Bill Birney
Microsoft Corporation
December 1999
日本語版最終更新日 2000年1月20日
Microsoft® Windows Media™ ツール をインストールすれば、さまざまなコンテンツ作成ツールが使用できるようになります。このツアーでは、ツールの紹介と、エンコーディングの基本について説明しています。さらに、各ツールを比較して、それぞれが動作する仕組みや機能、各ツールの使い方についても説明します。「Windows Media ツール」記事では、すべてのツールを表にまとめた、クイック リファレンスを提供しています。このツアーや「Windows Media ツール」記事をご覧になれば、特定のタスクにとって最適なツールや、そのツールの使い方がわかるはずです。
このツアーは、最初から最後まで順を追って読み進むことも、あるいはリンクをクリックして必要なセクションだけを拾って読むこともできます。このツアーは、次のセクションから構成されています。
Windows Media ツール の紹介
エンコーディングの基本
エンコーディング ツール
編集およびユーティリティ ツール
関連情報
Windows Media ツール には、エンコーディング ツールや Windows Media™ ファイルの基本的な編集を行うためのツール、およびユーティリティ ツールが含まれています。Windows Media ツール は、Microsoft Web サイト の Microsoft® Windows Media™ Technologies ページからダウンロードすることができます。ツールは、Wmtools.exe という 1 つのファイルに収められています。このファイルをハード ディスクにダウンロードして開いてください。Windows Media™ On-Demand Producer は、このファイルとは別に、同じページからダウンロードできます。Windows Media ツール は、以下のものから構成されています。
このセクションでは、Windows Media Technologies を使ったエンコーディングの基本的な概念を説明します。ここで扱っているエンコーディング ツールを使用する際に役に立つ情報です。この要約をご覧になってさらに詳しい情報が必要な場合には、リンクをクリックして入手してください。
Windows Media ツール では、プログラムを使って Windows Media コンテンツを作成します。プログラムはデジタル化されたオーディオとビデオを受け取り、データを Windows Media フォーマットにエンコーディングまたは再構築します。作成したデータは、ファイルとして保存することも、ライブでストリーム配信することもできます。Windows Media ファイルは、Windows Media サーバーまたは Web サーバー上でホストされ、ネットワークを経由して Microsoft® Windows Media™ Player にストリーム配信されます。ライブ ストリームはエンコーディングと同時進行で、ホストされ再生されます。Windows Media ファイルについての関連情報は、「ASF の ABC」をご覧ください。
各ツールは、それぞれ異なった機能を持っています。Windows Media エンコーダは、ファイルやライブ ソース (キャプチャ カードやサウンド カード) からファイルまたはライブ ストリームをエンコーディングします。Windows Media On-Demand Producer などのその他のプログラムは、ファイルからファイルへのエンコーディングしか行いません。ほとんどのツールでは、エンコーディングする前にコンテンツにある程度の変更を加えることができます。たとえば、Windows Media エンコーダ を使って、ライブ ストリームにスクリプト コマンドを付加することができます。Windows Media On-Demand Producer では、オーディオとビデオのレベル調整、ファイルの最初や最後の部分の削除、オーディオやビデオのフェードインやフェードアウトなどができます。しかし、大部分のエンコーディング ツールの主要な仕事はエンコーディングです。エンコーディング ツールに設定を入力し、必要に応じてソース コンテンツに何らかの調整を行い、エンコーディングします。
大部分のツールでは、完全なエンコーディング プロセスとして、変換、圧縮、およびインデックス付けを含んでいます。エンコーディング プロセスは、以下の手順から構成されています。
ほとんどのツールでは、これらのタスクを結合しているため、エンコーディングは単一プロセスのように見えます。最も時間のかかる手順は圧縮です。圧縮プロセスに比べれば、変換とエンコーディングにかかる時間はごくわずかです。ライブ ソースは、実際の時間で圧縮されます。つまり、5 分間のライブ ストリームの圧縮には、5 分かかります。ソース ファイルを Windows Media ファイルに圧縮するために必要な時間は、エンコーディングを行うコンピュータの CPU 速度、使用可能な RAM の容量、および CPU が MMX (Multimedia Extensions) を搭載しているかどうかによって異なります。MMX は Intel Pentium プロセッサ上のマルチメディア プログラムのパフォーマンスを向上させます。MMX を搭載していない 166 メガヘルツ (MHz) 動作の低速 CPU のコンピュータでは、30 秒間のビデオ ファイルを圧縮するのに 2 分かかります。最新の高速コンピュータ (MMX に対応した 400 MHz 動作の Intel Pentium II と 64 メガバイトの RAM を搭載したマシン) では、同じファイルを数秒間で圧縮できます。また、マルチビット レートのファイルを作成する場合にも、圧縮に必要な時間が増えます。詳細については、「Encoder Info」をご覧ください。
