八頭身モナーキモイ!
- 163 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:19 ID:EXPh4y6y
ふむ……
( -Д)
(/へへ
- 164 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:19 ID:EXPh4y6y
では 158氏に僕からプレゼントだ
( -ー)
(/へへ
- 165 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:19 ID:EXPh4y6y
彼は絵描き
∧_∧ ミ
( ・∀・).‖.. ┌┐
( つ └┘
| |
|
( _)_)
今日も絵を描いている
- 166 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:20 ID:EXPh4y6y
ところが絵描き 絵がちっとも売れない
∧_∧
ミ
( ;-∀-)‖
( つ
| |
| ┌┐
( _)_)
└┘
鳴かず飛ばずのスカンピン
鳴くの自分の腹ばかり
- 167 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:20 ID:EXPh4y6y
「 俺って絵の才能ないのかなぁ 」
それが彼の悩み
∧_∧
( ;-∀-)
( )
| |
|
(
_)_)
毎日毎日絵を描いてるにちっとも上達しない
- 168 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:20 ID:EXPh4y6y
トントン
∧_∧
( ・∀-)
( )
| |
|
(
_)_)
「 はい 誰ですか? 」
- 169 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:20 ID:EXPh4y6y
さぁ来たぞ
リンゴを持った麗しのご令嬢
∧∧
(゚ー゚*)
(つ○´
| |
し`J
「 パンばかりでは栄養が偏るわ
さ これをどうぞ絵描きさん 」
- 170 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:21 ID:EXPh4y6y
「 あいにくだが今お腹がいっぱいなんだ
リンゴなんていらないよ 」
∧_∧ ∧∧
(-∀-; ) (*゚ー゚)
( )
(つ○´
| | | | |
(
_)_) し`J
「 あらそう ではここにおいていくわね
絵描きさん 」
- 171 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:21 ID:EXPh4y6y
パタン
カンカンカンカン…………
∧_∧
(-∀- )
( )
| |
|
(
_)_) ○´
あらあら帰ってくぞ 麗しのご令嬢
でも絵描きは振り向かない
そのリンゴの香りに鼻をひくつかせながらも振り向かない
- 172 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:21 ID:EXPh4y6y
「 帰ったかな? 」
∧_∧
(・∀- )
( )
| |
|
(
_)_) ○´
そろそろ上げる片目にとらえるリンゴの姿
そしていないご令嬢
- 173 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:22 ID:EXPh4y6y
「 あーあ 絵の才能さえあればなぁ… 」
∧_∧
( ・〜・)
( ξと)
| |
|
(
_)_)
今日もリンゴはちょっとすっぱい
- 174 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:22 ID:EXPh4y6y
「 絵さえ売れれば もっとうまいリンゴが食えるのに
絵さえ売れれば 彼女の笑顔に答えれるのに 」
∧_∧
( ・д・)
( つ
| | |
(
_)_) ξ
ぽいっと捨てたリンゴの芯
もうこれで何回目だ?
- 175 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:22 ID:EXPh4y6y
「 この手がもっとうまい絵さえ描けたらならぁ 」
∧_∧
( 。。)
(つ と)
| |
|
(
_)_)
じっと見つめるその手には 黒い鉛筆とパンの屑
- 176 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:23 ID:EXPh4y6y
ん? なんだこの黒い染み
∧_∧
( 。。)
(つ と)
| |
|
( _)_)
- 177 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:23 ID:EXPh4y6y
「 残念ですが 病気ですね 」
- 178 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:23 ID:EXPh4y6y
「 切るしかありません 左腕を 」
∧◎∧ ∧_∧
( ‘Д‘) (・д・; )
( つ と) (つ
と)
| | | | | |
( _)_) (_(_
)
- 179 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:24 ID:EXPh4y6y
「 いいいいい今すぐ切るのかい?
俺は痛くも痒くもなんだぜ? 」
「 痛くなったら手遅れです 全身にまわりますよ 」
∧◎∧ ∧_∧
( ‘Д‘) (・д・; )
(
つ と) と つ
| | | | | |
(
_)_) (_(_
)
「 ままま待ってくれ なぁ一日くらい待ってくれ 」
「 いいでしょう 一日 いえニ日待ちましょう 」
- 180 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:24 ID:EXPh4y6y
あああ どどどどうしよう!
この左手ともあと二日でお別れだってよ!
∧_∧
( ;。。)
(つ
と)
| | |
(
_)_)
あああ どどどどうしよう
あと二日もすれば俺はカタワものだ
- 181 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:25 ID:EXPh4y6y
トントン
∧_∧
( ;・д)
(つ と)
| | |
(
_)_)
「 ひぃ! 誰ですか 」
- 182 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:25 ID:EXPh4y6y
さぁ今日も来たぞ
リンゴを持った麗しのご令嬢
∧∧
(゚ー゚*)
(つ○´
| |
し`J
「 あらあら リンゴを食べれば落ち着くわ
さ これをどうぞ絵描きさん 」
- 183 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:26 ID:EXPh4y6y
「 あいにくだが今はそれどころじゃないんだ
リンゴなんていらないよ 」
∧_∧ ∧∧
(-д-;) (*゚ー゚)
(つ と)
(つ○´
| | | | |
(
_)_) し`J
「 あらそう ではここにおいていくわね
絵描きさん 」
- 184 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:27 ID:EXPh4y6y
パタン
カンカンカンカン…………
∧_∧
(-д- )
(つ と)
| |
|
(
_)_) ○´
帰ってくぞ 麗しのご令嬢
でも絵描きは呼び止めない
そのリンゴの香りに鼻をひくつかせながらも呼び止めない
- 185 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:27 ID:EXPh4y6y
「 帰ったか…… 」
∧_∧
(-∀・;)
(つ と)
| |
|
(
_)_) ○´
そろそろ上げる片目にとらえるリンゴの姿
そしていないご令嬢
- 186 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:27 ID:EXPh4y6y
「 あーあ もうこれで僕に誇れるものはひとつもなくなるわけだ 」
∧_∧
( ;-〜)
( ξと)
| |
|
( _)_)
- 187 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:28 ID:EXPh4y6y
「 ん?今日のリンゴは甘いな 」
∧_∧
( ・〜)
( ξと)
| |
|
( _)_)
- 188 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:28 ID:EXPh4y6y
なんでだろ?
