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出来る様なことは、ごくつまらない事に違ひない。 机にも脚が四本ある、犬にも足が四本ある。 何故、犬には歩けて、机には歩けないか? こんなことに答が出来たとて、おもしろくもなんともない。 けれど、私は何故に生れたらう? とさうきいて御覧なさい。 知つてゐる人は言はないし、知らない人は答はしない。 それゆゑにおもしろいのです。富士山が一万三千尺あらうとも、 ないやがら瀑布が世界第一であらうとも、 そんなことは少しもおもしろくない。 私達の知らぬことが世の中には、まだどんなに沢山あることだらう。 それからまだこの宇宙には世界の人達が今迄に知つた事よりも もつともつと沢山の知らない事があるに違ない、 けれどそれは土の世界のことである。 うら若い少女達の夢の国では、すべてが心から心へ話されるのである。 何故?ときかれて答へられる様なつまらない事は一つもないのである。 続く 竹久夢二 |
<HTML> <HEAD> <TITLE>初心者発進5</TITLE> </HEAD> <BODY BACKGROUND="http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5065/d/bg02.gif" BGCOLOR="#FFFFF0"> <BR> <CENTER> <!--物語のテーブル--> <TABLE WIDTH="600" CELLSPACING="0" CELLPADDING="0" BORDER="0"> <!--物語のタイトル--> <TR> <TD ALIGN="LEFT"> <FONT "SIZE="4" COLOR="#FF0000"> <B>秘密</B></FONT></TD> </TR> <!--物語の本文--> <TR> <TD ALIGN="LEFT"> <FONT SIZE="3"> <BR> 一体世の中に、何故? ときかれて、何となればと答の <BR> 出来る様なことは、ごくつまらない事に違ひない。 <BR> 机にも脚が四本ある、犬にも足が四本ある。 <BR> 何故、犬には歩けて、机には歩けないか? <BR> こんなことに答が出来たとて、おもしろくもなんともない。 <BR> けれど、私は何故に生れたらう? とさうきいて御覧なさい。 <BR> 知つてゐる人は言はないし、知らない人は答はしない。 <BR> それゆゑにおもしろいのです。富士山が一万三千尺あらうとも、 <BR> ないやがら瀑布が世界第一であらうとも、 <BR> そんなことは少しもおもしろくない。 <BR> 私達の知らぬことが世の中には、まだどんなに沢山あることだらう。 <BR> それからまだこの宇宙には世界の人達が今迄に知つた事よりも <BR> もつともつと沢山の知らない事があるに違ない、 <BR> けれどそれは土の世界のことである。 <BR> うら若い少女達の夢の国では、すべてが心から心へ話されるのである。 <BR> 何故?ときかれて答へられる様なつまらない事は一つもないのである。 <BR> <FONT SIZE="3" COLOR="#FF0000"> 続く</FONT> <HR WIDTH="500" COLOR="#DDDDDD"> <FONT SIZE="3">竹久夢二</FONT></TD> </TR> </TABLE> </CENTER> </BODY> </HTML> |
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