Updated February 4, 1999
日本語版最終更新日 1999年12月16日
ASX ファイルは、Web ページから、Windows Media Services または HTTP サーバー上の ASF ファイルへのリンクとして機能する単純なテキスト ファイルです。HTTP ブラウザから Windows メディア プレーヤーにデータの制御を移し、データのストリーミングを可能にします。
ユーザーが ASX ファイルへのリンクをクリックすると、ユーザーのブラウザは ASX ファイル全体をユーザーのキャッシュ ディレクトリにダウンロードします (心配する必要はありません。ファイルは 1K 程度の小さいものです)。その後、ユーザーのコンピュータはファイル関連付けテーブルを調べ、ASX ファイルには Windows メディア プレーヤーが関連付けられていることを発見します。起動された Windows メディア プレーヤーは、ASX の中で ASF ファイルの取得場所に関する指示を探し、ストリーム再生を開始します。
ユーザーにアクセスさせたい ASF ファイルがすでにある場合、ASX ファイルを作成するのは簡単です。この ASX ファイルを使うと、オンデマンドの ASF ファイル、Windows Media Encoder から生成されたライブのオーディオまたはビデオ ストリームを含んでいる ASF ファイル、または Windows Media Services Station (.NSC) ファイルにアクセスすることができます。
最初の ASX ファイルを作成するには、メモ帳などの適当なテキスト エディタを起動し、次のように入力します。
<ASX version="3">
<Entry>
<ref HREF="path"/>
</Entry>
</ASX>
パスは、実際の ASF ファイルのパスに置き換えます。これは、コンテンツのストリーミング元によって、次のいずれかです。
| ASF のソース | 構文 |
|---|---|
| Windows Media Services 上の ASF | mms://servername/path/asfname.asf |
| Windows Media station | http://servername/stations/kxyz.nsc |
| Windows Media Services 上の発行ポイント | mms://servername/publishingpoint/ |
| HTTP サーバー上の ASF | http://servername/path/asfname.asf |
| ネットワーク サーバー上の ASF | file://\\servername\path\asfname.asf |
| ローカル ハード ドライブ上の ASF | file://c:\path\asfname.asf |
これをメモ帳に入力したら、ファイルを filename.asx として保存します。Windows エクスプローラでダブルクリックを行って、ASX が動作することを確認します。ダブルクリックすると、Windows メディア プレーヤーが起動し、コンテンツ ストリーミングが開始されるはずです。動作テストを終えたら、HTML ページとともに標準の HTTP サーバーに保存し、通常の <a href> タグでリンクするか、Windows Media <OBJECT> tag タグを使って HTML ページに埋め込みます。
Windows Media Technologies が配信するコンテンツを再生する場合には、表示エリアまたはビデオ レンダリング エリアを右クリックし、ドロップダウン メニューを表示させます。[プロパティ] を選択すると、再生されているショーまたはクリップに関するファイル情報が表示されます。コンテンツ作成者は、ASF ファイルを作成する際にファイル プロパティを挿入することができますし、ASF のリンクに使用される ASX ファイルの中でプロパティを設定することもできます。さらに、個々の ASF ファイル (それぞれ独自のプロパティを持っています) を含んでいる再生リスト全体に対するプロパティを設定することもできます。
次に、File プロパティ (ASX のメイン セクション) と Clip プロパティ (個々の <ENTRY> タグの中) を挿入する ASX ファイルの例を示します。このケースでは、設定されるプロパティは Abstract、 Title、Author、Copyright、および MoreInfo です。ユーザーはプレーヤー上のバナーをクリックして、ブラウザでその URL を表示させることができます。また、Clip または File プロパティの MoreInfo リンクをクリックすると、詳しい情報が表示されます。
<ASX version = "3.0">
<ABSTRACT>This text will show up as a Tooltip and in the Properties
dialog box for the file</ABSTRACT>
<TITLE>Title for this file</TITLE>
<AUTHOR>The Name of the Author for this File</AUTHOR>
<COPYRIGHT>1998 by Your Company</COPYRIGHT>
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow" />
<Entry>
<Ref href = "mms://netshow.microsoft.com/sbnasfs/control.asf" />
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow" Banner =