ビデオの入った基本的なファイルまたはライブ ストリームは、実際には 2 つのストリームを含んでいます。ビデオ ストリームとオーディオ ストリームです。Windows Media Technologies version 4.0 では、マルチビット レート エンコーディングと呼ばれる新機能が導入され、6 つのビデオ ストリームと 1 つのオーディオ ストリームを 1 つのストリームにエンコーディングすることができるようになりました。各ビデオ ストリームには、異なる複数のビット レートでエンコーディングされた同じ内容のビデオ コンテンツが含まれています。
マルチビット レート エンコーディングは、インテリジェント ストリーミングのために使われます。これも新しい機能です。Windows Media Player は、Windows Media サーバーからのストリームをレンダリングするときに、現在のネットワーク状況に関する情報をサーバーに送ります。Windows Media サーバーは、その情報を使って配布に最も適したマルチビット レートを選びます。詳細については、「Intelligent Streaming」をご覧ください。
Windows Media ストリームには、オーディオとビデオの他にも、プロパティ、マーカー、スクリプト コマンドを含めることができます。ほとんどのツールには、これらの要素を付加するための仕組みが備わっています。次に、各要素について説明します。
マーカーとスクリプト コマンドの使用についての関連情報は、Windows Media ツールでインストールされる Windows Media ツールマニュアルをご覧ください。
Windows Media ストリームは、ビデオを含んでいても、あるいはオーディオのみのストリームであってもかまいません。エンコーディング ツールで使用可能なオーディオおよびビデオのコーデックと設定を使って、ストリームを圧縮することができます。すべての設定を自分で入力することも、あらかじめ定義されたテンプレートのリストから選ぶこともできます。詳細については、「Codecs 101 for Windows Media Services」をご覧ください。
Windows Media Audio (.wma) ファイルは、Windows Media ファイル固有のものです。これはオーディオのみのファイルで、Microsoft® Windows Media™ Audio のコーデックによって圧縮できます。また、Windows Media Audio ファイルは、Microsoft® Windows Media™ Rights Manager を使ってパッケージ化することができます。これにより、パッケージ化された .wma ファイルの所有者は、そのファイルを再生する権利を持つユーザーを管理することが可能になります。詳細については、「Windows Media Rights Manager」をご覧ください。
エンコーディング ツールには、Windows Media エンコーダ、Windows Media オーサー、Microsoft PowerPoint 97 用の Windows Media ASF 変換ウィザード、Microsoft PowerPoint 97 用の Windows Media プレゼンタ、Adobe Premiere 用の Windows Media プラグイン、VidToASF、WavToASF があります。このセクションでは、各エンコーディング ツールの機能と使用法の概要を紹介します。詳しい手順については、各ツールの Help ドキュメント、または Windows Media ツール のインストールに含まれる Windows Media ツールマニュアルをご覧ください。
Windows Media エンコーダ は基本的なコンテンツ作成ツールです。ファイルまたはキャプチャ カードをソースとして、ファイルやライブ ストリームをエンコーディングするために使用します。また、ライブ ソースからのエンコーディング中に、スクリプト コマンドを入力することもできます。Windows Media エンコーダ は、最も用途の広いエンコーディング ツールで、このツールひとつで、ほとんどすべての種類のエンコーディング タスクを高速かつ簡単に行うことができます。
Windows Media エンコーダ を使うには、まずストリームのエンコーディングに関する詳細な設定を入力します。その後、[開始] をクリックしてエンコーディング プロセスを開始します。生成されたストリームは、ファイルとして保存されるか、ネットワーク経由でライブ ストリームとして配信されます。場合によっては両方の操作が同時に行われることもあります。メディアがエンコーディングされている間に、エンコーディングの進捗状況やエンコーディングの内容に関する詳細の一部を見ることができます。このセクションでは、Windows Media エンコーダを使用するための手順を説明します。
