はるちゃん6 【第15話】

【概要】

事の事情をはるに話す渚。
優秀な姉がいて、それが自分へのプレッシャーになっていたと言う。
自分は出来が良くないからどんなに頑張っても姉みたいにはなれない。
だから何かに真剣に取り組む事をやめた。
そうすれば気が楽になるからと……
はるは渚に仲居の仕事を頑張ってやってみようよと叱咤激励する。
はじめは反発した渚もはるの心意気を感じて翌日から人が変わったかのように
仲居業に専念し始めた。
そして客から感謝されはじめて仲居という仕事の楽しさを覚えた。
そんな渚を横目で見てる母親は自分がいるから真面目にやってるだけだとつれないが、
女将は母親の前で頑張ろうとするなんて可愛いじゃないかと諭した。

そんな時、酔っぱらって渚に客がセクハラをする。
怒ったはるが思わず手を上げようとすると客に向かって手を上げる気かと男が
逆ギレした。
一瞬躊躇うはるだったが支配人が男の荷物を投げつけ、警察沙汰になったら困るのは
どっちだと怒鳴りつける。女将も別の旅館を手配するから出ていって欲しいと毅然と
男を追い出した。
渚の母親は渚につけこまれる隙があったからだと非難する。
だからあの子は自分の言うとおりの人生を歩けばいいのだと。
女将は子供は自分の思い通りならないものだと母親に言う。
無理矢理自分の思い通りにさせ、子供から夢を奪ったらもう自分で立ち上がってもらうまで
待つしかない……それは地獄のような苦しみだと。同じ過ちを犯した自分が言うのだから
間違いないと涙ながらに語った。
母親も最後には渚が仲居を続ける事を認めた。

母親のメッセージをはるが渚に伝える。
渚は母親の愛情に感激しはるの胸で泣き崩れた。



【感想】

渚編完結……と言った感じだった。
これで仲居個人の問題は典子・渚と片付けられた。
千草はこれからまだ一波乱も二波乱もあるだろうが、はるちゃんを認めている。
残り二人……葵・百合の話は今後あるはず。これが中盤まであれば良いと思う。
今回のお節介ぶりもはるちゃんらしかった。このシリーズは今のところ経営危機、
女将争いや支配人による反乱等も無く、客と仲居中心に物語が進行していて、
そういう日常性が良い味を出している。
中盤から後半にかけて支配人の今後の問題、女将さんの問題など出てくるだろうが
それまでは今の調子で続けて欲しいと思う。
明日は赤ん坊の母親が見つかるらしいので、長く引いた赤ん坊置き去り問題も解決されそう。

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