"http://servername/path/banner1.gif" Style = "IMAGE">
<Abstract>This is the description for this clip.</Abstract>
</MoreInfo>
</Entry>
<Entry>
<Title>Markers Discussion</Title>
<Copyright>1998 Microsoft Corporation</Copyright>
<Logo href = "http://servername/path/banner2.gif" Style = "ICON" />
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow"></MoreInfo>
<Ref href = "mms://netshow.microsoft.com/sbnasfs/marker.asf" />
<Ref href = "http://netshow.microsoft.com/sbnasfs/marker.asf" />
</Entry>
</ASX>
Windows メディア プレーヤーと Windows Media Services の組み合わせにより、ストリームの再生と同時に、Windows メディア プレーヤーにグラフィックス要素を追加することができます。追加できるグラフィックスには、次の 4 つの基本タイプがあります。
| タイプ | 説明 |
|---|---|
| バナー | プレーヤー上の、Windows Media Services のコンテンツの下に、バナー画像 (82 ピクセル x 30 ピクセル) を表示することができます。この画像はクリック可能です。<MoreInfo> タグを使用します。 |
| アイコン | プレーヤー上のショーのタイトルの横、またはショーのステータスの横に小さな画像 (16 ピクセル x 16 ピクセル) を表示することができます。このグラフィックは、ショーまたはクリップのタイトルの横の表示パネルに表示されるアイコンを置き換えます (ASX のメイン エリアに追加したときにはショー タイトルの横のグラフィック、<ENTRY> タグの中に追加したときにはクリップ タイトルの横のグラフィックを置き換えます)。<LOGO> タグを使用します。 |
| 画像 | プレーヤー上の、Windows Media Services のコンテンツの下に、グラフィック (82 ピクセル x 30 ピクセル) を表示することができます。このグラフィックは、ASX のメイン セクションに追加した場合にはショーが終わるまで、<ENTRY> タグの中に追加した場合にはクリップが終わるまで表示されたままになります。グラフィックは、ビデオ エリアの上端の 6 ピクセル (境界のサイズ) 上に、水平方向にセンタリングされます。MoreInfo 要素でバナー グラフィックが定義されている場合には、"IMAGE" スタイルのグラフィックは表示されません。<LOGO> タグを使用します。 |
| ウォーターマーク | コンテンツのバッファリングが行われている間に、プレーヤー上にバナーまたはグラフィック (82 ピクセル x 30 ピクセル) を表示することができます。ウォーターマークはコンテンツの上には表示されず、再生の前後に ASF 上に表示されることに注意してください。"MARK" スタイルは、Logo 要素の親要素が ASX である場合にのみ有効です。"MARK" スタイルのグラフィックは、プレーヤーがサーバーに接続し、コンテンツを開いている間に、(6 ピクセルの境界を考慮に入れて) ビデオ エリアの右下隅に表示されます。<LOGO> タグを使用します。 |
アイコン、画像、およびマークのグラフィックスは、ASX ファイルの中の <LOGO> タグによって追加されます。次にそれぞれの例を示します。
<Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "ICON" /> <Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "IMAGE" /> <Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "MARK" />
ユーザーがバナー広告をクリックしたときに、ブラウザが特定の URL に移動するようにしたい場合には、<MoreInfo> タグを追加し、バナーの取得元の場所を指定します。
<ASX version = "3.0">
<!-- This is a comment. The MoreInfo tag below makes the Show title
in the Display panel clickable. If the MoreInfo tag is under an Entry
element, the title of the clip can be clicked on.
When a user places the mouse over the title, the URL defined in the href
attribute is displayed in the Status bar. When a user clicks the title,
the browser starts and navigates to the page defined in the URL. When
the Banner attribute is used, the user can click the graphic in the Video
area to open the URL.
