ノートPCを使っていると、底が熱くなってしまいます。 特にふとんの上に置くとひどいのですが、大丈夫ですか?
通常の利用ならまず大丈夫ですが、ふとんの上で使うのは控えましょう。
パソコンの心臓部分であるCPUなどの部品は、かなりの熱を発します。基本的にはCPUの速度が速ければ速いほど発熱も大きくなります。デスクトップ型のパソコンでは内部の空間が多いので放熱しやすいのですが、ノートパソコンは部品をぎりぎりまでつめ込んでいるので内部の空間が少なく、放熱も難しくなります。
最近のノートPCに使われているモバイルPentiumUなどのCPUは、処理速度を上げつつ放熱を抑える設計になっています。パソコンメーカーも、より小型のマシンに最新のCPUを搭載するため、発熱対策に取り組んでいます。たいていの機種では、ファンをつけて側面の排気口から熱を逃がしています。しかし、それだけではなく、CPUに熱伝導性の高い放熱板を付けて、熱を底面に逃しているケースが多いので、底が熱くなるようです。日本アイ・ビー・エムによれば、最近のノートPCは、万が一温度が上がりすぎても、自動的にCPUの速度を落としたり、電源を切るなどの保護機構を備えており、危険な状態になることはまずありません。それでも気になる場合は、放熱用のボードを購入するなどの手もあります。
なおノートパソコンは木製や金属製の机に熱を逃がすことを想定しているので、ふとんのような熱のこもる物の上で使うことを前提にしていません。通常の利用状態でないことは確かなので、ふとんの上では長時間使わないように気をつけましょう。
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