とうとう買いました。モデムとTAが一枚のカードに納められたPCカードです。
結論を先に言うと……どうもなぁ。というのが素直な感想です。やっぱり普通のモデムにすれば良かった。
まず問題なのがマニュアル。このAT互換機全盛の時代、Cドライブなんて書かれたら、そりゃあなた、HDDだと思いますよ。 AT互換機なら云々って書いてあれば良いですよ。なんにも書いてない。
更にインストールしていくとなんか変なVxDが無い?どうもWindowsのシステムファイルらしい事が表示されてる。 んなもんないぞ。ってWeb覗くと…ありました。なになに、Libretto類はこれね。 ポートリプリケータはついてるけど、LANカードが刺さってるからHDDにコピーしてから……。あれ、また無いって言ってくるじゃん。 あほやの〜。Windowsの標準ファイルじゃなくってあんたのインストールしようとしてるファイルでしょが。 パスも指定して……。
あらら、なんか出たぞ。何々「UMBが使えない」だと?Windows3.1じゃあるまいし、PCMCIA用には既にリザーブしてるでしょうが。 へ?別に空けなきゃならないの?ふ〜ん。まいっか……。げ、64Kも空けろって? UMB無くなっちゃうじゃないの。ましょうがないか。再起動してっと。……。
今度は何……。そろそろ勘弁してくれよぉ。今度は「リソースが競合してる」って?誰が出してるんだ。このメッセージ。まったく。 補足情報を元に再起動して……。
何々それぞれのコネクタを差した状態で各々認識させろって?ま、それはそうだな。それだけは許そう。 うんうん。今度はきちんと一発認識だね。
リソースはどんなの使ってるのかな……。げげげげ。モデムの時D000〜D1FFでTAの時C000〜C1FF?? なんじゃこりゃ。酷いなぁ。メモリ虫食いじゃないか。まったくユーザの事考えてるのかな。 ま、おかげでUMBは少しだけ戻せた訳だから良しとするか。
さてと、モデムの詳細情報を見てと。……。ラッキー。ATI6の表示が6 - KDD_NTTになってる。 単純に考えると、US仕様にもできるんじゃないかな。……。マニュアルの何処にもATコマンドの説明が無いぞ?? これは酷過ぎるな。おいIO DATA。君はモデムを売ってるんだよね。ケンカ売ってるつもり? なんでモデムのコマンドセットが載ってないの?これについては後日追求することにします。
さて、無事セットアップが済んで回線接続テスト。 付属のイヤホンマイクを使ってTAから117。接続前からいやにノイジーですな。なんかこれでデータ通信大丈夫なのかなって位。 まぁ、いいかな。でも、イヤホンマイク端子の機能は、TA音声通信のみだけで、アナログ回線の時は使えない……。 それにしても中途半端な仕様ですね。
ということで変なカードです。消費電力に於いても他社が1100mW程度なのに対し、275mAとなっています。 ぱっと見るとなんか消費電力が少ないように見えますが、実際はワットとアンペアと、単位が違います。 このカードは5V仕様との事なので275×5=1375mWとかなり電気食いな事が判ります。侮れませんねぇ。
あと、カード単体を差し込んだだけではモデムやTAとしては認識しないみたいです。 まぁ一つのコネクタを共有してる訳ですから判らないでもないですが、 差し込んであるケーブルを抜くと「ぴぽ」と音がします。良いですねぇ。 でも、差し込んでも音はしません。認識はされてるのに不思議ですね。 カードごと抜き差ししても同じです。多分刺されてからすぐ、モデムの音声信号を出してる為に 「ぴぽ」音がマスクされちゃうんでしょうね。これは規格外じゃないのかなぁ。怪しいもんだ。 クレームは出てないんでしょうかね。
そうそう、それからドライバの入っていたFDですけど、全部が全部、エラーになって慌てました。 どうもトラック番号が大きくなるとエラーが出ています。慌てて別のFDDで読んでみると問題無し。 これってトラックずれてますねぇ。こんなんで大丈夫?これもクレーム対象としましょう。 昔は信頼性のIO DATAと思ってましたが、こんなにおちぶれるとは悲しい。
こんな問題だらけのなかで唯一気に入りそうなのが、内蔵コントローラがDSPなところ。 まだ手も足も出ない状態ですけど、なんかハックできそうな気がしてきました。 DSPだからデジタル携帯とかPIAFSとかの対応ができるなんて考えてたのかな。もしかして。 でも信号の物理的規格が違えば一発でだめなのにね。なぜ気付かなかったんだろう。 お粗末。
結論:売れていないハードは買わない方が得。どの店行っても「売れないから在庫持ってません」なんてつれない返事。 その時点で気付くべきだったと反省。 結局新宿で35,800円税込みの高い買い物でした。