Voodoo3放熱方法
Voodoo3の発熱量はかなりのもので、なんらかの放熱対策を行いたいと
考える人がでてくると想像できます。
単純に備え付けのヒートシンクにファンを取り付ける方法もありますが、
AGPバス直下のPCIバスの利用ができなくなります。
ここでは、そのようなことの無い方法での放熱対策を説明します。
Voodoo3 3000 AGPに取り付けられているヒートシンクはパワートランジスタ用の
フィンの間隔の大きなタイプとそっくりです。
そこで、パワートランジスタ用のさらに大きな(高さは同じ)ヒートシンクを
用意します。
私は手持ちのジャンクからVoodoo3 3000 AGPオリジナルの1.5倍程度の面積を
もつものを利用しました。

左側の銀色のヒートシンクはVoodoo3 3000 AGPオリジナルのもの。
右側のVoodoo3 3000 AGPに取り付けられている黒いヒートシンクが
今回用意したもの。
なお、オリジナルのヒートシンクはカードと平行に取り付けられていました。
このヒートシンクは千石電商やラジオデパートなどで入手可能です。
取り付け用のネジ穴が空いていませんので適切な位置に3mmのドリルで穴を
空けます。
切り子は奇麗に掃除し、穴のささくれなどはヤスリで除去します。
「o」の位置に穴を空けます。
スケールは合っていません。
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|==========o|
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|o==========|
次にこのヒートシンクをVoodoo3チップの上部に以下のように設置します。
ネジ穴は元のヒートシンクと同じ位置に空けて、これを3mmのネジで固定します。
チップとヒートシンクの熱結合にはシリコングリスを用いています。
スケールは合っていません。
---+
| |==========|
| |==========|ヒートシンク
|--------------------------|==========|-------
| |==========| o |
| |=========o| |
| |== ---- ==| |
-|-- |==|chip|==| |
| | | |==| |==| |
| | | |== ---- ==| |
-|-- |o=========| o |
| ------------------ - - --
| | | | | | | |
|-- ---- --------- -
|
これだけでも熱容量が稼げますが、ファンも設置することにします。
ファンは8cm角のジャンクのものを利用しました。
ファンはカード後部に設置しますが、位置合わせなどは適当に行って下さい。
スケールは合っていません。
---+
| |==========| ファン
| |==========| ----
|--------------------------|==========|------- | |
| |==========| o | | |
| |=========o| | | |
| |== ---- ==| | | |
-|-- |==|chip|==| | | |
| | | |==| |==| | | |
| | | |== ---- ==| -----| |
-|-- |o=========| | o (||====|) ネジで固定
| ------------------ - - ----- ----
| | | | | | | | L字金具
|-- ---- --------- -
|
L字金具
| ----
(||====|) ネジで固定
__=__|| |
|===========================================|== | |
||__| | | = | |
| |__________| ネ | |
ジ | |
ヒートシンク で | |
固 | |
定 ----
ファン


ファンを後部に設置する方法は他にもありますので、使用する環境に応じて
工夫してみて下さい。
L字金具をカードに固定する場合は絶縁ワッシャや絶縁シートなどを用いて
ショートしないようにします。
また、ファンにファンガードを付ける場合は他のカード類やマザーの端子類
と接触しないことを確認しておきます。
もし、AGPバス直下のPCIバスカードがVoodoo3 3000 AGPより長い場合は
ファンを小型のものにする等で調整します。
私の環境ではファンがAHA-2940U2枚分をまたぐ形で設置されますが、
AHA-2940Uが短いカードであるため問題になりません。

今回の放熱対策にかかった費用は0円です。
全て手持ちのジャンク品だけで行い、ボルトオンで設置できるようになっています。
written by pentium