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パソコン業界レッドブック

更新日:1999/11/12


 今日までパソコン業界では多くの種が生み出されてきました。しかしその一方では、時にはひっそりと、時には全盛を極めながら絶滅していった種も少なくありません。このページは、そんな絶滅した種及び絶滅の危機に瀕する種を集め、今までのパソコン業界を振り返り、そして今後の業界をもう一度考え直す為に創設されました。

注:文章の中には事実と異なる内容が含まれていることがあります。また、冗談でやっておりますので、本気で怒ったりすることのありません様、よろしくお願い致します。(笑)

 
絶滅種 絶滅危急種 絶滅危惧種

絶滅種

ナイコン(人)

 パソコンを夢見あこがれるパソコンを持っていない少年(たち)のこと。バブルの時代に絶滅したと言われる。「いまはナイコンですが、プログラムの勉強をしながらお金をためているところです。買うならPC-8801かFM-7がいいかな。」という投稿が、パソコン雑誌の随所に見られた。現在の飽食の時代にはない、古き良きパソコン業界を思い起こさせる種。

マイコン(言語)New!!(99/11/12)

 現在では、マイクロプロセッサにより構成されるワンボードコンピュータなどを指すことが多いが、昔はパソコンのことを日常的にこう呼んでいた。一時期は、パソコンとマイコンの両方とも認知された時代があったが、特に年輩者が使うことの多かったマイコンは序々に馬鹿にされる対象となり、現在ではパソコンのことをマイコンと呼ぶ人はいなくなってしまった。しかし今になると「マイコンばかりやっていないで、ちゃんと勉強しなさい。」と言う響きには、懐かしさを超えた新鮮ささえ感じる。(のは私だけだろう)

カセットテープ(ハード)

 FDがドライブ・媒体ともに高価であった時代、プログラムやデータの保存媒体は主に音楽用のカセットテープであった。データレコーダと呼ばれるカセットデッキ(ラジカセでも代用可)を用い、モデムでおなじみのピーゴロゴロと言う音でデジタルデータをアナログ録音するというもの。ゲームなどのほとんどのプログラムがカセットテープで売られていた。その為、不正コピーにはダブルデッキでのダビングと言う荒技が可能であった。

クイックディスク(ハード)New!!(99/11/12)

 フロッピーディスクに似て非なるもの。シャープMZ-1500なんかに標準装備されていた。

5インチFD(ハード)New!!(99/11/12)

 昔、タモリがFM-77のCMで「今、主流は3.5インチ」と言っているのを聞いて、どう考えても今の主流は5インチだよなーと思っていたらホントに主流が3.5インチになって5インチFDはいつの間にか消えていった。5インチFDの磁性体むき出しは、扱いづらいものがあった。さらに5インチFDを大きくした8インチFDも存在する。

ハンドアセンブル(人)

 アセンブル言語(マシン語を人が解りやすいように記述したものだが通常の人間には理解不能)からマシン語(通常2桁の16進数で表された)への変換を行うことをアセンブル、その反対を逆アセンブルと呼ぶ。通常アセンブラと呼ばれるプログラムによって変換を行うが、マシン語を極めることがパソコンの最終目標とされていた時代、ツール類も豊富にはなく、またナイコン上がりの金欠少年たちにとってはアセンブラの購入さえままならなかった為、人の手によってこの非効率的作業が行われていた。これをハンドアセンブルと言い、その当時は美徳とされていた。

MSX(ハード)

 こんなところに分類すると結構怒る人がいるんだろうな。

486(ハード)New!!(99/11/12)

 Socket7からSlot1(またはSocket370)への移行がなかなか進まないのに対し、486からPentiumへの切り替わりは一瞬だったような気がする。

Socket8(ハード)New!!(99/11/12)

 いったいSocket8とは何だったのだろうか?きっと将来性を考えて当時高価だったSocket8のマザーボードを買った人はこんなはずじゃなかったと思ったことだろう。

VLバス(ハード)New!!(99/11/12)

 VLバスのVGAカードの一番の難点は遅さなどではなく、その長さにあったと思うのだが。


絶滅危急種

ファミコン(言語)

 家庭用TVゲーム機を一派ひとからげに呼ぶ時に用いた用語。ファミコン全盛の時代なら通用したが、現代で使用しているのは一部のオヤジだけとなってしまった。アメリカでは同様にNINTENDOと言う亜種が存在するらしいが、"You're still playing NINTENDO." "No dad. This is not NINTENDO but SONY."といったような会話が成立しているかは現在調査中。

キューハチ(ハード)

 一時はジャパニーズスタンダードとして一世を風靡したPC9801/9821シリーズ。以前は"PC98"や"98"と記述されていたが、マイクロソフトが提唱するウィンドウズパソコンガイドラインのPC98やWindows98と混同を避ける為、いつのまにか"キューハチ"と記述されるまでに成り下がってしまった。更に以前は日本でPC(ピーシー)と言えば、パソコンやAT互換機ではなく、NECのPCシリーズを指したことも付け加えておこう。亜種としてキューハチ互換機なるものも生存したが、ほぼ絶滅したことが確認されている。

ISAバス(ハード)

 典型的なレガシーインターフェース。最近では、ISAバスなしのマザーボードも発売されている。PCIバス製品も価格が下落した現在、ISAバスを選択する理由はもうない。唯一あるとすればSB16だが、今更DOSのゲームの為だけにSB16を選択する人もいないでしょ?

パソ通(言語)New!!(99/11/12)

 インターネットの急速な普及により、言語としてのパソコン通信が絶滅の危機に瀕している。「パソコンでインターネットをやっています。」とは言っても「パソコンでパソコン通信をやっています。」とは言わなくなりつつある。言うとすると「パソコン通信やっています。」であり、完全にインターネットの添え物と化しつつある。しかし、資産が散財するインターネットより、集約されているパソコン通信の方が情報を集めやすいと思うのは、私自身が既に最新のデジタル世代に乗り遅れているからなのであろうか。


絶滅危惧種

Socket7(ハード)

 このリストに掲載されてから久しいが、奇跡的に生き延びている種のひとつ。一時は互換CPU及びチップセットメーカの手によって品種改良が加えられ、FSB100MHzを備えたSuper7として養殖に成功したとの話もあったが、'98年に来襲したCeleronによって大打撃を受けた。

PCIバスVGAカード(ハード)

 新種AGPバスのVGAカードが広範囲に分布するようになり、PCIバスのVGAカードは市場からは淘汰されようとしている。新製品もAGPバスのみリリースするところ(特に中堅メーカ)が増えてきている。また同じチップでもPCIバスの製品はAGPバスより割高になるケースが多い。


今後もこのリストは定期的に更新していきます

 

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