- 189 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:28 ID:EXPh4y6y
彼は絵描き
∧_∧ ミ
( ・∀・).‖.. ┌┐
( つ └┘
| |
|
( _)_)
だから今日も絵を描いている
- 190 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:29 ID:EXPh4y6y
ところが絵描き すぐ描くのをとめる
∧_∧ ミ
(
;-∀-)‖
( つ
| | | ┌┐
( _)_)
└┘
明日自分の左手は切られるのに
自分には絵を描くことしかやることがない
- 191 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:29 ID:EXPh4y6y
「 結局俺には絵しかないのか? 」
それが彼の悩み
∧_∧
( ;-∀-)
(つ と)
| |
|
(
_)_)
描いてはやめ描いてはやめ
絵はちっとも進まない
- 192 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:29 ID:EXPh4y6y
トントン
∧_∧
(
;-∀-)
(つ と)
| | |
(
_)_)
「 はい 開いてますよ 」
- 193 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:30 ID:EXPh4y6y
さぁ今日も来たぞ
リンゴを持った麗しのご令嬢
∧∧
(゚ー゚*)
○´と
| |
し`J
「 さぁ リンゴを食べれば落ち着くわ
これをどうぞ絵描きさん 」
- 194 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:30 ID:EXPh4y6y
「 ど、どうしたんだその右腕!! 」
∧_∧
∧∧
( ;・д)
(゚ー゚*)
( つ つ > つ○´
| | |
| |
(
_)_) し`J
「 勝手に店のリンゴを持ってきたら切られちゃった
ではここにおいていくわね 絵描きさん 」
- 195 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:30 ID:EXPh4y6y
パタン
カンカンカンカン…………
∧_∧
( ;・д)
( つ つ
| |
|
(
_)_) ○´
帰ってくぞ 麗しのご令嬢
でも絵描きは呼び止められない
そのリンゴの香りに鼻をひくつかせながらも呼び止められない
- 196 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:31 ID:EXPh4y6y
∧_∧
( ;-〜)
(つξと)
| |
|
( _)_)
- 197 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:31 ID:EXPh4y6y
ああ このリンゴも甘いじゃないか……
- 198 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:32 ID:EXPh4y6y
彼は絵描き
∧_∧ ミ
( ;・Д・).‖ ┌┐
( つ └┘
| | |
(
_)_)
だから絵を描いている
- 199 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:32 ID:EXPh4y6y
さぁ救え!
リンゴを持った麗しのご令嬢を
∧∧
(゚ー゚*)
○´と
| |
し`J
( あらあら リンゴを食べれば落ち着くわ
さ これをどうぞ絵描きさん )
何を馬鹿な! そんなことのために君はリンゴを持ってきたのか!?
- 200 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:33 ID:EXPh4y6y
「 受け取れ亭主 こんな絵でもこれだけあれば
リンゴ代にはなるだろう 」
∧_∧ ∧_∧
( ;・Д・)┌┐ ( )
( つ つ
┘ と )
| | | | | |
( _)_) (_(_
)
- 201 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:33 ID:EXPh4y6y
∧_∧ ∧∧ ∧_∧
( ;・∀) (゚ー゚*)
( )
( つ つ > つ と )
| | |
| | | | |
( _)_) し`J (
_)_)
「 そうだな その才能のないごく潰しよりは価値がありそうだ 」
- 202 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:33 ID:EXPh4y6y
「 あら残念 もうあなたにリンゴを届けられないわ 」
∧_∧ ∧∧
( ・∀)
(゚ー゚*)
( つ つ > つ
| | |
| |
(
_)_) し`J
「 かまわないよ ぼくはもう明日から絵を描かない 」
- 203 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:33 ID:EXPh4y6y
「 さぁ 最後の絵を描こう 」
∧_∧ ミ ∧∧
( ・∀).‖. ┌┐ (゚ー゚*)
( つ
└┘ > と)
| | | | |
(
_)_) し`J
- 204 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:34 ID:EXPh4y6y
絵に描かれたのは一組の腕の無い夫婦
右腕のないリンゴ売り 左腕のない絵描き
∧∧ ∧_∧
(*゚ー゚) (・∀・ )
> つと <
| | | |
|
し`J (
_)_)
あれあれ絵描きさん あんたの腕はまだあるだろ?
- 205 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:34 ID:EXPh4y6y
「 残念 僕は印象主義なもんでね 」
∧∧
∧_∧
(*゚ー゚) ( ・∀・)
> つと <
| | | |
|
し`J ( _)_)
- 206 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:35 ID:EXPh4y6y
ほんとうに大切なものを見つければ
何も怖くないはずだ
( -ー)
(/へへ
- 207 :HIk ◆Fz7GP0Miac :03/01/22
21:35 ID:EXPh4y6y
もっとも
そいつができれば苦労しないけどね
( -Д)
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