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【概要】 いよいよ蔵原最後の日がやってきた。 最後の客を送り出した後、蔵原では最後の大掃除を始めようとしていた。 前日、武藤は薫に結婚指輪を差し出し互いに交換した。 そして、「もう何があっても放さない」と薫に誓う。 蔵原を閉める為に全員で作業に取りかかろうとした時、仲居の着物を着た怜子と 花村から悠里子、そして敦志がかけつけた。 皆、蔵原の最後を看取ろうとしたのである。 しかし、その時突如弘樹から桜井グループより客が一人来るので接待して欲しいと の頼みを受ける。仲居達は皆反対したが、薫は最後まで蔵原のお持てなしをしようと 引き受ける。 最後の挨拶をする薫……だが、その客とは由紀乃でカフェは出来なくなったと言う。 広美と絵梨香が呆然とする中、由紀乃は離婚の慰謝料として蔵原を買い取った事を 説明し、全員の度肝を抜いた。 今までは自分の事しか考えておらず、薫の人の為に頑張る姿を見て由紀乃も残りの人生を 薫と蔵原に託す決意をしたと言う。 薫と武藤は由紀乃の思いやりに感謝し、蔵原は再び営業することになった。 今日もまた配膳室で大乱闘が繰り広げられる……。《完》 【感想】 逆転のネタは非常にチープだった。 散々ネット上でも言われてきた「慰謝料」で済ましてしまうというオチだった。 武藤の変わり身も速すぎる。 結局、この温泉へ行こう3の話の中核は最初の2週間と武藤が帰ってきた週、 そして今週の計20話で事足りた。 後は単なるドンチャン騒ぎである。 思うに全ての話を有効に使えたのは1だけではなかろうか? 今回、薫は女将の座を追われることはなかった。 全編通して「女将・薫」だった。 仲居たちも皆薫を盛り立てた。 その事に不満はない。 だが、薫をさせる武藤の扱いはあまりにも酷すぎた。 キャラクターが変貌するというのは悠里子さんだけで十分だった。 今回の武藤に感情移入できる者はあまりいないと思う。 海堂も中盤は薫の良き理解者として描いておきながら、結局ピエロでしかないというのは あんまりじゃないかと思う。 この調子でやるなら続編は無い方が良い。 しかし、今作はお世辞にも良作とは言えないだけにきちんとした設定とストーリーで 4をやってもらいたいと願う。芳美さんなんて最終回にすら出番が無かった。 代行の伸江がいつまにか「仲居頭」と名乗ってるし……。 ただ、最終回の締めとしての今話は悪い出来ではないと思う。 昼ドラはいつも最終回がネックになる。面白い話も最終回の出来で評価を落としてしまう。 この温泉へ行こう3は、全体的な評価としては無駄が多すぎて2以下だと思うが、最終回の 最後の締めはある意味1や2以上だったとおもう。 蔵原に大きくのしかかっていた借金はこれで無くなった。 親会社も無い……真の意味で蔵原は独立したのだ。 女将・薫の腕の見せ所はこれからだと思う。 以上で3ヶ月に及んだ温泉へ行こう3についての概要・感想を締めさせていただきます。 |