次はやはりハードディスク(以下HDD)増設だ。HDDの容量が少ないとどうにもならない。遅いのは我慢できるとして、ソフトがインストールできないのだから、話にならない。
もっと早く手を打つべきではあったが、いつどんなHDDを見ても最低価格が2万円前後である。2万円と言えば爆貧の私にとっては、一大決心のいる金額だ。更に、同じ2万円でも時の経過と共に容量が増えていくのだから完全に買い時を逸していたのである。 例によって、出張の帰りに秋葉原に立ち寄った。
この時期、UltraDMA33への移行期にあり店頭では、UltraDMA対応と非対応のHDDが並べられていた。聞くところによるとUltraDMAは下位互換があるらしいので、買うなら価格もほとんど変わらないUltraDMA対応品と決めていた。私のロドリゲスは当然UltraDMA非対応であったが、将来的なことを考えた選択である。
少し安いからといって飛びつくと非対応のHDDを購入してしまうことになる。見た目は変わらないので気をつけなければと思いつつも何度もひっかかりそうになる。
あるショップでUltraDMA対応HDD(2.5GB)を約\26,000で発見。今まで見て回ったショップの中で一番容量、価格共に納得のいくものだ。このHDDを買うことを決断し、合わせて買わなければならない、電源の分岐ケーブル(FMV-DESPOWER
Sには空きの電源コネクタがなかった為)を他店にて購入。その後再び、そのショップに戻る。
店の人に購入の意志を伝えるべく、話しかけようとしたその時、レジの真上に大きく掲げられた注意書きが目に飛び込んできた。
- 2GB以上のハードディスクを使用する場合は、マザーボードがP-I/Oモード4に対応していなければなりません。
- UltraDMAは下位互換があり、マザーボードがFastDMAに対応していれば使用できます。
???P-I/Oモード...何だ?
しかも、UltraDMAのHDDを使うためにはFastDMAに対応している必要があるのか?
ロドリゲスでは使えるのか?
いや、街で486マシンを見かけることのなくなったこの時期、使えない可能性の方が大きい。
安全をとり、購入するならば2GB以下のUltraDMA非対応のHDDとなるが、\25,000弱くらいで、あまり価格差がない。値段が変わらないのに格下とも思えるHDDを購入するのはイヤだ。しかし、危険を冒してまで使えるかどうかわからないモノを購入することはできない。
延々と続く葛藤の末、結局購入をあきらめることにした。
握りしめて汗ばんだ紙袋。その中の電源分岐ケーブルに秋の夜風がしみていた。
家に帰ってロドリゲスの仕様を確認するとP-I/Oモード3だった。危なかった。
注:FastDMA対応なのかは不明ですが、後日UltraDMA66のHDDをつないで見たらそのハードディスクは使えました。詳しくは復活のロドリゲスにて。
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