八頭身モナーキモイ!
- 14 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:22 ID:ifDSZFNd
さーてどんな話をしようか
<(
-Д)
(へ )へ
- 15 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:23 ID:ifDSZFNd
そうだな リンゴの話をしよう
<(
-ー)ゝ
(へ )へ
- 16 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:23 ID:ifDSZFNd
ここに一個のリンゴがある
、
○
知ってるかい?リンゴというのはとても神聖な食べ物なんだよ
アダムとイブが一番最初に勝ち取った食べ物さ
我々人類に罪を教えた神の恵みなんだ
- 17 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:24 ID:ifDSZFNd
昔ね とても徳の高い僧侶がいたんだ
∧∧
( -Д)
( つと
⊂__)
偉いもんだね 彼は山に篭り毎日神に祈りを捧げていたんだ
食事と睡眠以外はずっと祈ってたっていうんだから凄いもんだよ
- 18 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:24 ID:ifDSZFNd
そんな彼に神様はひとつのリンゴをプレゼントした
∧∧
( ゚Д)
( つと
、
⊂__) ○
「 これを食べれば一生の生を得ることができる
是非これを食べて人間の良い見本として生き続けてくれ」
- 19 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:24 ID:ifDSZFNd
俺はまっぴらごめんだね
死ねない体になってずっと祈ってろってんだから
∧∧
(,,゚Д゚)
(つ○´
| |
し`J
だがこいつは違った
それを食べてこれからも神に祈り続けようと思ったんだ
- 20 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:25 ID:ifDSZFNd
しかしふと、彼は手を止める
「そうだ。私には苦労をかけた妻がいる。
彼女もこの恩恵をうける権利があるのではないだろうか」
∧∧
(,,。。)
(つ○´
| |
し`J
彼はここ数年会話もしてなかった妻にそのリンゴを持って行った
- 21 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:25 ID:ifDSZFNd
「このリンゴを半分に切って二人で食べよう」
しかし彼女は内心こんな生活に飽き飽きしていた
だから彼女は言った
∧∧ ∧∧
(*゚д) 、 (Д゚,,)
( つ○と
)
| | | |
し`J し`J
「 これからも永遠にこんな生活をするなんて
私にはとても耐えられない
それよりもこれを町に売りにいきましょう
一生遊んで暮らせるお金が手に入るわ 」
- 22 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:26 ID:ifDSZFNd
「なんだと?これは神様にもらった大事なリンゴだ
そんな私利私欲に使うものなんかではない」
∧∧
∧∧
(*゚ー) (Д゚,,) ,
(つつ と つ○
| | | |
し`J
し`J
「 あら、この国の王様は民のことを考えるとても良い人
あなたよりも王様が不老不死になりずっと政治をとっていたほうが
人々のためになるわ 」
- 23 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:26 ID:ifDSZFNd
こうして妻は舌先三寸で旦那を丸め込ますと王様にそのリンゴを売っぱらっちまった
しかもぬけぬけとお布施まで要求してな
{
王 } ∧∧
( ´∀`) 、
∧∧ (Д゚,,)
( つ○ (ー゚*) と )
| |
| ⊂⊂ヽ | |
( _)_) (__)
し`J
王様も彼が偉大な僧侶であることを知ってたから唸る様な大金をやった
彼のことだ きっと貧しい者達に分け与えるんだろう ってね
- 24 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:26 ID:ifDSZFNd
さて、一人になり王様は考えた
「もらってはみたものの 果たして自分の様な者が食べてよいのだろうか」
{
王 }
( ´Д`)
(
つ○と)
| | |
(
_)_)
人が良すぎたんだな この王様は
食べっちまえば永遠に彼の権力はゆらがないのに
- 25 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:27 ID:ifDSZFNd
王様は悩んだ
彼には息子がいなかった
だから彼が死ねばこの国は終わる
{
王 }
( ´−`)
(
つ○と)
| | |
(
_)_)
しかし
だからと言って不老不死になっていいものなのだろうか
修行も祈りもしたことがない自分の様なものが