End comment. -->
<MoreInfo href = "http://www.server.com/info" Banner
"http://www.server.com/logos/banner.jpg">
</MoreInfo>
<Entry>
<Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" />
</Entry>
</ASX>
また、Microsoft Site Server のパーソナライゼーションと Ad Server の機能を使って、ユーザーが受け取る広告をカスタマイズすることもできます。単に、グラフィックスを含んでいる Ad Server の URL を、広告の URL としてポイントするだけです。
Windows Media エンコーダからのライブ ストリーム上で、ストリームに特定のクリップを挿入するように ASX ファイルに対して指示するスクリプト イベントを送信することができます。たとえば、インターネット上で野球の試合のライブ放送を行っている場合、どちらかのチームがタイムアウトを取ったときに、Windows Media エンコーダの運用者はストリーム上で Time-Out というイベントを送信することができます。これを受け取ったクライアントは、ASX ファイルの指示に従って処理を行います。
<Event Name = "Time-Out" WhenDone = "RESUME" Refresh = "yes">
<EntryRef href = "mms://nsserver/content/advert.asf"
ClientSkip = "no" />
</Event>
クライアントが Time-Out という名前のイベントを受け取ると、ASX ファイルは、ストリームに advert.asf という名前の広告クリップを挿入し、再生が終わったら以前のストリームに再び参加するようクライアントに指示します。
これは、コンテンツへのリンクとして Active Server Pages (ASP) を使用できることを考えると、特に強力な機能です。ASP を使えば、ユーザーの地域またはプロファイルに合わせてパーソナライズされた ASF ファイルを自動的に配信することができます。
詳細については、「Ad Insertion」を参照してください。
再生リストは、Windows Media Technologies の最も強力な機能の 1 つです。再生リストを使うと、連続再生を行うようにコンテンツのスケジュールを設定したり、特定の時間が経過した後、または特定のタイミングで、ストリームに広告や特殊なユーザーを対象にしたクリップを挿入することができます。再生リストの優れた点の 1 つは、ASF を再生し、停止し、次の ASF を呼び出してバッファリングが終わるのを待つというような手順を踏まなくても、Microsoft Windows Media Services と Windows メディア プレーヤーが協力して、バッファリングの時間や中断を最小限に抑えながら、クリップを次々と再生できるということです。
最も単純な再生リストは、ASX ファイルに複数の Entry タグを追加することによって作成されます。個々の Entry タグの中には、コンテンツの取得元である代替位置またはプロトコルを指定する複数の Ref タグを置くことができます (プロトコルまたはサーバー ロールオーバー)。次に例を示します。
<ASX version = "3.0"> <Title>Title</Title> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title2.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title3.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title4.asf" /></Entry> </ASX>
実行に失敗したときに、別のサーバー、プロトコル、またはパスに自動的にロールオーバーするようにセットアップするには、単に <REF HREF> 文を追加します。
<ASX version="3">
<Entry>
<ref HREF="mms://netshow.microsoft.com/sbnasfs/keister.asf"/>
<ref HREF="mms://server/path/asfname.asf"/>
<ref HREF="http://server2/path/asfname.asf"/>
</Entry>
</ASX>
このケースでは、netshow.microsoft.com サーバー上の keister.asf を試し、これが失敗した場合には mms プロトコルを使って同じサーバー上の asfname.asf を試し、これが失敗した場合には http プロトコルを使って server2 上の asfname.asf にロールオーバーします。Microsoft Windows Media Services は UDP または HTTP を通してストリーミングを行うことができ、ロールオーバー サーバーが ASX に指定されていなくても、プレーヤーは ASX の中の別のサーバーを試す前に、クライアント上で有効となっているプロトコルを自動的に試すということに注意してください。
次に、さまざまな機能を組み合わせた ASX の例を示します。
<ASX version = "3.0" BannerBar = "FIXED">
<ABSTRACT>This text will show up as a ToolTip for the file</ABSTRACT>
<TITLE>Title for this file</TITLE>
<AUTHOR>The Name of the Author for this File</AUTHOR>
<COPYRIGHT>1998 by Your Company</COPYRIGHT>
<Logo href = "http://servername/path/icon.jpg" style = "ICON" />
<Logo href = "http://servername/path/image.jpg" style = "IMAGE" />
<Logo href = "http://servername/path/mark.jpg" style = "MARK" />
