第1章 

まずは、Red Hat Linux 7.1J のインストール

2001.08.18  


 

 準備 と インストーラの起動

  • マシンにもよるが、設定可能であれば、BIOS の Plug&Play を Off に設定する。

  • CD-ROMをセットして、マシン を起動させる。もし、CD-ROM ブートできないマシンであれば、ブートフロッピーを セットして起動する。

  • 「boot:」 プロンプトが表示されたら、「Enter」 キーを押す。もし、テキストモードでインストールするのであれば、「boot:」 の右に text と入力する。※グラフィカルモードの方が視覚的にも初心者にはわかりやすいので、通常はそのまま進む。

 言語の選択

  • まず、インストール作業に使用する言語を選択する。通常は 「japanese」 を選択する。

 キーボードの設定

  • キーボードの種類は、通常 モデル 「japanese 106-key」 を選択し、レイアウト 「japanese」 を選択する。デッドキーは有効にする。

  • 英語キーボードや、特殊なキーボードを使っている場合は、対応するキーボードを選択して、画面下のフィールドで文字入力テストを行う。

 マウスの選択

  • 2ボタンのPS/2マウスを使っている場合は、「Generic」 の 「2 Button Mouse(PS/2)」 を選択する。Microsoft Intelli Mouse を利用している場合は、「Microsoft」 のリストから選択する。

  • 「3ボタンマウスのエミュレーション・・・」 を チェックする。これにより、UNIX 3ボタンマウスの中央のボタンを 2ボタンマウスの左右ボタンを同時にクリックすることでエミュレーション可能。

 インストールの種類

  • インストールするパッケージを選択する。「カスタムシステム」 の選択 を推奨。

 パーティションの設定

  • 「Disk Druid を使用して手動で・・・」 を選択してパーティションを設定。最低でも 「Linux native」 の 「/(ルートパーティション)」と「Linux Swap(スワップパーティション)」の2つのパーティションが必要。

  • パーティションが無ければ「追加」をクリックして、パーティションを作成。その時、パーティションタイプは、「Linux native」 とし、最低でも1.5GBぐらいは確保する。マウントポイントは「/」を入力。

  • 次にスワップパーティションを作成。メモリ容量程度の容量を確保し、パーティションタイプで「Linux swap」 を選択。

 LILOの設定

  • LILO(LInux LOader)とは、Linuxのブートローダのこと。ハードディスクのに格納するか、ブートパーティションの先頭セクタに格納することが可能。マルチブートOS環境のマシンで、@ LILOによるOS切り替えを行う場合はMBRに、A 市販のOSセレクタソフト(パーティションコマンダーや、パーティションマジック)を使っている場合は、ブートパーティションの先頭セクタに、B Linuxを使うときだけ、フロッピーで起動する場合は、LILOをインストールせず、ブートディスクを作成する。

 ネットワークの設定

  • NICが自動認識されれば、ネットワークの設定画面が表示される。起動時にアクティブにするをチェックし、IPアドレス等、各設定項目に任意の値を入力する。

 言語の選択

  • 使用する言語を選択。日本人なら、基本的には「japanese」 を選択する。

 タイムゾーンの選択

  • タイムゾーンを設定する。「アジア/東京」を選択。

 アカウントの設定

  • root パスワードを設定する。パスワードを忘れた場合には、シングルユーザーモードで起動(起動時のboot: で、「linux single」と入力する)し、passwd コマンドでパスワードを改めて設定する。

  • 追加のユーザーアカウントは、特にここで追加しなくても、あとで、useradd コマンドでも追加可能。

 認証の設定

  • 「MD5パスワードを有効にする」と「シャドウパスワードを有効にする」をチェックする。

 パッケージの選択

  • インストールするパッケージグループとして、例えば下記。※下記例は、個人的趣味も含まれている。ゲーム等は基本的には不要である。

     プリンタサポート
     X Windows システム
     Gnome
     KDE
     メール/WWW/ニュースツール
     DOS/Windows接続
     グラフィック操作
     ゲーム
     マルチメディアサポート

     ネットワーク接続ワークステーション
     ダイアルアップワークステーション

     NFSサーバ

     Anonymous FTPサーバ

     ネットワーク管理ワークステーション
     著者/出版
     Emacs
     開発
     カーネル開発
     ユーティリティ

 ビデオカード、モニタの設定

  • 基本的に、ビデオカード、モニタは自動的に認識される。

  • もし、自動的に認識されなかった場合は、手動で設定する。ノートPC等のモニタは、「Generic」で「Generic LCD Panel」を選択する。

 X設定のカスタマイズ

  • 画面の色数、解像度を選択。また、利用するデスクトップ環境を選択する。

  • X設定のテストを行う。

  • ログインをテキストモードで行うか、グラフィカルで行うかを選択する。

 インストールの開始

  • インストールが開始されるので、しばらくそのまま放置する。

 ブートフロッピーの作成

  • ブートフロッピーの作成を要求してくるので、必要であれば作成する。

 インストール完了

  • 以上までで、インストール完了。

 パッチを当てる

  • Linux を立ち上げる。

  • パッチCDをセットする。もし、CD-ROMが認識されていなければ、マウントする。

     mount /mnt/cdrom

  • パッチを当てる。

     cd /mnt/cdrom/update

     ./install

 キーボードの調整

  • キーボードのキー配列が合わない場合がある。例えば、_(アンダースコア)や|(パイプ)が入力できないなど。この時は、/etc/X11/XF86config-4 の section "Inputdevice" に下記を追加。

     Option "XkbModel" "jp106"

 ユーザーの追加

  • 個人のユーザー等のユーザーを追加する。例えば、root グループに属する tomas は下記。

     useradd -g root tomas

     passwd tomas と入力し、パスワードを変更

 マルチブート環境下での Windows98、Me を オートマウント

  • /mnt に 任意の名称のディレクトリを作成する。(下記では、cdrive という名称のディレクトリ)

     mkdir /mnt/cdrive

     chmod 644 /mnt/cdrive

  • /etc/fstab ファイルに下記 1行を追加する。Windows98 がインストールされているディスク(/dev/hda1) を vfat で リードオンリーでマウントする。

     /dev/hda1 /mnt/cdrive vfat ro 0 0