7.最後に

 この体験記で十分にFPGAの魅力をご説明できたかどうか不安ですが、これまでマイクロコンピュータで速度不足を感じていたなら是非挑戦して下さい。  もちろん、マイクロコンピュータにもFPGAにも一長一短があり目的に応じて使い分けることが肝心です。 私のもっともお勧めはFPGAをマイクロコンピュータの周辺チップとして使用する方法ことです。 仕事では、一般工業向けにはスタンダードの16ビットCPU H8/500を使ってきましたが、もう少し速度が速ければとか、もう 少しタイマがあれば、SCIがもう1CH欲しいとか、常に頭を悩ませてきました。 他にも同じような経験をされた方は居られると思います。 また、PICやAVRなどローコストで非常にユニ−クなチップがでていますが、満足できるものが見つかりません。 しかし、このFPGAをこれらのCPUの周辺チップとして使用することで、ほとんどの周辺回路をFPGAに取り込むことができ、 不足する機能が最高の速度で提供されることになります。 これにより8ビットのPICも16ビット並の性能を発揮することができるはずです。 また、設計変更にも柔軟に対応できます。  もちろん、本来の高速なディジタル処理に使うことが最も適していることは言うまでもありません。 しかし、高機能の1チップCPUが中心となり、汎用のCPUの影が薄くなるとともに周辺チップもなくなってしまいました。 その部分をFPGAで新たな使用方法を提案したいと思います。 そして、IPの形で技術情報の交換が広く行われるようになることを期待しています。  やたらに、耳慣れないカタカナ用語が並びそのたびに挫折しそうになりましたが、今ではFPGAの魅力に取りつかれてしまい、新しいテーマは、まずFPGAでできないかを検討するようになりました。 そして十分にその期待に答えています。 残念ながら、パソコンのように書店に行けば何でもわかるという訳にはまいりませんが、多くの技術者の方にFPGAの魅力に触れて頂きたいと考えています。

まだまだ、ご満足頂ける内容ではないと反省しております。 引き続き内容を充実させていく予定ですので、ご期待頂きたいと思います。

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