はるちゃん6 【第8話】

【概要】

千草は土下座して女将にもう一度仲居として働かせて欲しいと懇願する。
そして、仲居達に自分が身ごもっている事、相手は湯之国屋から金を持ち逃げした
銀次だという事を告げた。
女将はしばらく様子を見ると言った。
銀次の子供という事で反対する支配人に女将は「親が子供のした事に責任を持つのは
当然だが、子供は親のした事の責任を取る必要はない」と反論する。
支配人は「子供は親を選べないという事ですか」と自身に当てはめて言い放ち、
その場を後にした。

千草の復帰を仲居達は歓迎するが、仲居頭の典子は快く思わなかった。
酒の席で散々暴言を吐く。
どうやら自分の所も家族関係で揉めてるらしい。
子供は旦那の連れ子という事をはるは同僚の葵から聞いた。
典子を置いて皆逃げたが、はるは心配になって様子を見に来る。
飲み屋の主人が自分に任せて欲しいと言うので、はるも納得して帰った。

翌日から典子のはるいびりが始まる。
板場が出したビールケースを片付けるよう命じたり、支配人も乗じて
郵便物を出させた後にポストのすぐ近くにある観光組合へ書類を送るよう頼んだり、
あまりの疲労で、はるは路上に倒れてしまった。



【感想】

やってきました、新人いびり。
ある意味旅館物の王道とも言えるこの展開。
ただ、いびるのはいいけど仕事の足を引っ張るのは少々いただけない。
湯之国屋の為にという大義名分が無いと単なる陰湿ないじめになってしまう。
その点、支配人にしろ典子にしろ、はるちゃんに反感を抱く原因がある程度
はっきりしてるのでそれほど陰湿に感じられない点が救いかな?

千草にとっても妊婦という事で邪険にされ、ほとんど仕事を回されないというのは
辛い事だろう。女将さんが言っていた試練とはこの事かもしれない。
はるちゃんの思いやりが返って重圧になったりしてしまうのかも……。

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