沖縄旅行記 2 |
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「23:30とは これまた微妙な時間な事ですな」と、 さっきまで情緒不安定だったのが信じられないくらい落ち着いた気分で電話を取った。 人間の「心」と呼ばれる部分すら 脳内の精神物質で左右されてるんだなと、 冷たく観てる「医学的にB型かO型」と判定されたのにおかだ君からAB型と捺印されたおれが そこにいた。 この旅行が終わるまで 彼の中のおれは「第一印象からの脱出」に成功しているだろうか。 付け加えて おれは自分自身の本当の血液型を知らない。 |
「なんか、沖縄は台風的に無理なんだけど(by おかだくん)」(勝手に凝縮&編集) |
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「そりゃ風速50m/sでは飛行機は出発できないっしょ」と動揺を隠して通したが、 あんまりにもガックリ君だったのでその後「ビタミンウォーター」を飲んで気を静めていた。 が、デジカメと一緒に買った「接続キット」を見つめてたら 静まる を通り越して落胆していった。 しばらく落胆君のままデジカメのマニュアルを眺めていたら ケータイがおれを呼んだ。 おねーさんからだった。 「あ、石黒さーん?明日 いけなくなったらしーよ。どーしよー?やっぱり海外(以下略)。 北海道はダメー。だってあそこは私には大事なところなんだもん。もし(以下略)。(by おねーさん)」 (勝手に凝縮&編集) おねーさんは いつもとっても元気。 話相手の空気を繕おうとするところも、またおねーさんのいい所だ。 そして この時の会話の中の「元気だねー(byおれ)」を「この時間でも元気だねー」の意味であって 「旅行が危ないのに元気だねー」の意味では無いという事を おれがどういう奴なのかよくわかっているうえで解釈してくれる、数少ない一人でもある。 |
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結局 雑談が終始し「電波状態のため」会話は強制中断した。 単純にもっと話がしたくなったので今度はこっちからかけようと思ったら おねーさんの新しい電話番号を会社に置きっぱなしだった。 しばらくすればまたかかってくるかなと思っていたら、 おかだ君からかかってきた。 明日小田急町田の改札の花屋に集合ということが伝えられた。 電話という形式ではこれからの勝ち取った有給での連休の意向を決めるには無理があり 直接会ってみんなで決めた方が良いという、一本筋が通った意思のもとの決断だったようだ。 流石「一歩間違えば弁護士」というだけあって、 その無理の無い 流れるような思考を表現する言葉たちには脱帽する。 これがおれだったら 相手に与える「印象」は確実に違ってしまうだろう。 |
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予想はしていたが誰も考えていなかった事態に「連休エンジョイ方法」を急遽再検討する事になった。 さーあ どうしようか?と、横になったらいつのまにか眠っていた。 だって、会社に行くよりも早く起きなきゃいけないんだもん。 |