図 1. Windows Media エンコーダ スタート ウィンドウ
設定は .asd ファイルとして保存できます。このファイルは、他のツールやエンコーディング プログラムで開くことができ、Microsoft® Windows Media™ Services マルチキャスト ステーションの設定に使用することができます。.asd ファイルは、Windows Media エンコーダ でのみ作成可能です。
Windows Media オーサー では、オーディオ トラックと同期して静止イメージをストリーム配信することができます。つまり、スライド ショーが作成できるのです。また、スクリプト コマンドやマーカーをストリームに加えることも可能です。スクリプト コマンドは Web 上の他の要素を、スライド ショーと同期して制御するために使うことができます。たとえば、テキスト ボックスにテキストを加えることなどができるのです。ファイルの作成が終了したら、埋め込みの Windows Media Player コントロールでスライド ショーを上映するテンプレート Web ページを、Windows Media オーサー で作成できます。
図 2. Windows Media オーサー タイムラインとコンテンツのウィンドウ
Windows Media オーサーを使うには、グラフィカルなタイムラインにイメージを配置し、タイミングを調整します。タイミングは、オーディオ トラックに同期してイメージが表示される時間を決定します。タイムラインの他の行に、スクリプト コマンドやマーカーを加えて、プロジェクトを保存し、Windows Media ファイルを作成することができます。必要に応じて、ファイルを再生するためのテンプレート Web ページを作成することもできます。エンド ユーザーが Web ページやスタンドアロンの Windows Media Player でスライド ショーを見ているときに、オーディオ トラックと同期して、イメージが変わり、スクリプト コマンドが送信されます。また、マーカーを使えば、プレゼンテーションの別の部分に移動して再生することができます。このセクションでは、Windows Media オーサーを使用する手順を説明します。
コンテンツ ウィンドウから最初のオーディオ トラックをドラッグして、それをタイムライン上にドロップします。オーディオ トラックは緑色のバーで示され、そのバーの長さがトラックの長さに対応しています。トラックの冒頭部分を最左端 (タイムラインの開始点) に置けば、エンコーディングされたファイルが再生されるとすぐに、オーディオが演奏を開始します。
タイムラインにスクリプト コマンドやマーカーを配置することも可能です。要素を配置した後に、バーを新しい位置にドラッグすることで、タイミングを調整できます。
このツールもスライド ショーを作成するものです。Windows Media ASF 変換ウィザードは、Microsoft PowerPoint 97 のアドインです。これは、PowerPoint のプレゼンテーションをエンコーディングして Windows Media ファイルにします。それから、プレゼンテーションを電子メール経由で送信したり、CD-ROM に追加したり、あるいはネットワークやインターネット経由でストリーム配信したりできます。
Windows Media ASF 変換ウィザードを使うには、既存の PowerPoint プロジェクトで始めるか、または新しいプロジェクトを作成し、プレゼンテーションを再生しながらナレーションを加えます。ASF 変換ウィザードを使って、プレゼンテーションをエンコーディングすることができます。Windows Media ASF 変換ウィザードを使用する手順を、以下に説明します。
Microsoft PowerPoint 97 用の Windows Media プレゼンタ は、PowerPoint 97 のプレゼンテーションを Windows Media ストリームと同期化する際に役立ちます。このツールは、ネットワーク上でライブの PowerPoint プレゼンテーションを作成し、配布し、再生するための統合システムの一部です。このプレゼンタ システムは、3 つの役割から成り立っています。
PowerPoint 2000 の Presentation Broadcasting 機能では、PowerPoint ブロードキャストの設定に対して多くの新機能が提供されています。詳細については、「PowerPoint 2000 のプレゼンテーション ブロードキャスト」をご覧ください。
