まじでいたかったっす

最終更新:1998/01/05


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少年、白熊に登る

 いやあ,あれは痛かった.小学校のころいとこの運動会を見にいったとき,そこにあったでかい白熊の像(っていうんですか?コンクリートで作ってあるオブジェみたいなやつです)に登ってあそんでいたら,うっかり滑って後頭部から落下してしまったんです.想像してみてください.小さい子供が,全然背の届かない白熊に飛びついて滑って後ろ向きに落ちたんです.軽いとはいえ,全体重を後頭部に乗せて...

 落っこちたあと,きっと「びえーー!!」って大声で泣いたんでしょう.知らないお兄さんが駆けつけてくれて,私をおぶって親のいるところまでつれていってくれました.

 そのとき打った後頭部を手でさわったんですが,なぜか,ヌルっとするんです.なんだろう?すごい汗だなって,手を見たら...真っ赤!!

 結局3針縫いました.しかも,麻酔なしで.

剃刀指切断事件

 タイトルの通りです.中学校のときです.剃刀で遊んでたんです.よくあることです.何かの拍子に,スパっとやってしまいました.左手中指の第2関節の外側,指の伸びる方向と垂直に.

 切った直後,いってぇーと思いながらしたたる血をティッシュで拭っていたのをはっきりと覚えています.痛いから,手を握っていました.その握った手の内側にたっぷりと血がたまって,さらにそこからどんどんあふれるほど血がでました.

 馬鹿ですね.関節の外側を切ったんだから,手を握っちゃいけなかったんです.傷口がパックリとひらいて,血液の流出を手伝ってしまいました.
 そのとき,なにを考えたか,人間というものは不思議です.パックリ開いた傷口をみて,「これはきっと手の破片がどこかに落ちているはずだ」と思って必死で探してしまいました.見つけたら接着剤かなにかでくっつけるつもりだったんでしょう.結局,曲げていた指を伸ばしてみたら,傷口がすっかり閉じるのを見てやっと気がつきました.

 いやあ,指がつながっていてよかったよかった.

曲がった事は嫌い

 大学のときです.私はバイクにのって3台で走っていました.道を知っている私が先頭でした.そのころはバイクを買って半年の走るのが楽しくてしょうがないという時期であり,なおかつ一番危険な時期でした.

 理由は分かりません.下り坂が長く続いてスピードがでていたことは言い訳にはならないでしょう.ちょうどそのコーナーに砂利が多く落ちていて,ブレーキをかけるのも,バイクを倒すのも恐かったというのも言い訳にはなりません.単にいっしょに走っていた女の子を気にしてカッコつけていたんだと思います.いやいや,若いってすばらしいですね.

 気持ち良く空を飛びました.道は曲がっていたのに私とバイクだけまっすぐ逝ってしまったんです.その道の向こう側は2メートルくらいの崖で,したには田んぼが広がっていました.しかし,不幸にもちょうど私が落下したところに,コンクリートの溝があったんです.みごとに腰をうちつけました.1分くらい息ができませんでした.

 死を感じたのは後にも先にもこの時だけです.いろいろなことを考えてしまいますね.「走馬燈のように..」というのはほんとです.このまま気が遠くなって,そのまま2度と起きあがれないのかなぁ.って考えていました. この日は生まれてはじめて救急車に乗った貴重な一日でしたが,その後,2週間くらい寝たきり老人になってしまいました.

 バイクの事故なんてするもんじゃないです.はい.


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Kazuyuki Ichikawa
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