<RefBase HREF="http://servername/path/" />
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow" />
<Entry ClientSkip = "no">
<Ref href = "mms://servername/path/asf1.asf" />
<Ref href = "mms://servername2/path/asf1.asf" />
<Ref href = "http://servername/path/asf1.asf" />
<Duration value = "00:00:30" />
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow" Banner =
"http://servername/path/banner1.gif" Style = "IMAGE">
<Abstract>This is a mock Windows Media endorsement.</Abstract>
</MoreInfo>
</Entry>
<Entry>
<Title>Markers Discussion</Title>
<Copyright>1998 Microsoft Corporation</Copyright>
<Logo href = "http://servername/path/banner2.gif" Style = "ICON" />
<MoreInfo href = "http://www.microsoft.com/netshow"></MoreInfo>
<Ref href = "mms://netshow.microsoft.com/sbnasfs/marker.asf" />
<Ref href = "http://netshow.microsoft.com/sbnasfs/marker.asf" />
</Entry>
</ASX>
ASX ファイルの主なタグと、その説明および構文を示します。
例:
<ASX version = "3.0">
<abstract>
This text will show up as a ToolTip
</abstract>
<Title>Hover over this title for a ToolTip.</title>
</ASX>
説明: 関連付けられた ASX または Entry 要素の説明テキストを含んでいます。このテキストは、プレーヤー上で、表示パネルとプロパティ ダイアログ ボックスの両方で表示されます。ASX 要素で Abstract 要素が使用されていると、マウスがショーのタイトルの上に置かれたときに、このテキストがツールヒントとして表示されます。ここに表示されるタイトルは、ASX 要素の Title 要素です。また、Abstract 要素のテキストはプロパティ ダイアログ ボックスの [表示] タブの [説明] にも表示されます。.asx ファイルの中の Entry 要素の中で Abstract 要素を使用すると、このテキストは、表示パネルの中のクリップのタイトルの上にマウスを置いたときにツールヒントとして表示され、また、プロパティ ダイアログ ボックスの [クリップ] タブの [説明] の下にも表示されます。
例:
<asx version = "3.0" previewmode = "yes"> <EntryRef href = "http://server/content/program1.asf" /> </asx>
説明: ASX 要素は、ファイルを.asx ファイルとして定義します。.asx ファイルの最初の 4 文字は <asx でなくてはなりません。ASX 要素のスコープの中に定義されている (すなわち ASX が親要素となっている) Title や Author などの他の要素は、Windows メディア プレーヤーが表示するショー情報に関連付けられます。
例:
<author> Author Name </author>
説明: Author 要素は、.asx ファイルの作成者の名前を表すテキスト文字列です。Author 要素は ASX 要素と Entry 要素の中で使用することができます。Author 要素に含まれるテキストは、プレーヤーの表示パネルとプロパティ ダイアログ ボックスに表示されます。Author 要素が ASX 要素の中で使用されていると、テキストはプロパティ ダイアログ ボックスの [表示] タブに表示されます。また、Author 要素は Entry 要素の中で使用することもでき、この場合、テキストは表示エリアの Clip Author の下と、プロパティ ダイアログ ボックスの [クリップ] タブに表示されます。
例:
<Base HREF="http://www.servername.com/" />
説明: Base 要素は、URL の前に追加される Uniform Resource Locator (URL) 文字列を定義します。クライアントには、これを追加した URL が送られます (これを URL フリッピングと呼びます)。Base 要素は、相対リンクのホーム ディレクトリに似ています。Base 要素は、スクリプト コマンドを使ってクライアントに送られた URL にのみ影響を与えます。URL フリッピングのスクリプティング メカニズムを使うと、スクリプト コマンドを受け取ったときに、プレーヤーを新しい URL に切り換えさせることができます。
例:
<Copyright>Copyright 1998, CompanyName®</Copyright>
説明: Copyright 要素は、ASX または Entry 要素の著作権情報を指定するテキスト文字列です。著作権情報は、プレーヤーの詳細エリアとプロパティ ダイアログ ボックスに表示されます。ASX 要素の中で使用した場合、著作権情報はプロパティ ダイアログ ボックスの [表示] タブにのみ表示されます。Copyright 要素を Entry 要素の中で使用した場合、テキストは表示エリアのクリップバーと、プロパティ ダイアログ ボックスの [クリップ] タブに表示されます。
例:
<Duration value = "00:00:30" /> <Duration value = "1:01.5" /> This is the same as 61.5 seconds.
