読書するのには申し分無いでしょう。 個人的に、Palm系は、データを入れるのに、いったんPCを介すのが好きではありません。Zauなら、Webから落としてそのまま扱えるのですが、多くのPalmは未だにDOC形式変換な文化が根付いています。XMDFもフォーマット変換をかましてPalmに転送するようです。
話がそれました。それたついでに、もうちょっと。「本の雑誌」によると、早川がZaurus陣営に組みしたのは、ZauユーザーがSF嗜好率が高いからだそうです(どんな統計?(笑))。が、まあZaurusユーザーのメイン世代は、おそらく20後半〜40代のしかも男性であり、SF世代だろう、というのは十分ありえますね。事実、自分もSFを語らせていただくと……終わらないのでこの辺で(笑)。それはともかく、SFには個人的にキラーコンテンツが多いです。海外版権モノだと日本語の電子化ってめんどくさそうだけどぜひがんばって欲しいところ。
「ビューワでは金は取れないでしょう」ということはシャープも言っていて、今後も無償配布は確実のようです。シャープの社内では、Zaurus文庫はどちらかというと日陰者イメージがあったのだけれど、現在はかなり追い風みたいですね。今を逃さずブレイクして欲しい。いやマジで。
Linux OSになって、ビューワ側で吸収するので、データはそのまま利用できるとのことでした。
オーサリングツールですが、すでに日立から約8万円という価格で出ていると聞いたことがあります。オーサリングツールを日立、ビューワをシャープ、コンテンツ展開をDocomoという体制なのですかね。しかしながら、8万円は個人には高いでしょう。こういった電子出版は兼ねてから言われていますが、同人的な下地にも適している仕組みです。個人的な、非商用コンテンツ向けに関しては、もっと安く出して欲しいと思うのが人情。というわけで、非商用のオーサリングツールに関しては格安で提供を検討中とのこと。これは楽しみ。
XMDFに拡張されたフォーマットですが、それに対応した「スターウォーズ」、デビルK崎氏(ザウルス文庫担当さん)が謝罪会見。緑がうんぬん。なんのこと?と思っていましたが、後日、OpenTalkのシャープ側の打ち上げ模様を見たところ、どうやら、XMDFといういろいろな機能に対応したコンテンツだというのに、文字色が緑になる機能しか搭載していない(?)手抜きコンテンツだったらしい(笑)。
ただ、速報でも書きましたけど、出版物の電子化というのはある意味いい加減。最終稿の赤字が電子データ側に反映されていないことなんかも結構あるとか、そもそも電子化に反対する出版関係者や著作権者がいるのもまた事実。例えば、本ってのは紙の匂いと肌触りが良いのだ!なんてフェチも結構いる世界なわけで。かくいう自分も気に入ったモノに関しては、やはり本という形態で手元に置いておきたい派なのであったりする。フェチだからね(笑)。
まあ、そんなわけで、電子化というのはいずれはそうなっていくのだろうけど、なかなか一気にブレイクスルーを創出することが出来ないのだそうだ。コンスタントに長い目で見守っていきたいですな。
■外部スピーカのある風景
従来のZaurusでは、HW的に持っていなかった部分、例えば本体スピーカとか、そういった部分で考えると、超小型で薄型の何でもできるデバイスという夢に、MI系よりは現実に近いかもしれません。
やはり鍵は、開発者をどれだけ取り込めるかにかかってくるようです。どんなふうにも化けることが可能なHWを提供されているに近しいですから。
■コンセプトにおける推測
よく考えてみて下さい。現行縦Zauと同じ型のLinux版Zaurusを作ったとして、いきなり現行Zauよりすばらしいものができると思いますか?。現行機種と同じ形なら、機能的にデグレードは許されなくなるでしょう。すべての機能のアプリを搭載しなければならないし、動作速度も遅くなってはいけない。Linuxになっただけで喜ぶのはデベロッパだけであり、実際開発しない人は、OSがLinuxになってもデグレードの嵐になれば購入するわけはありません。
それなら、まずは、全然コンセプトの違う差別化できる領域のデバイスを出して、ワンクッション置いた上で全方位対応Linux Zauを出せば良いわけだ。その上位機が出荷する頃には、アプリケーションが揃っている、もしくは最低限縦ザウデフォルト分くらいはシャープで揃える開発時間が稼げます。
薄型小型、ビジネス向け、ビューワ携帯、この辺りに特化することで、デグレードではなく、提案なんだよ、と見せて購買層を発掘している、という考え方は穿った見方でしょうか?(^^;。
