1−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
               ,、------- 、
            ,、-'´        `ヽ、
         ___/      _\     \
       / //     /      ̄`ヽ、  ヽ
       /  レi    //   / /ハヽ \ヽ  |`iー 、
     //   |ヾ  r//i  /  / / ヽヽ ヾi  V ヽヽ
     //   /| `7 |_|_L _/ / /    | |  |l |//! ゙i ゙i
   //  / |三|'´| | || | /| /  -─!ト!、|| |/ |   | |
    | ||  /  l>-|、rァ〒ヾ|/ |.!    __,リ⊥ リ|彡/!   |! |
    | ||  |  |⌒l` |‐':::::::|     l、_j::::::iゝr‐vi||  |ト、',
   ',ヽ! |  ト、∧ ー---'     |::::::::ノ '/ / ||  || ヾ.、
     \! | | | | |‐!       , j    ̄` /- '  ',   ト、 \
      ヽト、! ',ヽ! \    ー_-       /^i |  ヽ、 | \  `ー
       \ヽミ    ゙ヽ、      ,、-' ´ j/    ヾ-、ヾミー
          ``   _|`` ー ' ´ ト--、_     r‐、| r‐v--、
         __,、-‐'´ |       /   >ー-、  \\l‐、ヽ |
        rくヽ    |--──/    // ̄ ヽ  し! | ヽ |
         / ヽヽ  |rv'l /  ,、-'´/       ヽ-/     /
       ./   ヽヽ |`=/-‐'´,、-' ´      / /    /
      /     _ヽ.|_/__∠/        / く`ー─‐' ´/
      ∧  |  く  =しヘ  /     i   ノ  }    _/7
 
 
  杏「くすくす……お兄ちゃん、罠だよ」
 
 
                    −−−Anzu Hatsushima
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2−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初島 杏」詳細
 
・RUNEオフィシャルの「初恋」紹介ページ
 http://www.runesoft.co.jp/soft/hatsukoi/index.htm
・げっちゅ屋の「初恋」紹介ページ
 http://www.getchu.com/soft.phtml?id=16451
・GAMESPOT「初恋 ファーストブック」紹介
 http://www.zdnet.co.jp/gamespot/s-club/news/0211/01.html
 
・作品背景担当 有限会社草薙のWebページ
 痕、誰彼、白詰草話、水月などの作品背景を手がけた会社です。 
 http://www.kusanagi.co.jp/
・作品作曲担当 (有)リバーサイド・ミュージックの美少女ゲーム専門音楽ブランド「feel」
 フーリガン、グリーン・グリーン、みずいろなどの作曲を手がけた会社です。
 http://www.feelsounds.com/
 
初島 杏(はつしま・あんず)
 
身長:148cm 体重:39Kg 血液型:B型
B:76 W:58 H:79 6月17日生まれ(双子座)
好きなもの:兄の困り顔
主人公の妹。兄をからかうことを生きがいとしているのか、
兄の困った顔を見ては楽しむ、活発な女の子。
流行りモノには敏感で、お出かけの服装はとてもおしゃれです。
チアリーディング部所属。
親友は同じ部で西村優子、加藤美木(テニス部所属)。
 
ちなみに、初恋ファーストブックでは、
杏のペット欄に「お兄ちゃん」とあります。
 
 
 
 
3−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
杏のエンディング後 イメージSS
 
この支援SSには、若干オリジナルの設定入れてます。
大まかな設定は一緒ですが、「初恋」本編にないシーンもあります。
あらかじめご了承ください。
なお、ネタバレは極力入れてません。作品の雰囲気を知りたい方に、
是非、読んで頂きたいと思います。
 
4−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」朝の風景(1/2)
 