説明: Duration 要素の Value 属性は、クライアントがストリームのレンダリングを行う時間の長さを定義します。Value 属性をコンテンツ ストリームの長さ以上の値に設定することも可能で、その場合、ストリームは通常どおりに終了します。
例:
<EndMarker number = "17" /> <EndMarker name = "MarkerH" />
説明: EndMarker 要素は、プレーヤーが、関連付けられた Entry または Ref 要素の中に定義されているストリームのレンダリングを停止する名前付きまたは数値のマーカー インデックスを定義します。関連付けられた要素とは、要素の親要素のことです。
例:
<ASX Version = "3.0"> <Title>The Something Catchy Station on Our Site</Title> <MoreInfo href = "http://www.server.com" />
<Entry> <Title>Catchy Tunes</title> <Abstract>Tunes you cant get out of your head</abstract> <Copyright>Copyright© 1997 Company Name®</copyright> <Ref href = "http://server/catchy.nsc" /> <Ref href = "http://backup/catchy.nsc" /> </Entry> </ASX>
説明: Entry 要素は、.asx ファイルの基本要素です。Entry 要素とその関連付けられた属性は、1 つの論理的なコンテンツのまとまりに対するプレーヤー メタ情報を定義します。この 1 つの論理的なコンテンツのまとまりはクリップと呼ばれます。Entry 要素の中に定義された要素は、プレーヤーによって、表示パネルの中のクリップ情報エリアと、プロパティ ダイアログ ボックスの [クリップ] タブに表示されます。
例:
<ASX Version = "3.0">
<Title>Title Goes Here</Title>
<MoreInfo href = "http://www.server.com" />
<Entry>
<Title>Title of This Clip</title>
<Abstract>More Info About This Clip Goes Here</abstract>
<Copyright>Copyright 1998 Company Name</copyright>
<EntryRef href = "http://servername/path/asxname.asx"
ClientBind = "no" />
</Entry>
</ASX>
説明: EntryRef 要素は、Entry のコンテンツが外部の .asx ファイルの中に定義されているときに使用されます。EntryRef 要素を使うのは、参照されている .asx ファイルのテキスト内容を、現在の .asx ファイルの現在位置にインクルードするのと似ています。
例:
<!-- This is a comment section. The section below defines two dynamic advertisements with dynamic "meta" data, one regional and one local. When the playing of the ads is complete the featured content resumes. End comment section --> <Event Name = "Regional-Ad" WhenDone = "RESUME" Refresh = "yes"> <EntryRef href = "regional.asp" ClientSkip = "no" /> </Event> <Event Name = "Local-Ad" WhenDone = "RESUME" Refresh = "yes"> <EntryRef href = "local.asp" ClientSkip = "no" /> </Event>
説明: イベントとは、クライアントに送られるストリームに埋め込まれた、2 つの文字列から構成されるスクリプト コマンドです。最初の文字列は event という単語 (大文字小文字は区別されます) で、第 2 の文字列はイベント名です。第 2 の文字列のイベント名は、.asx ファイルに定義されているイベント名とマッチしていなくてはなりません。どちらのイベント名も大文字小文字が区別されます。イベントは、リアルタイム ストリームを受け取っているクライアントに送ることもできますし、オンデマンドのユニキャスト ストリームとして配信される .asf ファイルに保存することもできます。スクリプト コマンドが受信されると、クライアントはイベントを処理します。Event 要素は、指定されたイベントを含んでいるスクリプト コマンドがプレーヤーによって受信されたときに再生される Entry および (または) EntryRef 要素のスコープを定義します。これにより、作成者は、他のコンテンツや .asx ファイルへの参照を使ったオーサリング済みのストリームとは違って、ほぼリアルタイムでストリームの切り換え動作を指定することができます。上の例は、.asx ファイルの中で Event 要素を使うことで、ユーザーを表示されているビューから切り離すことなく、クライアントに広告を配信する方法を示しています。また、作成者は、Event 要素で定義されたストリームを再生した後のクライアントのアクションを定義することもできます。
例:
<Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "ICON" /> <Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "IMAGE" /> <Logo href = "http://server/logos/image1.gif" Style = "MARK" />