ただし、この方向性は、個人的にはニッチだとは思わなくて、こちらを歓迎する人も結構多いのではないか?と思っています。
■インプレッション
小さい、軽い、もった感触良い。綺麗!小物好きは一発で欲しくなります。性能以下何もかも度外視で(笑)。
ザウルスショットは、確かに手軽です。とっても良い!。でも、自分はPCとの連携ではなく、単独で使いたいのです。少なくとも、ケーブルで繋がらなくても良い環境を提供して欲しいと思いました。ノートPCと繋がったSVGAかXGAかの全画面キャプチャーで、128KBくらいだったかな?(嘘かも。100KB以上はあったはず)。この画像圧縮率は設定できるのかも。
方向キーは使いずらい!。真ん中の決定を押したつもりでも、いつもカーソルが上に移動するだけだったりする。おそらく慣れだとは思うが、いまいちちゃっちい感触であった。
ワード。……化けてました。
アプリ起動、待たされる場合があります。タスクに入っちゃっていれば、まあテキパキしています。
qtopia。綺麗です。カッコイイGUIです。気に入りました(^^;。
■VS CLIE/PocketPC
まあ、PDA市場そのものがスキマ(ケータイとPCの)であると言えますが、休み時間にうかがった話では、その部分を明確に提案するためのアプローチはいろいろ考えているようでした。いわく、気軽に持ち出せること。ビューワの機能をシンプルに実現したこと。
今までのPDAの進化は、小型PCへの挑戦でした。出来の悪いコピーみたいな。じゃあ、PDA進化の究極形態は、小型のPCなのか?。そうではないハズです。一度原点付近に立ち戻って、そこを見直してみよう、という気概があるようです。PCのように煩雑な操作で、やっと欲しいデータにたどりつく、欲しいデータを保存するのにえらく手間がかかる、データを整理するのに、コンピュータを使っているのか、コンピュータに使われているのかわからなくなる……そんなところから脱却した閲覧をサクサク可能にするPDAの提案です。
現状、PalmもPPCも、従来のZauと同じように、小型PCを目指してまっしぐらです(^^;。視点を変えて見ることは、冒険だとは思いますが、今後の展開にも絶対にプラスになる枝分かれだと思います。
そしてそれが、他のPDAとの差別化要因になって受け入れられるとおもしろいのですが……。
■全体感想
いやあ、思いつきでリアルタイム更新なんか始めてしまったので、えらく大変でした。聞き逃しも多々あると思います。特に、じゃんけん大会時は、押してた作業のピークで、まったく回りの雰囲気がわかってませんでした。気が付くと、たろサさんがE21用レア物カバーをゲットしていたところでした。タダだったそうです。うう〜、参戦したかった……。
シャープ側の体制は、商品企画から3人、ザウルス文庫から2人?、SSTから10名近く、エクストリームリミットから一人、という力の入れようでした。
会費は\1000ですが、これは、ゆきひろ氏が言うように、真剣に思っている人、ひやかしではなく、参加したい意志を明確にするための踏み絵みたいなもんで(笑)、実際には、\1000以上の価値ありまくりです。情報もそうですが、物理的にも、エクストリームリミット特製ケース。これがEXILIMぴったりでめちゃくちゃイカしてます。まあ、機動性が落ちるので、カバンに入れるときなどの外部ケースとして使うことになりますが……。
その他格安販売、じゃんけん大会による各種景品プレゼントと、アットホームでリラックスした雰囲気の中、あっという間の4時間でした。どう思い出しても一撃で過ぎ去っていったようにしか思えません(^^;。
オフと同じで、実際に開発や商品展開に関わっている方と接するのは楽しいです。直に考えを聞くことで、開発側のジレンマなんかも理解してしまったり、一ユーザーとしては、全面メリットとは言い難い部分もあるのですが(辛口できなくなるしね(笑))、真剣に意見を聞いていただけるのは嬉しいです。
正直、Zaurusは展開が難しい時期にかかっています。どれだけやっても、言われているほどPDA市場は広がらず、ライバル社はよりいっそう低コスト高機能で肩を並べてきます。そんな中でも、ユーザーと接点を持つ余裕は持ち続けて欲しいと思いました。
今後は、関西地区でも企画されそうで、関東地区ユーザーとして太鼓判押します。もし関西企画あったら、迷わず参加されることをオススメ〜!!。
参加されたみなさん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。そして、大変楽しい時間をありがとっ!!
【2002年7月17日】
(Written by Kei)