吹く風に温度を感じるようになった朝。目の前をツインテールの髪が揺れている。
 
杏「お兄ちゃん、今日はあったかいねー」
稔「んー、そうだな。最近、雨ばっかりだったからなぁ」
 
ここ数日続いた雨が止み、空は清々しい青一色になっていた。
 
杏「お母さん、洗濯物が大変だって愚痴ってたよ」
稔「手伝えば良かったのに」
杏「ちゃんと手伝ったよ! 布団カバー干してるとき、色々言われちゃったけど…」
稔「色々…て?」
杏「………色々」
 
うぅ、母さんにバレてるのかなぁ…ちょっと心配。そんな事思ってたら、いつのまにか横に一人増えていた。
 
西村「おっす! 初島兄妹!」
杏「陽子ちゃん、おはよー!」
稔「おはよう」
 
西村陽子、杏の友達で俺とも長い付き合いだ…と言っても男女関係でなく、友人として。
 
5−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」朝の風景(2/2)
 
西村「相変わらずシケた顔してるわねー、あんたの兄貴は」
杏「そう? でも元気良すぎるお兄ちゃんは怖い気がする」
西村「言われてみればそうね〜、ちょっと腐ってるぐらいが初島らしいわ」
 
言いたい放題言いやがって…。
 
杏「お兄ちゃん、肩、落としてる…」
西村「相変わらず打たれ弱いわね〜」
杏「陽子ちゃんに張り合える男子も、まず居ないと思うけど…」
西村「どういう意味かなぁ〜?」
 
怒りのオーラを放ちながら笑顔で杏にすり寄る西村。なぜか両手は拳で挟むようなポーズ。
 
杏「よ…陽子ちゃん、それは、ちょっと…本当のこと言っただけだし…」
 
杏、それは火に油。
 
西村「よくぞ言った! その勇気を称えてウメボシだぁ!」
 
グリグリグリグリ
西村がウメボシクラッシュ(こめかみを拳でグリグリする技)を杏にかける。シンプルな痛めつけ方だ。
 
杏「うにゃぁあぁアァあッ!!」 
稔「………朝から元気だな…」
 
今日も楽しい一日になりそうだ。
 
6−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」昼の風景(1/2)
 
先生「次、86ページの問3、2x+4y=16のxとyを求めよ…稔くんにやってもらおうか」
稔「はい…」
 
連立方程式、苦手なんだよなぁ…なんでこんな問題に限って当たるんだろ…。
黒板の前に行く途中、手に何か握られた。
 
稔「(竜也?)」
 
わりと頭の良い友人(ほとんど悪友)の二木 竜也が、紙切れを押しつけてた。
黒板の前でそっと開くと、問題の解き方と答えが書いてあった。その通りに黒板に書く。
 
先生「正解だ。この方法は代入法と言って、まずx+y=6の式を…」
 
ほっとした。後から竜也に礼言わないとなぁ…。
 
キーンコーンカーンコーン。
 
稔「竜也、さっきはありがとな」
二木「あぁ、当てられたとき、すげー嫌そうな顔してたから、
    無理だろうと思って作っておいた」
稔「…サンキュ」
何か言い返したいところだが、まぁ助けてもらった恩があるんで、
素直に感謝する。うーん、感情が表情に出過ぎるのは問題だなぁ。
 
7−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」昼の風景(2/2)
 
杏「お兄ちゃん、お昼どうする?」
稔「うーん、学食かなぁ。混雑するけど、仕方ないな」
杏「じゃあ、陽子ちゃんも読んでくるね〜」
美木「杏っちも学食? 一緒にいこ〜」
鎌田「…この人数で大丈夫か?」
加藤美木と鎌田直矢がさらに加わった。数ヶ月前に交際宣言した2人、
たまに喧嘩もしてるけど、それなりに仲が良いらしい。
 