説明: Logo 要素は、ASX または Entry 要素 (ショーまたはクリップ) に関連付けられているグラフィック ファイルの URL を指定します。これらのグラフィック ファイルは、Logo 要素属性で定義された場合と同じように、プレーヤーの中に表示されます。ASX 要素の中に定義されている Logo 要素は (ASX 要素が親要素となります)、再生リストが終わるまで表示されたままとなります。"ICON" を除くすべてのグラフィック スタイルは、プレーヤーの表示エリアに表示されます。"ICON" スタイルの画像は、Logo 要素の親が何であるかによって、クリップのタイトルの横か、表示パネルに表示されます。ASX に "ICON" スタイルの Logo 要素が含まれていなければ、タイトルの横に表示されるグラフィックスは、ファイル名の種類に関連付けられたアイコンとなります。ロゴの形式は Microsoft® Internet Explorer Channel ガイドラインに従い、次のようになっています (すべてピクセル単位のサイズ): ICON - 高さ 16 x 幅 16; IMAGE - 高さ 32 x 幅 80; MARK - 高さ 32 x 幅 80。Windows メディア プレーヤーは、GIF、BMP、および JPG グラフィック形式をサポートしています。
例:
<!-- This is a comment. The MoreInfo tag below makes the Show title in the Display panel clickable. If the MoreInfo tag is under an Entry element, the title of the clip can be clicked on. When a user places the mouse over the title, the URL defined in the href attribute is displayed in the Status bar. When a user clicks the title, the browser starts and navigates to the page defined in the URL. When the Banner attribute is used, the user can click the graphic in the Video area to open the URL. End comment. --> <MoreInfo href = "http://www.server.com/info" Banner "http://www.server.com/logos/banner.jpg"> </MoreInfo> <Entry> <Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" /> </Entry> </ASX>
説明: MoreInfo 要素を使うと、コンテンツ作成者は、ユーザーが表示しているコンテンツに関する詳しい情報を含んでいる Web サイト (またはその他の任意の Web サイト) への URL を提供することができます。バナーがある場合、マウス カーソルがバナー グラフィックの上に置かれると、href 属性に定義されている URL がツールヒントとして表示されます。MoreInfo 要素のスコープ内に Abstract 要素があれば、Abstract のテキストがツールヒントとして表示されます。ユーザーがバナー画像をクリックすると、ブラウザが起動し、URL に接続します。Logo 要素に Banner 属性がなければ、ユーザーは [ファイル] メニューから URL にアクセスすることになります。[ファイル] メニューには、開かれている .asx ファイルに MoreInfo 要素が含まれている場合にのみ、[詳細情報] サブメニューが表示されます。[詳細情報] サブメニューには、[表示]、[クリップ]、および [バナー] の 3 つの項目があります。MoreInfo 要素の親要素が ASX ならば、[表示] 項目が使用可能となります。ユーザーがサブメニューの [表示] をクリックすると、ブラウザが起動し、href 属性で参照されているページが開かれます。親要素が Entry ならば、[クリップ] 項目が使用可能となります。MoreInfo 要素が Banner 属性を含んでいると、[詳細情報] サブメニューの [バナー] 項目が使用可能となります。[バナー] をクリックするのは、ビデオエリアのバナー グラフィックをクリックするのと同じ効果を持ちます。
例:
<ASX version = "3.0"> <Title>Most requested titles of the day</Title> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title2.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title3.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/content/title4.asf" /></Entry> <ASX>
説明: 再生リストは、.asx ファイルの複数の Entry 要素から構成されます。クライアントは、.asx ファイルの個々の Entry 要素を、ユーザーが手動で各クリップを開いたときと同じように、.asx ファイルで指定されている順番に再生します。
例:
<Entry> <Ref href = "mms://nsserver/content/selection.asf"> <PreviewDuration value = "0:30.0" /> </Ref> </Entry>
説明: PreviewDuration 要素は、関連付けられた Entry または Ref 要素の中で定義されているクリップがプレビュー モードで再生される時間の長さを定義します。関連付けられた要素とは、要素の親要素のことです。
例:
