WEBサーバ立ち上げ記

1998年1月2日記
<何故 WEB Serverか?>
私の保有しているHPのアカウントの幾つかではUser作成のCGI(”Perl”ですが、)を
使わせてくれます。
これで、結構色々なことができますが、やはり限界があります。
例えば・・・Perlはスクリプト言語ですから これで、チャットなんかを動かすと
非常に重くなります。
私がチャットを設置しているところはSunのワークステーション(Highper Sparc)ですが、
(プロバイダーが使用する機器としては、最高峰)
幾部屋も設置してトータルの参加者が40名を越えるとぜんぜん動かなくなります。
しかし、Perlでも中間codeに変換して実行するとかなり軽くなりますし、
まだ、やってませんが "Perl to C"で C言語にトランスレートして実行ファイルを
作るとかなりのレスポンスの改善が図れるようです。
基本的に"Perl"ではあまり重たい処理を並列で流すのは難しいと思いました。
しかし、プロバイダーさんはセキュリティが第一ですから、保守ができない(中味の見えない)
実行ファイルを動かすことは基本的にokしません。

いままで、internetで遊んできて、色々とやってみたいことがあります。
その中にはどうしても、自分でサーバーを持たないと実現できないコンテンツもあります。

また、自分の仕事の内容が単なるプログラマや、システムエンジニアから
通信技術やネットワーク技術へとシフトしてきています。

1年前に自部門のダイヤルアップサーバーを設置する為に、ISDNルータの設置や、
httpd(アパッチ)の立ち上げを行いましたが、正直言って今ひとつよく判ってません・・
こんな状況を打破する為にも「身銭を切って自分でサーバ作るのが一番かな」
と思い立ちました。

<常時接続可能な回線とサーバーの設置場所を確保する>
internetへ常時接続可能な専用線の一般的なものとしては、
1.NTTのOCNエコノミー 128kbps 月額38000円 初期費用800円
2.iijエコノミー   64kbps   月額66000円 初期費用120000円
3.その他(DIONスタンダード、Teleway Sirius-α2、ODNエコノミー)等が
  ありますが基本的にはNTTと同じシステムで値段も同じぐらいです。

私の住んでる地域ではOCNエコノミー以外の大手プロバイダーは
サービスを提供してません。(えらい田舎なもんで・・)

OCNエコノミーは128Kbpsの帯域に8〜16のユーザーをまとめてバックボーン(東京)まで
持っていきます。
常時接続は可能ですが、1ユーザー当たりの回線の太さは8kbps〜16kbpsで、
自宅で使用しているモデムの半分以下のスピードしかでません。
MailやFTPで使用するなら、問題無いでしょうが・・
様々なコンテンツを立ち上げて・・・たくさんの方にサーバーにloginしてもらうには、
あまりにも線が細い・・って思っていたところに、
仕事でお付き合いのある、ご近所のプロバイダーさんから

「128kbpsの専用線をNTTの回線使用料も含めて月額30000円で出すよって」話が
ありまして・・これは、
私のサーバ→プロバイダーさんのサーバー-----128kbps専用線で接続し、
プロバイダーさんのサーバー→バックボーン---1.5Mbpsで結ぶもので、
正味の128Kbpsを実現できます。

値段も安い!東京で同じサービスを実現するためには月額10万は下らないでしょう。
(internet magazine 2月号調べ(笑)田舎にすんでることで・・こういう恩恵を
受けられるとは思わなかった。)

それでも、月額30000円は安給料のサラリーマンにはちと堪えます。
そこで、誰か一緒にやってくれる人は居ないかな〜と同僚で一緒に開発の仕事をしている
Sさんに声を掛けたら「じつは彼もまえから」同じことを・・っていうか・・
同じジレンマを感じていたそうで、二つ返事でokしてくれました。
更に、仕事は違うのですが・・internet好きで課金と電話代に悩んでいる。
Iさんに、「Iさん宅にサーバー(専用線)を設置すれば24時間internet使いたい放題で
電話代もかからないよ!、今流行りの”プッシュテクノロジー”も専用線で初めて
生きるから、世界が変わるよ(笑)」などと言って(口車に乗せて)参加してもらうと共に、
サーバーの設置場所を提供して頂くこととなりました。

これで一人月額1万円です。
私は今まで契約していた・・プロバイダー1社を解約しますので、まぁそんな負担増と
ならずに・・・設置できそうです。

<サーバー(マシン)を作る>
前述のSさんといろいろ検討しました・・
候補1.Sun Sparc + Sun OS 4.1.3
候補2.Sun Sparc + Solaris2.5
候補3.PC/AT + Linux(Slackware3.2)
候補4.PC/AT + Sun Solaris2.6 for X86
候補5.PC/AT + windows NT4.0 server

Sun Sparcはリースアップで帳簿上は廃棄されたマシンを私がバックアップ用にと
保管していたものです。

候補1・・
基本的にW/S好きなんでhttpdを設置したことのある、「Sunでやろうかなっ」と思って
検討しましたが・・Sun OSが標準で提供していないが、サーバーを動かす為に必要で、
これからビルドしなければならないツール(コマンド)がかなり存在するので面倒なこと。
Sun OS 4xで動く JAVAコンパイラーが無いなどで・・没

候補2、候補4.
回りにSolarisでServerやってるひとがあまりいない・・文献もない・・
x86のSolarisは安くなったとはいえ、”Cコンパイラー”付属の物で78000円もする。
次に立ち上げるときでいいや・・って事で没(笑)
4月に立ち上げる自部門のWEBサーバーはSolarisでやるつもりですけど(笑)

