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最初ははるのせいだと言っていた渚だったが、美鈴を見て思い直し改めて板長に謝罪し もう一度料理を作って欲しいと頼む。 はるも頭を下げ、典子をはじめとした他の仲居達も板長に頭を下げる。 板長も美鈴に怪我が無くてなりよりだと言い材料の面で苦しいが作ってみると引き受ける。 足りない材料は支配人が周作に頼んで調達し、無事料理を客に出す事ができた。 その中で突然泣き出した渚の面倒を見ると言いだした母親にはるは美鈴を預けていた。 無事に事を終え、はるは仲居や板場を集めてお礼の会を開く。 百合が何故支配人を呼ばないのかと抗議するが、支配人は誘ったが来ないと言ったと はるは返す。 そこに現れた美鈴の母親がなぜみんな他人の子供にそこまで優しくしてくれるのかと 疑問をぶつける。 はるをはじめ、板長や仲居達は自分たちは別に特別な存在じゃない。そこら辺にいる 普通の人間だと言いい、女将がそれが世間の優しさというものではないか、 あなたの周りにもそういう人たちがいたはずだと諭した。 母親は主人に先立たれた時にこの世に美鈴と二人取り残されたような疎外感を感じ 周囲が見えなくなっていたのかもしれないと思い、これからはつっぱらないで美鈴と 二人生きていくと心新たにした。 一方支配人は周作と居酒屋の極楽屋で飲んでいた。 その中で自分は絵の道を母親にむりやり潰された事にたいする不満を述べ、さらに周作は 昔から海が好きで、その好きな海で仕事ができる周作に自分の気持ちは分からない と言い、内心旅館業の面白さを少し感じていたが、再び心を閉ざしてしまう。 まだまだ女将と支配人の間の溝は埋まりそうもない様子だった。 |
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置き去りの赤ん坊編完結という内容だった。 はるちゃんは板長、千草、渚を味方に付けた感じ。 葵はお調子者だから良いとして、あとは百合だけかな? 女将さんは完璧だった。湯之国屋では皆女将さんの手のひらで踊っている……そう板長が 言ったが、正にその通りだと思う。女将さんが今のままでいる限り湯之国屋の屋台骨は 安泰だろう。 支配人の問題はやはり根が深い。シリーズ全体を通してのテーマになるかもしれない。 |