Windows Media プレゼンタ は、ストリーミング メディアを使ってネットワーク上に配布するために、PowerPoint プレゼンテーションで使用されるツールの 1 つです。Windows Media プレゼンタ を理解するには、それが使用される背景を理解しなければなりません。完全な PowerPoint プレゼンテーションは、2 つのフェーズで作成されます。制作準備フェーズと制作フェーズです。制作準備フェーズでは、PowerPoint プロジェクトが構築されます。つまり、スライドと Web ページが作成され、Windows Media プレゼンタ、Windows Media エンコーダ、Windows Media サーバーが設定されます。制作フェーズでは、必要ならば前もってスライドがダウンロードされ、それからライブのオーディオとビデオが、スライドを切り替えるスクリプト コマンドを付けてストリーム配信されます。全部の手順については、PowerPoint と Windows Media ツール に付属の Help ドキュメントをご覧ください。Windows Media プレゼンタ を使用する手順を、以下に説明します。
図 3. Windows Media プレゼンタ サンプル Web ページ
ページには、プレゼンテーションを行っている人を見るための埋め込み Windows Media Player、スライドを表示するためのエリア、およびショーを説明するテキストが含まれています。また、このページには、エンド ユーザーがフィードバックを送れるように、電子メールのアドレスを入れることもできます。
Adobe Premiere 用の Windows Media プラグインは、概念としては PowerPoint の ASF 変換ウィザード と類似しており、ビデオ編集の後、迅速に Windows Media ファイルをエンコーディングする手段を提供します。カスタム構成作成用のウィザードに加えて、エンコーディング テンプレートのフルセットも使用できます。
Adobe Premiere 用の Windows Media プラグインを使うには、まずビデオを編集し、保存してからツールを開かなければなりません。エンコーディング テンプレートを選び、テキスト プロパティを付加し、保存先のパスを入力し、エンコーディングを開始します。ファイルをエンコーディングした後、ファイルを再生したり、Windows Media ASF インデクサ を開いてファイルを編集したり、あるいは Premiere に戻ることができます。Adobe Premiere 用の Windows Media プラグイン を使用する手順を以下に説明します。
図 4. Adobe Premiere 用の Windows Media プラグイン コンフィギュレーション ウィンドウ
Plug-in のコンフィギュレーション ウィンドウでは、あらかじめ設定されたエンコーディング テンプレートの 1 つを選択するか、またはカスタム コンフィギュレーションを作成します。タイトル、オーサー、著作権、説明、評定の情報を入力します。次に、完成した Windows Media ファイルの保存先パスを入力し、エンコーディング プロセスを開始します。
ここまでに述べたエンコーディング ツールは、すべて完全なエンコーディング プロセスによってエンコーディングを行います。これらのツールは、入力メディアを変換し、データを圧縮し、それを Windows Media ストリームにエンコーディングし、ファイルにインデックスを付けます。VidToAsf と WavToAsf は、単なるコマンドライン ツールで、ファイルのエンコーディングとインデックス付けのみを行います。.avi や .wav ソース ファイルを圧縮する必要がある場合には、エンコーディングの前に別のオーディオ プログラムやビデオ プログラムを使わなければなりません。たとえば、Microsoft® Windows® に付属の Microsoft® サウンドレコーダーなどのオーディオ プログラムを使って .wav ファイルにした後に、WavToAsf でエンコーディングすることができるのです。VidToAsf と WavToAsf は、完全なエンコーディング ツールでは利用できないコーデックを使いたい場合に便利です。たとえば、Microsoft Video 1 コーデックを使って、高いビット レートのビデオを作成することができます。また、これらのツールは、インデックス付けとエンコーディングだけを行うため、処理が非常に高速です。
VidToAsf と WavToAsf を使うには、まず、サウンドレコーダーや Sonic Foundry の Sound Forge などのプログラムでオーディオやビデオのコンテンツを作成してから、圧縮ファイルとして保存します。コマンド プロンプトを開いて、VidToAsf または WavToAsf と入力し、オプションがあればそれも入力します。これらのコマンドライン ツールを使用する手順を、以下に説明します。
wavtoasf -in c:\audiofiles\lemon.wav
オプションを使えば、出力ファイルに別の名前を指定することができます。また、スクリプト ファイルを付加することもできます。スクリプト ファイルには、プロパティやマーカー、スクリプト コマンドを含めることができます。スクリプト ファイルの名前が lemon.txt の場合は、次のように入力します。
wavtoasf -in c:\audiofiles\lemon.wav -script c:\scripts\lemon.txt
スクリプト ファイルの作成についての関連情報は、Windows Media Tools Help ドキュメントをご覧ください。