候補5.
一通り会社にバックオフィース関係のパッケージが有って”電算グループ”が
windowsNTで色々進めているので、一番導入しやすい環境なんですけど。
「まぁー面白くない」・・それだけの理由で・・・・没
SさんはwindowsNTでやりたかったみたいです・・ごめん(^^;

候補3.
って言うか・・サーバーなににしようか〜などと検討してる隙に
私が友人から2万円でFMVを購入して、雑誌のおまけに付いていた、
Linux(Slackware3.2)をinstallしてサーバーの基本的なところ作っちゃたのね(笑)
で・・「とりあえずこれでいいや」ってことになってしまいました。

Linux(Slackware3.2)にはサーバーを動かすためのプログラムは全て入っていると
言えます。
httpd , ftpd , named , smtpd , sendmail , NAT , IP禄筋按@などなど。
これで、フリーソフトなんだからホント驚かされます。
それに軽いですよ・・・ホント
自己紹介のところでも書きましたが、これをinstallしたFMV(P5-100MHz)が
Sun Sparc2と演算スピードの比較で遜色ないですから。

これで、FMVのディスクをIDEからSCSIに交換すればそこそこ、これで行けそうです(^^)
とりあえず、こいつで動かして、不具合でるようだったら・・
P6-300MHzにでも載せ換えます。

設定としては、httpd , ftpdは完成し、sendmail , namedは自分達の上位サーバーと
接続できるようにならないと最終設定ができないので・・
まあ・・回線待ちといったところでしょうか。

<その他機材諸々>
サーバー用のマシンの他に以下の機材が必要です。
1.router:上流のプロバイダーと専用線を使って接続するためのものです。
      NTTのMN128SOHOやYAMAHA RT80iがメジャーです。
      MN128SOHOはHUBを内蔵してるのでお得なんですけど、会社でYAMAHA RT100iを
      使っている関係で設定が楽なRT80iを選びました。(Two Topで\49800でした。)
2.UPS   :サーバって言うぐらいだから停電ぐらいで止められないのでタップタイプの
      簡単なUPS(無停電化電源装置)を設置します。
3.HUB   :routerとサーバやその他のマシンをネットワークで接続するためのものです。
4.NIC   :ネットワークカードです。プラネット(ノベル)NE2000互換の
            ノーブランドの安い奴(\2980)を使ってます。
      もともと、128kbpsで入ってくる信号ですから。あまり、NICにスピードを
      要求しません。(間違いなく動く・・これが一番です)
これらは、この冬休みを利用して秋葉原に買い出しに行って買ってきました。

<独自ドメインの取得>
ドメインの取得はJNIC(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)の
サイトで情報が得られます。
興味のある方はドメイン取得の申請書これをdown loadして下さい。

ドメイン名には xxx.co.jp xxx.ad.jp xxx.or.jp xxx.ne.jp などがありますが、
今回私たちは、1997.10.1〜適用が開始された、
「法人格を有しない団体」gr.jpで申請しました。
前述の様にできたばかりのカテゴリーなので、大体のドメイン名が
リジェクトされないようです(ダブりが発生しない)
ちなみに・・ドメインを申請する為には自分達に専用線サービスを行う、
プロバイダーの向こう1年間有効の証明が必要となります。
従って、サーバーを立ち上げる(プロバイダー内にディスクスペースを持つでも可)
事なしにドメイン名だけを取得することは、原則できないようです。

さて、私たちはどんな ドメイン名を申請したでしょうか?
色々考えたんですけど・・最後は適当に決めました・・・
へたしたら、結構長く使うURLですからもう少し真剣に決めれば・・と
少し後悔しています。(笑)
サーバーが動き出したら此処にURLを載せるでしょう・・・


現在の予定では専用線の工事が1月後半です・・
2月の始めには動き始めるでしょう・・・
また、時間があったら・・続きを書きます・・・
もし、”Linuxの設定等でもっと詳しく知りたい”って言うリクエストがあれば
「あれば・・ですけど」メールか掲示板に書き込みして下さい。
そうしたら、もっと詳しく書くかもしれません(笑)。


1998年1月15日記 えっと・・専用線の引き渡し日が1月28日と決まりました。 HTTPDは即日、立ち上がるでしょう・・ 当日は3人でサーバー囲んで朝まで宴会の予定ですが・・・・ 私は1月31日に国家試験・・・・また来年受験すればいっか!((自爆))
1998年1月25日記 予定が早まり、1月24日専用線引き渡し工事が完了しました。 専用線ってどんなもんか知ってますか?。 なんか・・・ぶっとい(10base-5位の)線がNTTからやって来るのかと、 思っていたら、普通の2芯の電話線なのね(笑)。 これで、128Kbpsでるんだから不思議だよね(^^)。 しかも、工事って言ったて、4芯ある、電話線の内の2芯を、 専用線に割り当てるだけでした。 (NTT側の設定変更とモジュラージャックの取り付けだけで、15分で完了) NTTの方に伺ったら、今の一般の電話線は皆、4芯になってるそうです。 ですから、専用線を検討されている方は、工事はあまり深刻に考えなくても 良いようです。(自分でモジュラージャックを外してみればすぐ判る) これから(今AM8:00)Iさん宅に行って機器の設置立ち上げを、行います。 さて、うまく動くでしょうか?・・・・・(謎)
1998年6月7日記 自分達のサーバーを立ち上げたのは良いのですが・・・ 今まで・・三竦みの状態が続いていました。 って言うのは、サーバーは一台で私とSさんの二人がルートのパスワード持ってるからです(笑) やっぱり・・・この状況はだめです。(;;) だって・・・いくら紳士協定結んでも、限界あります・・って事で、 この度めでたく、各自の専用サーバー立ち上げました。 こんどは"Turbo Linux"です。
拙い文書を、いままで読んでくださりありがとうございました。 To be continue !!


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