あとは、西村だけか…教室を見渡すと、この前転校してきた子-椎名柚純さん-の席にいた。
 
西村「一緒に学食行かない? まだ不慣れだと思うから、案内してあげるけど?」
柚純「…結構です、騒がしいの嫌いだから……」
 
そう言って一人、椎名さんは弁当箱もってどこかへ行ってしまった。
 
西村「うーん、まだ慣れないみたいね〜」
稔「そんなに構わなくても…」
西村「でも、やっぱり構ってあげたくなるのよねー。一人静かなあの子みてると…。
    そんじゃ、学食いこう! 座れなくなるよ!」
稔「そうだった、そろそろ行こうか」
美木「了解♪」
 
そんなこんなで学食へ。
6人座るのに苦労したり、お互いの食事取り合いしたりと、
相変わらず騒がしい昼食となった。
 
8−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」放課後の風景(1/3)再掲載
 
キーンコーンカーンコーン。
 
今日もようやく、授業が終わった。終了のベルが鳴り、
あちこちで緊張から解き放たれた声が聞こえる。
俺も(大して授業は聞いてないが)、それなりに疲れたので、
机に突っ伏す。
 
そんな安らぎの一時を壊す声が聞こえてきた。
杏「お兄ちゃん♪」
稔「なんだ、杏かぁ…」
杏「なによぉ、せっかく妹が顔見せにきてやったのに」
稔「見飽きた、いらん」
杏「陽子ちゃーん!、お兄ちゃんが相手してくれなーい!」
西村「…あんたらって、ホント飽きない兄妹ねぇ」
 
杏の親友で学級委員の西村陽子が、
苦笑いしながら杏の頭を撫でる。
 
杏「こんなお兄ちゃんほっといて、あたしたちだけでいこ?」
西村「そういう訳にもいかんでしょーが」
稔「…なにすんだ?」
 
9−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」放課後の風景(2/3)再掲載
 
杏「陽子ちゃんのスコートピラリ!」
西村「……ほぉ〜〜、よー言った!」
 
グリグリグリグリ
 
杏「にゃー!!」
 
西村が杏にウメボシクラッシュをかける。
 
西村「うりゃうりゃ、懲りたか!?」
杏「うにゃぁぁぁああぁぁぁ!! ごめんってばぁぁぁ!!」
 
稔「…で、何の用?」
西村「あ、そうだった」
 
そこでようやく、西村が杏を開放する。
 
10−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」放課後の風景(3/3)再掲載
 
杏「う〜〜〜」
西村「今度、小桃先輩と三木ぽん…って言うか、テニス部の
   応援することになったんだけど、あたしと杏がペアで、
   ちょっと目立つ応援することになったんだ。
   でだ、そのフォームを見て欲しいってお願いしたかったんだ」
稔「…俺にか?」
 
杏と西村は同じ、チアリーディング部に所属している。
たまに試合の応援に行くようだけど…。
 
稔「なんで俺に? 顧問の先生とか、他の部員に頼めないのか?」
西村「あー、それなんだけど、ウチの顧問って他の部と掛け持ちで、
   全然面倒見てくれないのよね。それに他の部員も練習で大変だから、
   ちょっと人がいないのよ。そんなんだから、
   手伝ってくれないかなって」
稔「そういうことなら、構わないけど…」
西村「よっしゃ! じゃあ着替えてくるから、校庭に先行ってて!」
 
杏「陽子ちゃん、ここで着替えたら?」
西村「なんでよ?」
杏「ポ・イ・ン・ト・アップ♪」
西村「なんのポイントだ!? なんの!?」
 
そしてお約束のウメボシクラッシュ。
ギリギリギリギリギリ
 
杏「に゛あ゛ーーーーーーーーっ!?」
 
…なんだかなぁ。
そんなこんなで、今日も杏たちに付き合わされる俺だった。
 
 
11−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」部活の風景(1/1)
 
アップテンポの曲に合わせ、バトンが空を舞う。
杏と西村に付き合わされて見に来たチアリーディング部の練習。
フォームをチェックして欲しいと言われても…
その素早さと動きに見惚れてしまい、何をチェックすればいいのかもわからない。
 
