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MULTIMEDIA CPU UPGRADE KITは、中華民国(TAIWAN R.O.C) Favorcon Electronic社の製品です。
ソケット5,7のマシンの倍率設定と、電圧調整をするためのゲタが「MULTIMEDIA
CPU UPGRADE KIT(MCUK)」です。現行は、P55C-K6-S1タイプになります。
日本での総輸入元は、秋葉原のパーツ&ジャンクショップの超級電脳さんです。通販は、卸先のフジオンや、システムセブンでやっているようです。
超級電脳での価格は、税別で\6,800でした。若松通商の2階だと\7,000ぐらいしていました。だいたい7,000円前後といえます。
はい、現在見てみると3つの種類があるようです。
ただし、いずれも下の設定表を見ると実はいずれもK6-266動作に必要な「2.2Vで5.5倍設定」は、行える。また、5月下旬頃からP55C-K6-S1が<Rev.A>から<Rev.B>となった。これは、電圧設定が2.2Vが公式サポートに変更になった点である。しかし、<Rev.A>でも2.2Vは設定が可能である。
−見分け方−
1.箱の側面の型番を確認する → P55C-K6-Sとしか書いていない場合は、P55C-K6-Sです。Sの隣に手書きもしくはスタンプで「1」が書いてある場合は、P55C-K6-S1。
2.RevAとBの判別方法 → 箱底面の設定表が「Change Setting」とシールが張ってあり、中に2.2Vの表示がある紙が入っている場合は、<Rev.B>。また、本体底面のシールは<Rev.B>では付いていないようです。
設定が箱書きと、本体のラベルと異なっているので戸惑うのがMCUKのいいところ(^^;。この表を印刷しておくとわかりやすいですよ。P55C-K6-S1<Rev.A>の箱書きの2.1Vは間違いで、実際は2.5Vになります(ゲタのシールの方があってます)。
| P55C-K6-S1クロック倍率設定 | |||
|---|---|---|---|
| 倍率 | JP1 | JP2 | JP3 |
| ×2.0 | ? | ? | ? |
| ×2.5 | × | 1-2 | 1-2 |
| ×3.0 | × | × | 1-2 |
| ×3.5 | × | × | × |
| ×4.0 | 1-2 | 1-2 | × |
| ×4.5 | 1-2 | 1-2 | 1-2 |
| ×5.0 | 1-2 | × | 1-2 |
| ×5.5 | 1-2 | × | × |
■:P55C-K6-Sでは隠し設定
| P55C-K6-S1<Rev.A>電圧設定 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 電圧 | 実測値 | JP4 | JP5 | ||||
| 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | ||
| 2.1V | 2.09V | 1-2 | × | 1-2 | × | ||
| 2.13V | 1-2 | × | × | 2-3 | |||
| 2.2V | 2.19V | × | 2-3 | 1-2 | × | ||
| 2.24V | × | 2-3 | × | 2-3 | |||
| 2.5V | 2.50V | 1-2 | × | × | × | × | |
| 2.8V | 2.81V | × | 2-3 | × | × | × | |
| 2.9V | 2.93V | × | × | × | 1-2 | × | |
| 3.2V | 3.20V | × | × | × | × | 2-3 | |
| 5.0V | 5.04V | × | × | × | × | × | × |
実測値は、Rev.Aのものです。■:Rev.Bではここは2.2V設定です
−おまけ−
元々付属するジャンパピンは3つしかありません。「4.5倍設定で2.2V」を設定するとなると5つ必要になります。ジャンパは、2.0mmピッチの物が対応しますのでパーツ屋さんで買っておきましょう(5個で100円ぐらいです)。
まず、パソコン本体の電源は切り、コンセントも抜いておきましょう。また静電気があるとCPUなどが「死亡」しますので、本体シャーシ等に触って放電するか、事前に手を洗っておくと(ただし濡れた手では作業しないように)良いでしょう。
IDE-HDDか、CD-ROMの4ピン電源コネクタを取り外して、MCUK付属の枝分かれケーブルを間に差し込みます、CPUクーラーも同じ方法で電源を取ることになります。枝分かれした電源ケーブルをMCUKのコネクタに接続します。ちなみにマザーボード側からの電源供給はカットされて、MCUK自身が電源を送り込みます。つまり電源をささないとCPUが無いのと同じ事。うごかなーいと焦る前に確認しましょう。
CPUを差込ますが、MCUKとCPUとのスキマは0.5mm以下、ほとんどくっつくぐらいに押し込みます。特に最初の1回は固いのですが、ポロっと取れてしまうような入れ方では確実に不足しています。どんどん押し込みましょう(ですんでCPUを取るときには、CPU取るためのスプーンのような工具が必要になります)。
上の倍率設定と、電圧を調整し何回も確認したら実際にマザーボード上にのっけます。EPSON PCではコンデンサーのある方が奥になります、CPUの足が4隅で1本無いところをあわせて入れます。ポトっと落ちてゆかないときは、足がずれていますから無理に押し込まないように。きちんと載ったことを確認してレバーをおろします。さらにCPUクーラーと、先ほどのMCUK用の電源を付けたら準備完了です。
メモリカウントがでれば成功。もしおかしいようならばすぐに電源を切ります。この時は、ディスプレイの電源をコンセントから直に取ります、パソコン本体のサービス電源ではCRT表示までの時間がかかるので「より危険」です。
Windows95も無事に起動したら、Hdbenchのシステムで動作周波数をみて、設定倍率で動作しているのか確認するとよいでしょう。