<!-- This is a comment. There are multiple Ref elements below. Only one clip (or station if using .nsc files) will be connected to and played. If the URL in the first Ref element fails, the second Ref URL is tried. If it also fails, the third Ref URL is tried. If all three fail, the next Entry or EntryRef element in the ASX, if any, is processed. End comment. --> <Entry> <Ref href = "mms://nsserver/pubpt/selection1.asf" /> <Ref href = "mms://nsserver2/pubpt/selection1.asf" /> <Ref href = "mms://nsbackup/pubpt/selection1.asf" /> </Entry>
説明: Ref 要素は、コンテンツ ストリームの Uniform Resource Locator (URL) を指定します。URL は、オンデマンド コンテンツの Advanced Streaming Format (ASF、.asf) ファイル、またはプレーヤーに Windows Media ステーションに関する情報を提供する .nsc ファイルをポイントすることができます。Windows Media ステーションはリアルタイム ストリームです。Ref 要素は、Entry 要素の子要素としてしか指定できません。
例:
<RefBase href = "http://www.server.com/ads/" />
説明: RefBase 要素の href 属性に定義されている Uniform Resource Locator (URL) は、EntryRef と Event の両要素の href 属性値の前に追加されます。RefBase 要素の目的は、ASX の作成者が、パス全体を指定するのではなく、コンテンツへの相対リンクを使用できるようにすることです。他要素の中のプロトコルを含んでいる Href 属性 (mms:// や http:// など) は、RefBase 要素の影響を受けません。
例:
<Repeat Count = "2"> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/clips/clip2.asf" /></Entry> <Entry><Ref href = "mms://nsserver/clips/clip3.asf" /></Entry> </Repeat>
説明: Repeat 要素は、クライアントが 1 つの Entry 要素、または複数の Entry 要素のセットの再生を繰り返す回数を定義するために使用されます。
例:
<StartMarker Number = "5" /> <StartMarker Name = "MarkerC" />
説明: StartMarker 要素は、Windows メディア プレーヤーが、関連付けられた Entry または Ref 要素で参照されているストリームの再生を開始する名前付きまたは数値のインデックス マーカーを識別します。参照されているコンテンツが開かれたとき、そのコンテンツはクリップの先頭からではなく、定義されたマーカーから再生を開始します。マーカーは格納済みのコンテンツにのみ存在します。
例:
<Entry> <!-- This is a comment. The StartTime element below causes the client to begin playing the clip one minute and 30 seconds after the beginning. End comment. --> <StartTime Value = "1:30.0" /> <Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" /> </Entry>
説明: StartTime 要素は、コンテンツの中の、クライアントがストリームの再生を開始する時間インデックスを定義します。StartTime 要素は、格納済みの、インデックスが付けられたオンデマンド コンテンツでのみ使用することができます。
例:
<ASX version = "3.0"> <Title>Title of the Show</title> <Author>Person who wrote this ASX</author> <Entry> <Title>Title of the Clip</Title> <Ref href = "mms://nsserver/content/title1.asf" /> </Entry> </ASX>
説明: Title 要素は、Windows メディア プレーヤーが、Title 要素の親要素の種類によってショーまたはクリップのタイトルとして表示するテキスト文字列を定義します。親要素が ASX ならば、テキストは表示パネルのショー タイトルとして、またプロパティ ダイアログ ボックスの [表示] タブに表示されます。親要素が Entry ならば、テキストは表示パネルのクリップ タイトルとして、またプロパティ ダイアログ ボックスの [クリップ] タブに表示されます。関連付けられた (親) 要素で MoreInfo 要素が使用されている場合には、ブラウザを起動し、MoreInfo 要素に定義されている URL にナビゲートするためにユーザーがクリックするタイトル テキストとしても使用されます。
ASX ファイルには、前に述べた手作業で作成するものと、マシンによって生成されるものの 2 つのタイプがあります。マシンによって生成されるファイルは暗号化されており、マルチキャストをサポートするアナウンスメントを発行することができます。これらは Windows Media ツール で生成します。
©
2000 Microsoft Corporation. All rights reserved.
Terms of Use.