曲が終わり、最後の決めポーズが終わった後、
杏が駆け寄ってきた。
杏「お兄ちゃん、どう?」
稔「どうって言われても…よかったよ、すごく」
杏「それだけ〜?」
稔「それだけって言われても…そうとしか言えないよ」
杏「踊りながら、お兄ちゃんに視線送ってたのに…」
稔「え?」
杏「杏のスカートめくれる度に、お兄ちゃんエッチな顔になってた」
稔「そっそんなこと無い!」
杏「見てなかったんだ?」
稔「いや、見てたけどそんな下着見ていやらしい気分というか、そんなのは…あーもう何言わすんだ!」
杏「くすくす……お兄ちゃん、罠だよ」
西村「杏ー!もう一回するよー!」
杏「じゃあね♪ 杏の踊り見てイヤらしい気分になっちゃ駄目だよ?」
稔「ばっ…バカ言ってないで早くいけ!」
 
「へへっ」と軽く舌を出して部員達の所へ戻る杏。あー…ドキドキした。
鎌田「恥ずかしい会話だったな」
稔「うわっ、鎌田!? いつから居たんだ?」
鎌田「ついさっき来たんだが…おまえら兄妹のこっぱずかしい会話聞いて近寄れなかった」
稔「ご…ごめん…あれ? ところで、美木は?」
鎌田「ああ、小桃先輩とテニス部の練習してるよ。小桃先輩から1点取るたびに視線送ってくるから、
    恥ずかしくなってこっちへ来た」
稔「そうか…お互い大変だな…」
 
直也がいたら、間違いなく殺されそうな会話だ…。
結局、感想らしい感想言えないまま最後まで、
彼女たちの部活動に付き合った。
 
12−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」帰り道の風景(1/1)
 
杏「ちょっと張り切りすぎたかなぁ…」
 
夕日が照らす道を、3人で歩く。
ちょっと疲れた様子の杏に、西村が話しかける。
 
西村「今日はずいぶん頑張ってたじゃない、初島が居たからか?」
杏「うんっ!」
西村「即答だよ…妬けるね〜」
 
大げさに溜め息つく西村。ストレートな愛情表現をするようになった杏は可愛いけれど、
コレはコレで恥ずかしい…。
 
杏「あ、お兄ちゃん。お夕飯買ってこなくっちゃ」
稔「そっか、今日は父さんも母さんも帰ってこないんだっけ」
西村「ちょ…ちょっと! 杏! ウチに泊まった方が良いんじゃない!?」
杏「んー、なんで?」
西村「なんでって…初島と今夜二人っきりって事じゃない! 何かされるわよ!」
稔「何か…?」
杏「………」
稔「………」
杏「………♥(にへ〜)」
西村「だぁー!! 杏! にやけるんじゃないよ!!
    ものすごーく心配だわ、あんたらの事!」
稔「だ…大丈夫だよ…たぶん」
杏「そうだよ、合意の上でするから♥」
西村「そんな問題じゃなーい!!」
 
杏、どうしてそうも楽しい返答をしてしまうんだ…。
どこかずれる俺達の会話は、帰り道の途中、
西村にジュースをおごるまで延々と続いた。
 
13−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」夜の風景(1/5)
 
夕食を食べ終わり、風呂にも入って、居間でゆったりテレビを見る。
夜の8時…歌番組をなんとなく見てると、杏が飛び寄ってきた。
 
杏「あ、新曲だ♪ この人の歌って綺麗だよね〜」
稔「…俺には違いがわからないけどなぁ」
杏「お兄ちゃん、酷いこというね…」
 
ちょっと恨めしい視線で睨まれたけど、すぐ曲に聴き入る杏。
流行モノに敏感な杏、こういう所は熱心だな…。
切ない歌詞と歌声が静かに響く。しばらくして、杏が体を預けてきた。
 