- 26 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:27 ID:ifDSZFNd
「どうしたの?あなた」
悩む王に彼の妻がやってた
いつも笑顔の王妃に 彼は何度励まされたことだっただろう
{
妃 } { 王 }
( ‘∀‘) (´∀` )
( つつ (
つ○と)
| | | | | |
( _)_) (
_)_)
「ああ、何故気づかなかったんだ
さぁお前、このリンゴを食べて何時までも美しくいてくれ
そしてたくさんの跡取りを生んでおくれ」
- 27 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:28 ID:ifDSZFNd
永遠のリンゴ
王妃はもちろん喜んで受け取った
{
妃 }
( ‘∀‘)
( つ○と
| | |
(
_)_)
しかし彼女もまたそれを食べることなく他の奴にやったんだ
- 28 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:28 ID:ifDSZFNd
この近衛兵の隊長さんにね
そう王妃は浮気してたんだよ 残念だねー王様
∧,,∧
、 ミ゚Д゚;ミ
○とミ ミ
ミ ミ
∪∪
ところがどっこい この隊長さんはというと別に王妃は好きじゃない
身分があるから仕方なく付き合ってただけなんだ
だから彼もまた 自分の一番好きなやつにやった
- 29 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:28 ID:ifDSZFNd
小間使いで働いてた 小汚い女の子に
もちろん こいつもこのリンゴは食わなかった
∧_,,,
(#゚;;-゚)
|つ○
〜(;;_;;_;;)
へへへ……そろそろわかってきたか?
- 30 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:29 ID:ifDSZFNd
ああ 彼女はそのリンゴを王様に献上したんだ
自分の様なものでも分け隔てなく雇ってくれる
とても大好きで とても人の善い王様にね
{ 王
}
∧_,,, (´Д`;)
( #゚;;-) と と
)
|::: :つ○ | | |
〜(;;_;;_;;) (_(_
)
「 貴方様がずっと生きていてくだされば
私のような者でも安心して暮らせます
是非お納めください 」
- 31 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:29 ID:ifDSZFNd
ああああ……
自分の手にあるのはまぎれもなく王妃に渡したもの…
{ 王
}
(´Д`;)
つ○と )
| | |
(_(_
)
少ししなびたリンゴを手に
王様はガラガラと自分の世界が崩れていくのを感じた
- 32 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:29 ID:ifDSZFNd
王妃を追放し 近衛兵隊長を処刑し 小間使いに暇をだし
そして彼は 名も無い乞食として城を出た
∧_∧
( ´Д`)
(
つ○と
(___)
彼の持ち物は しなびたリンゴただひとつ
- 33 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:30 ID:ifDSZFNd
彼は僧侶にリンゴを返そうと思ってた
乞食になればまた彼に会えると思ったんだ
\
∧_∧
( ´Д)
(
つ○と
(___)
/
自分のあげた莫大なお金
彼ならきっと乞食に分け与えるに違いない
ほら そうこうするうちに彼が来たぞ
- 34 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:30 ID:ifDSZFNd
でもそこにいたのは徳の高い僧侶じゃなかった
∧oo 【
金】
(д゚*) ( ゚〜) ∧∧
(つつ つ●つ)ωT)ノ
ハ_,, / / | | (::::::::)
(#゚;-゚);;)〜⊂ -J し`J
< ∨
∧_∧
( ´)
いたのは欲と金にまみれた醜い一組の夫婦だった
- 35 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:30 ID:ifDSZFNd
∧_∧
(´Д` )
(
つ○と
(___)
∧oo 【金 】
(゚д゚*) (゚Д゚
)
- 36 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:30 ID:ifDSZFNd
∧_∧
( ´Д`)
(
つ○と
(___)
- 37 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:31 ID:ifDSZFNd
持っていたリンゴをドブに捨て
後は行方知れず
どうなったかは俺も知らない
- 38 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/18
18:32 ID:ifDSZFNd
いやはやさすが神様
凡人には貴方様の真意は計りかねますな
)
_.(
<( -ー)ノ
(へ )へ