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EPSON DIRECTえんでばーの倉庫

 今やIBM PC/AT互換機(俗に言う"どすぶい"機)のショップブランドや、自作はごく当然となりつつある。パーツをすべて自分の好みで作り上げていく、こんな当たり前を1994年から続けているのが、エプソンダイレクト(株)エンデバーである。初期には、えぷそん本体のPC/AT機シリーズとは全く独立していたが、現在はノートなどを中心に互換が進んでいる様である(デスクトップ機ではパーツを互換させている)。
 エンデバーの特徴は、なんと言ってもB.T.O(ビルト・トゥ・オーダー)CPU・HDD・RAMなどを選択して自分で注文し、それを受けてから工場での組立がスタートする点である。これはアメリカの、ゲートウェイ2000(牛さん)などの通販グループから来たものである。

チバレイのネコ  通販のみだった体制だったが、1995年の年末に秋葉原にショールームを兼ねたエンデバープラザin秋葉原がオープンしている。この時に行われたキャンペーンが「キャットフェア95」なのである。電脳アイドルこと、千葉麗子がデザインした猫がモチーフで、秋葉原駅前でハガキ大の抽選券(スクラッチカード)でマウスカバー、クリップ入れ、クリアファイルさらには、千葉麗子プロデュースの「キャットゲーム」入りのFDもプレゼントされていた。
 この猫は、飼い猫の「ラッキー」(キャットゲーム中に鳴き声が登場)をモチーフにしているそうである。ただし、1つだけ重大な点を見落としてはならない。それは、チバレイは「林檎ユーザー」なのである。それをバリバリのPC/AT機関連の最たるものエンデバーの宣伝をするというのは、人選を間違えたと言うよりもチバレイの精神がはなはだ疑問である。唯一の救いは「私の愛しい林檎」とかなんとか戯れ言を言わないで、去っていったことだけである。ちなみに現在はこのキャラは全く使用されていない。やはり!と言ったところである。

その当時「☆キラッ」と光っていたのがこの左の一体型シリーズ、マルチキューブであった。今でこそ、すっかりすたれた初心者向け一体型シリーズであるが、飯山電気からも17インチCRTが本体を取り込んだというフレーズのものが登場していた。これは15インチだったがチルトスタンドも付いており、背面パネルがオープンしやすくメンテナンスにも配慮しておりいたく感心したものだ。CD-ROMドライブは、当時のEPSON PCシリーズと同じくミツミのFX-400(4倍速)で「おおっ やっぱり部品も共通なのか〜っ」とえぷそんらしいこのマシンをはじめて秋葉原で見たとには感動したものである。 マルチキューブ

 それ以来何度か秋葉原のエンデバープラザは、イベントを重ねていた。しかし、場所がともかくわかりにくい(ヤマギワリビナ館の向かい側のビルの4F)のが欠点すぎる。駅から遠くて、ビルの4F。安売りのパーツ店でも入るべき様な場所なのである。さらに、今や自作が体制を占めつつある昨今では、パーツそのものの違いたとえばIDEのハードディスクでもWESTERN DIGITALとサムソンとでは大違いということがよく理解されている。価格もよほど最新CPUに大枚をはたかない限り自作の方が安い。えぷそんの安心感もイマイチ表現し切れていないように思う。パソコンはじめてに選ぶには少々コクなマシン達だし、乗り換えユーザーは自作に走る、こんな状況下では細く長く生き延びるしかないのだろうか。


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