稔「杏?」
杏「…切ない歌詞」
 
淡い恋心を表した内容、つい思い出してしまう。
あの時の杏、自分の気持ちがわからなくて不安になっていた杏の姿…。
 
杏「お兄ちゃんへの気持ちに気づいた頃の、杏みたい…」
稔「杏…」
 
潤った瞳、顔を引き寄せ、そっと口づけする。
テレビからは、最後のリフレインが聞こえてくる。
 
少し強く、杏を抱き寄せ、膝の上に乗せた。
 
14−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」夜の風景(2/5)
 
杏「お兄ちゃん…」
 
頬を赤く染めて、そっと呟く。
もう一度、杏の口を口で塞ぎ、今度は下から両手で杏の小さな胸を揉む。
 
杏「やっやだぁ、お兄ちゃん!」
稔「痛い…?」
杏「うぅん…恥ずかしい」
 
 
ちょっと困った感じの表情…もう何回か体験した快感なのに、
まだ慣れきれず、不安を感じているみたいだ。
 
稔「可愛いよ…」
杏「でも…杏はお兄ちゃんの妹だよ? こんな事…本当はしちゃいけないのに…」
稔「兄妹じゃなくて、恋人なら問題ないだろ?」
杏「でも…でも…お兄ちゃんでこんなに感じてしまう妹なんて…悪い子だよね…
  こんなに想う事ができる人が、お兄ちゃんだなんて…神様が運命を決めたなら、絶対恨んでやる」
 
まだ兄妹の交わりに罪悪感を感じる杏。やっぱり、関係を意識してから色々あったからだろうか…。
余計なことを思い出さないよう、強めに胸を揉み始める。
 
杏「あっ! お兄ちゃんっっつっ強いよぉ!」
 
その手を脇腹に…。
 
杏「ひあ! くすぐったい…けど…感じちゃう…」
 
そのまま、太股に…。
 
杏「お兄ちゃんの手で撫でられると…ぞくぞくする…」
 
杏の履いてるホットパンツは、もう外から見てもわかるくらい濡れていた。
腰に手をかけ、そっと脱がす。杏も脱ぎやすいよう、ちょっと腰を浮かす。
下着と一緒におろした途端、目の前に杏の花弁が広がった。
 
15−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」夜の風景(3/5)
 
杏「うー…杏だけなんて、ずるいよう…」
 
今度は杏が俺の腰に手をかける。すでにズボンの中で膨れあがったモノは、
押さえが無くなった途端、そそり立った。
 
杏「大きくなってる……」
稔「杏が可愛いからだよ」
杏「…お兄ちゃん…」
 
杏の体をずらし、花弁を直接、口で刺激する。
女の子の匂い…というより、杏の匂いで一杯だ。
 
杏「やっ! 駄目っ! あっ…あぁ…!」
稔「杏…可愛いよ」
 
杏を下に寝かし、今度は自分が上になる。
 
稔「入れるよ…」
 
15−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」夜の風景(4/5)
 
ゆっくりと杏の中に入れる。
くちゅっと音が響き、ずぶずぶと沈んでゆく。
杏は恥ずかしいのか、両手で顔を隠してしまった。
 
稔「入ったよ…恥ずかしい?」
杏「恥ずかしくて、死んじゃいそう…」
稔「もっと、その恥ずかしい表情見せてよ」
杏「〜〜〜〜〜〜〜!」
 
 
両手を押さえつけ、杏の表情を見ながら腰を動かす。
恥ずかしさと快感で、半開きの口から喘ぎ声と涎が漏れる。
 
杏「いやっ、恥ずかしいよぉ! 見ちゃイヤだぁ! あっあっあぁ!」
 
腰の打ち付けを早くする。もう先は長くない…。
 
杏「あっあっあぁっお兄ちゃん! お兄ちゃん! 杏! 杏もう!」
稔「くっ…杏っ…いくぞ!」
杏「ひゃっ? あ、あ、お兄ちゃ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
 
