放射線とは何か



 放射線とは、「目には見えないが、強力なエネルギーをもった光のようなもの」と考えてよいだろう。

 普段、視覚からの情報は可視光線と呼ばれる光を目の網膜で受容することによって得ている。しかし実際には、可視光領域以外にも見えない光が存在し、可視光よりもエネルギーが小さいものには、皮膚で熱く感じる赤外線、ラジオなどで使われる電波があり、エネルギーの大きいものには日焼けの原因となる紫外線、レントゲン写真に使うX線、X線よりもさらにエネルギーの高いγ線がある。
 放射状に広がることから、全ての光を放射線と呼んでも問題ないと思われるが、通常は、エネルギーの大きなX線とγ線を指している。

 X線とγ線以外にも、放射線と呼ばれるものがある。例えば、α線とβ線。α線はα粒子のビームであり、α粒子は2個の陽子と2個の中性子が結合した粒子ある。また、β線は電子で構成される放射線のことである。


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