このセクションでは、基本的な編集およびユーティリティ ツールの機能と使い方の概要を紹介します。詳しい手順については、Windows Media ツール のインストールに含まれる Windows Media Tools Help ドキュメントをご覧ください。
エンコーディング ツールは、メディアの変換、圧縮、エンコーディング、およびインデックス付けを行います。メディアをエンコーディングすると、オーディオ データとビデオ データは一連のデータ パケットとして再構築されます。各パケットには、オーディオ トラックの一部分、複数の異なるストリームからのビデオの混合、およびエラー訂正データが含まれます。データは、このようにパケット化された形式になっているため、簡単には編集できません。この理由から、Windows Media ファイルを完全に編集できるプログラムは存在しません。これが、元の編集可能なファイルを保存しておくことをお勧めする理由です。簡単な編集であれば、Windows Media ASF インデクサ を使って行うことができます。
Windows Media ASF インデクサ では、以下のことが行えます。
図 5. Windows Media ASF インデクサ
編集ツールを使うには、Windows Media ファイルを開いて、ファイル中のプロパティ、マーカー、スクリプト コマンドを、プロパティエリアとタイムラインに表示させます。そして、これらの設定に追加や編集を行います。ファイルの最初と最後を削除したい場合には、どのくらいの部分を削除するのかを入力します。タイムライン上の要素を編集するには、ドラッグして新しい位置に移動します。Windows Media ASF インデクサ を使用する手順を、以下に示します。
ASFChop を使うには、コマンド プロンプトを開きます。それから、ASFChop と必要なオプションを入力します。たとえば、ソース ファイルが Mountain.asf、ファイルのプロパティとマーカーを含んでいるスクリプト ファイルが Mountain.txt で、ファイルの最初の 23 秒を削除したい場合には、次のように入力します。
asfchop -in c:\media\mountain.asf -script c:\media\mountain.txt -start 23
すべてのオプションをリストするには、ASFChop と入力して、[Enter] を押します。
注 Windows Media ASF インデクサと ASFChop を使ってファイルの最初の部分を削除したときに、新しい開始点が選択した開始点よりも前にくる場合があります。これは、ツールが、実際に入力した点ではなく、最も近いキー フレームで新しいビデオを開始するためです。キー フレームは完全なイメージを含んでいるビデオ フレームです。キー フレーム間のフレームはデルタ フレームと呼ばれ、先行するフレームから変更があった部分のイメージしか含みません。開始点はキー フレーム上に置かれるので、ビデオは常に完全なイメージで再生を始めることができます。
ASFCheck は Windows Media ファイルの検査ユーティリティです。ファイルがエンコーディングされるときに、データ エラーが起きることがあります。ASFCheck は一部の一般的なエラーを検出して修正し、検出したエラーが修正できない場合には警告を出力します。このユーティリティはバッチ モードをサポートするので、コマンドラインのファイル名に *.asf と入力すれば、ディレクトリ中のすべてのファイルを検査することができます。
ASFCheck を使うには、コマンド プロンプトに検査したいファイル名または一群のファイルを含むディレクトリ名を入力します。エラーを修正してエラー情報を出力するように、 ASFCheck に指示するオプションをコマンドに加えます。エラー情報は、ファイルに出力することもできます。次のコマンドは、Lemon.asf を検査し、ASFCheck にエラー情報を出力するように指示し、エラー情報を Lemon.log に書き込みます。
asfcheck /v c:\audiofiles\lemon.asf 2> c:\errorfiles\lemon.log
ASFCheck が、ファイルは修復不可能だが、エラーは重大なものではないと報告した場合、そのファイルが問題なく再生されることがわかれば、それを使い続けてもかまいません。ファイルが再生できない場合には、ファイルのエンコーディングをやり直すしか方法はありません。それでも問題が解決しない場合には、最新のバージョンの Windows Media ツール がインストールされていることを確認してください。コンピュータから Windows Media ツール をアンインストールしてから、新しいバージョンのインストールまたは再インストールを行ってください。
Windows Media コンテンツの配信についての関連情報は、「Information for Windows Media Technologies Administrators」記事をご覧ください。
Windows Media ツール の無償ダウンロードについては、Microsoft Web サイト の Windows Media Technologies ページをご覧ください。