びくびく震える杏の体内で、思いっきり精を放った。
 
杏「あっあっ…ぐちゃぐちゃ……だよお……」
 
心臓の鼓動のように、弾ける接合部。
夢見がちな表情で、呟く杏。
その表情見てたら、まだまだ繋がりたい欲求で一杯になる。
収まるまで、まだまだかかりそうだった…。
 
16−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「初恋」夜の風景(5/5)
 
稔の部屋に移り、あの後3回も絶頂を迎え、ようやく落ち着いた。
シーツは、二人が出した体液でびっしょり、
洗濯がまた大変だな…と、今更ながら考えたりした。
そんなベッドの上で、杏を胸に抱きしめたまま、ただなんとなく横になっていた。
 
杏「………お兄ちゃん」
稔「ん?」
杏「………好き♥」
稔「…わかってるよ」
杏「……口に出して言わないと、伝わらない気がするんだもん。
  お兄ちゃんだって、ちゃんと口に出して言ってくれなきゃやだ」
 
代わりに、そっと口づけする。うっとりした表情になる杏。
そっと放すと、それでも少し不満そうな表情。
 
杏「キスも嬉しいけど…やっぱり口に出してくれなきゃやだっ」
稔「もう…しかたないなぁ。杏、大好きだよ」
杏「んっ♥」
 
今度は杏から、口を重ねてきた。そんなに嬉しいものなのだろうか?
こんなに愛し合い、体を重ねても、杏にはまだまだ物足りないらしい。
 
稔「今度さ…」
杏「なに、お兄ちゃん?」
稔「今度、一緒に旅行いかないか? 二人だけでさ…
  せっかく恋人の関係になったんだから、もっと二人だけの思い出を作ろう」
杏「うん! もっと…もっと色んな思い出、作っていこ!」
稔「もっと、二人だけの…な」
杏「……うん、二人だけの、思い出を…♥」
 
 
杏の頭を優しく撫でながら思う。
杏がもっと笑顔でいられるように、元気でいるように支えてゆこうと。
杏が悲しむことだけは、絶対しないようにしよう…。
心の中で強く誓い、そっと杏の体を抱きしめる。
なんにも変わってないけど、今日はいつもより特別な夜に感じた…。
 
翌朝の光景(1/1)-----------ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
清々しい朝、雀の鳴き声。
窓から明るい日差しが、自分の顔にあたる。
ゆっくりと目を開く。今日が休日の土曜日で良かった。
時計はすでに、学校へ行く時間を指してる。
すぐそばに杏の寝顔…頭をそっと撫でる。指の隙間から零れる髪。
微かに漂うリンスの香りが心地良い。
しばらく撫でていると、ようやく杏はうっすらと目を開けた。
寝ぼけた表情、自分の状況を把握してないらしい。
 
稔「おはよう」
杏「………お兄ちゃん…?」
 
目を見開いて、「あっ」と小さく呟く。ようやく意識が覚醒したらしい、
毛布を強くたぐり寄せて、恥ずかしそうに顔を埋める。
 
稔「杏?」
杏「…ちょっと、恥ずかしい」
稔「今更恥ずかしがっても…昨晩はあんなに激しかったのに…」
杏「も…もう馬鹿!お兄ちゃんなんて知らない!」
 
頭から毛布をかぶり、不貞寝してしまった。
 
稔「あ、怒った? ごめんね」
杏「………」
稔「ごめんってば」
杏「………」
稔「ごめんって言ってるだろ?」
杏「………」
 
反応がないので、一気に「えいっ!!」と毛布をひっぺ剥がす。
可愛い悲鳴と一緒に宇現れる杏の裸体…。
そうえいば、杏は何も着ずに寝てしまったんだっけ…。
気が付いたときには時すでに遅し、杏のパンチが飛んでいた。
 
杏「エッチーーー!!!(ばきぃ)」
 
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