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NECパーソナルコンピュータ PC-9800シリーズ
VALUE STARModemモデムEPSON PCに! 大作戦

その1) VALUE STARのモデムそのものについてです。
その2) ついにEPSON PC にセットアップします!!!

◆ボードの設定

NEC PC-9800シリーズでは、すでに以前から本体のプラグ&プレイ(PnP)に対応しているために、 ハードウェアウィザードですぐに増設したモデムボードを見つけてくれます。

しかし、 EPSON PCはPnP非対応であるために、手動で設定する必要があります。設定は、 右図の様なボード上のディップスイッチで変更します。図では工場出荷時の状態です。 ちなみにディップスイッチの設定は、どのVALUE STARのモデムでも同じです。
設定方法:工場出荷時の設定 EPSON PCでの設定)
  1. プラグ&プレイ機能:スイッチ1で設定
    ON 従来モードで使用する OFFプラグ&プレイモードで使用する

  2. I/Oアドレス:スイッチ2、3で設定 ( 特にEPSON PCでも 変更の必要はなし)
    スイッチ2 スイッチ3 I/Oアドレス IRQリードバックI/O
    ON ON 08B0〜08B7 08BF
    ON OFF 09B0〜09B7 09BF
    OFF ON 0AB0〜0AB7 0ABF
    OFF OFF 0BB0〜0BB7 0BBF

  3. 割込みチャンネル : スイッチ4,5で設定
    EPSON PCでは、 IRQ3(INT0)は内蔵音源が、IRQ5(INT1)がSCSIボード、IRQ12(INT5)が FM音源で使われているために、IRQ6(INT2) を使用します。
    スイッチ4 スイッチ5 IRQ(INT)
    ON ON IRQ3(INT0)
    ON OFF IRQ5(INT1)
    OFF ON IRQ6(INT2)
    OFF OFF IRQ12(INT5)

  4. スイッチ6:工場出荷時からOFFのままで変更の必要はありません。

◆ドライバーを入れる

ドライバー(INFファイル)のダウンロード(6KB)

さて、これで物理的はつきましたがドライバーをインストールしない限り使用できません。 プラグ&プレイ対応ならば、ハードウェアウィザードで、ドライバーを入れてやるだけで完 了します。しかし、モデムの接続がCOM2ポートを新しく作って、モデムとするために 非常に困難なインストールがEPSON PCでは必要なのです。

◇COM2の認識

まずは、ポートの認識ですが非PnPで使えるドライバーが28.8kbpsの時のPC-9801-120 非PnPだけが、VALUE STARのバックアップCDにあるのでこれを利用します。96/06発売のC2/D2 モデルのバックアップCDの「\WINDOWS\INF」フォルダ以下に含まれていますのでコピーします。

コピーを用意したら、コントロールパネル→ハードウェア→次へ →いいえを選んで次へ→スクロールさせて下のポート(COM/LPT)を選んで次へ→ディスクの使用 →配布ファイルのコピー元でコピーを入れたフォルダを指定してOK NECのPC-9801-120(非PnP)を選択して次へ→ PC-9801-120の選択
警告でリソースがおかしいと出るがかまわず次へ→Win95のCDを読みにいく→ここではEPSON 版のWin95でもかまわないのでCDを入れておく。そのCD-ROMドライブを参照で指定してOK→ →完了→シャットダウンをすすめるがいいえををクリックします
また、コントロールパネルからシステムを開いて、デバイスマネージャのポート(COM/LPT)を クリックして、PC-9801-120(非PnP)が入っているのを確認してください。プロパティのリソースで 先ほどの、モデムボードの設定(INTやI/Oアドレス)とあわせます。OKをクリックして再起動すればきちんと PC-9801-120(非PnP)COM2が認識されます。

◇モデムの認識

これでモデムを接続するCOM2ができましたので、後はモデムそのもののドライバーを インストールします。ここまでくると、モデムのウィザードでもPC-9801-120(非PnP)COM2上に 標準のモデムとして見つけてくれますが、ここではハードウェアウィザードを使用します。 モデムを選んだら、検出はしないでディスクの使用でドライバーのあるフォルダを指定します。 (今回のものは96/10発売のC3/D3の内蔵FAXモデムボードのドライバーでPC-9801-120とドライバ ーが異なります)次へをクリックして、ポートはPC-9801-120(非PnP)COM2を選択します。
モデムウィザード
後は、Win95のCDをドライバーとして読ませれば完了をクリックするだけです。通信速度などの設定を おこなってすべてが完了しました。

COM2のドライバ、モデムドライバともWin95付属の基本的なDLLですのでEPSON版、NEC版でも 違いはありません。つまりはINFでどう読ませるかが問題なのです。

◆終わりに

この方法は、COM2ポートを認識させるために別のモデムのドライバーを使い、その上に取付ける モデム用のドライバーをくっつけるという非常に無謀な方法でした。しかし、現在もまったく問 題もなく動作をしています。おそらく、Wake-Up On Ring機能対応の33.6kbpsでも56.6kbps のモデムボードも同様に動かすことができると思います。

おかげでふところもいたまずに、33.6kbpsモデムを使うことができました。ただ、最初はCOM1つまり RS-232Cしかないのにモデムドライバーを入れているのに「動かないぞー」(^^;などと言っていました。 実は、96/06発売のC2/D2モデルのまでがPC-9821V**の本体ロゴ表記だったのですが、それ以降の 96/10発売のC3/D3はVALUE STARのロゴ表記に変わり、節目の時だったのです。そんな最後のPC-98 のおかげで今回のモデムは、動作できました。そんな最後のPC-98 VALUE STARに感謝をしつつ おしまいです。


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