アプリのウインドウがどこかに行ってしまう

Windows 95で時々、アプリケーションのウインドウがどこかに行ってしまうことがあります。ウインドウを最大化すると現れるのですが、元のサイズに戻すとまた居なくなります。
タチが悪いことには、一度こうなってしまうとそのアプリケーションはずーっとそうなってしまいます(iniファイルに書き込まれている?)。
どうしたら元通りにできるか教えてください。


 Windowsのアプリケーションのウインドウには3つのサイズがあります。最大化、最小化、そして元のサイズです。
 今回の問題は「元のサイズ」のウインドウのことですね。すこし奇妙な呼び方ですが、ユーザーが自由に大きさを変えることから、このように呼ばれています。

 多くのWindowsユーザーにとって、ウインドウのサイズ変更は日常的な作業です。複数のアプリケーションを使う場合にはウインドウを適切なサイズに調節し、位置をずらして重ね合わせることが多いからです。
 ウインドウを使いやすいサイズに変更し、デスクトップのなかの好きな位置に置く。そして、アプリケーションを終了すると、次回起動時には、ウインドウがまた同じサイズで同じ位置に現れます。
 これはアプリケーションがウインドウのサイズと位置を毎回、記憶していることを意味しています。

 原因ははっきりしませんが、ときどき、このサイズの記憶が壊れてしまうことがあります。たとえば、デスクトップの画面解像度を1024×768ピクセルで使っているのに、ウインドウの位置情報が3000×2800ピクセルなどと書き換われば、ウインドウはデスクトップから「消えた」ように見えるでしょう。

 たいへん困った状況ですが、アプリケーションを終了し再起動してみる、あるいは、パソコンをいったん終了して再起動してみるといった対処で回復することがあります。

 それでダメなら次の手です。

 1.ウインドウが消えてしまったアプリケーションと、ほかのソフト(なんでもよい)を1つ以上起動する。
 2.タスクバーにあるウインドウが消えてしまったアプリのアイコンを右クリックして「最大化」を選ぶ。
 3.そのウインドウがデスクトップにあらわれたら、タスクバーの余白を右クリックして、「重ねて表示」を選ぶ。

 以上の操作で、現在起動しているアプリケーションの全ウインドウが「元の大きさ」の状態で整然と並びます。うまくいかない場合は、「上下に並べて表示」「左右に並べて表示」を試してみてください。
 さきほどまで見えなかったアプリのウインドウの位置とサイズを調整して、終了すると、次回からは正常な状態で起動できるようになります。

 それでもだめなら最後の手段。そのアプリケーションのインストールされたフォルダやWindowsフォルダを開き、設定ファイル(.iniという拡張子である場合が多い)を探してみてください。
 見つかったら、メモ帳やエディタで開き、ウインドウサイズを設定している箇所がないかどうかを探します。見つけたら、手動で値を修正し、上書き保存します。
 筆者の環境では、Eudora Proがよく姿を消すのですが、この方法で復活します。


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