ViaVoice / VoiceType
Windows上の音声認識・音声入力プログラム
音声での文書入力なんて未来の話だと思っている方は多いと思います。実際、私もそうでした。しかし、未来は案外目の前にきているようです。ViaVoiceでの音声入力を試した人は、きっとその認識率の高さに驚くことでしょう。
Last modified: Thu Jul 26 13:02:47 2001
特徴
- ・VoiceType/ViaVoiceの概要
- VoiceType / ViaVoiceはIBMが販売している音声認識システムで、音声でのWindowsの操作、および文章の入力を行うことができます。
- ・VoiceTypeとViaVoiceの違い
- ViaVoiceはVoiceTypeをより進化させたものです。
VoiceTypeは音声入力の際に「今日 は いい 天気 です」のように、単語と「て・に・を・は」を区切って発声する必要があります。
一方ViaVoiceは普通に「今日はいい天気です」と発声すれば入力可能です。
当然、ViaVoiceの方が高いマシンパワー(MMX 200MHz以上)を要求しますし、技術的に高度な処理が必要になる分、逆に認識率がVoiceTypeより若干落ちるように感じています。
- ・Windowsとアプリケーションの音声操作が可能
- メモ帳やWord、一太郎、Netscape Navigatorなど、通常のアプリケーションでも、メニュー項目を読み上げることで音声操作が可能です。
- ・開発ツールが存在
- IBMページ上で開発ツールと関連APIが公開されています。
これを使えば、音声によるコマンド操作や文書入力にネイティブ対応したアプリケーションの作成が可能です。
VoiceTypeに付属のマイクロホンは、Andrea Electronics社のNC・50($29.95)のようです。
同社の製品リストによると、アクティブノイズキャンセラーやON/OFFスイッチ付きのANC・500($54.95)や、そのステレオ版のANC・550($64.95)などのラインナップがあります。
IBMではデモなどの際ANC・500を使用しているそうです。
ノイズキャンセラーがついている分、雑音の多い環境に適しているのでしょう。
一度試してみたいところですが値段が...
なお、ANC・500は日本ではネットジャパン社で取り扱っています(Andrea社製アンチノイズ・ヘッドセット ANC-500)。
Webusiness OnlineのViaVoiceで私設秘書を作る(その3)によると値段は¥12,600だそうです。
それにしても、VoiceTypeに付属のマイクロホンは小さいと思います。
ヘッドセットを耳にきちんと当てるとマイクが口元まで来ません。
アメリカ製なのになぜなんでしょう...
追記(ViaVoice98のマイクロホン):
ViaVoice98にはNC・80という形式のマイクロホンが付属していました。NC・50との外観上の違いは以下の2点です。
- ヘッドセット全体のサイズがNC・50よりも大きい
- マイクの柄が長くなっている。また、ある程度自由に変形可能な素材になっている
ということで、サイズの問題は解決されたのかと思ったのですが... 今度は逆にマイクの柄が長すぎるようです。
柄を大きく曲げて調節しないと、マイクが口の前にきてしまい、息の音を拾って認識率が大きく低下します。
また、ヘッドセットの締め付けがやや弱く、私にはどうもしっくりきませんでした。
結局、NC・50の方を使っています。
ノウズル・エレクトロニクス・ジャパンのヘッドセット
日本IBMから、新しいヘッドセットの発表がありました。ミュートスイッチ付きで\3,480円です
他社製品取扱いの発表/ヘッドセットマイクロフォン
- 音声認識システム
★ [New]
- Juliusの研究開発者が執筆(CD-ROM付き)。音声認識の基礎からディクテーションシステムまで。音声認識技術者は必携
- ViaVoice98完全活用ガイド - 98/12/16発売開始
- IBM ViaVoice 98 入門編/応用編
書店売りはしていない。ViaVoice98のパッケージに申込書が付属
- VoiceTypeパーフェクトガイド
金山達彦 著, ソフトバンク株式会社, ISBN:4-7973-0474-X, ¥1,900
VoiceTypeの操作方法はもちろん、音声認識の原理や開発裏話、そしてSDKの使用法など内容的にかなり充実しています。
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