NTTのFLET'S・Isdnについて Last update 2000.6.19

 NTT東日本とNTT西日本が、一部地域のISDNユーザ向けに提供されている「IP接続サービス」を正式発表、提供地域の拡大と、正式名称を「FLET'S・Isdn(フレッツ・アイ)」にすることを発表しました。そこで、FLET'S・Isdnについてまとめてみました。なお、この文書は私が勝手にまとめたものです間違っていても怒らないで下さいね。


FLET'S・Isdnとは?

 FLET'S・Isdnは、ISDN回線のオプションサービスとして提供されます。その内容は、NTTが指定した番号への、デジタル通信モード(64Kbps)の通信料が定額制になる(常時接続を保証するものではないので注意)というものです。指定番号にダイヤルすると、NTTのIP網を経由して、ユーザが契約したプロバイダに接続されます。

FLET'S・Isdnに必要なもの

 最低限、ISDN回線が利用可能である必要があります。また、FLET'S・Isdnに対応したプロバイダとの契約も必要です。通信には、通常のTA(一部除く)が使用できるそうです。また、ISDNルータによる接続も可能だそうです。

FLET'S・Isdnの費用

 初期費用として、基本工事費1000円(1工事ごと)と交換機等工事費1000円(1Bチャネルごと)が必要です。月額利用料金は4500円です。これとは別に、プロバイダの利用料金が必要になります。

FLET'S・Isdnの制限

  •  FLET'S・Isdnは、NTTが指定した番号への、デジタル通信モードのみが定額制になります。定額制になるのはBチャネル1本分ですので、MPによる128Kbps接続はできません。また、指定した番号への通信であっても、デジタル通信モード以外(例えばモデム)での接続はサービス対象外だそうです。
  •  FLET'S・Isdnは、通信料が定額制になるサービスであり、常時接続を保証するものではありません。場合によっては接続できない事もあるそうです。また、FLET'S・Isdnはベストエフォート型サービスなので、望んだスループットが得られない事もあるそうです。IP網を経由する事によってオーバーヘッドが生じる可能性もあるようです。
  •  DSLサービスの利用が不可能になります。これは、FLET'S・IsdnではなくてISDNの制約です。詳しくは「その他(DSLについて)」を見て下さい。


IPアドレス

 FLET'S・Isdnによって提供されるのは、プロバイダへの通信回線です。よって、ユーザに与えられるIPアドレスは、接続時に、プロバイダから割り当てられます。割り当てられるIPアドレスが固定(Static)か、動的(Dynamic)かは、プロバイダによって異なるそうです。

他の割引サービスとの関連

 FLET'S・Isdnを利用していても、NTTが提供している他の割引サービスを利用できるそうです。ただし、どのような割引サービスであっても、FLET'S・IsdnでNTTから指定される番号への通信は例外になるそうです。

その他(DSLについて)

 ISDNの10倍近い速度が出せる、DSL(Digital Subscriber Line、デジタル加入者線)という技術があります。既存の銅線を利用するためにコストが低いのが特徴です。しかし、ISDNユーザは利用できないので注意して下さい。これは、利用する周波数帯域がISDNと重なるためです。また、交換局から遠かったり、近くにISDN回線があると、その影響を受けて品質が劣化します。



 http://www.ntt-east.co.jp/release/0006/000615.html
 http://www.ntt-east.co.jp/teigaku/faq.html
 http://www.ntt-east.co.jp/teigaku/pbd.html