このサイトの開設に寄せて

                   大学教育の情報化と教育連携 

 

 

  このサイトはオフィシャルなサイトではありません。これまで大学の事務職員として、働いてきましたが、主に、現在担当しているコンピュータやネットワークや教育委員会との連携について個人的に感じていることを書いています。

「私がネットワーク管理を担当するようになって、まる6年になります。その間に、大学教育の情報化が叫ばれ、ネットワークを活用したシステム作りが盛んに行われました。私どもの大学においても積極的にキャンパスのIT化、教育の情報化に取り組んできました。その結果、確かに改善されたことはたくさんあります。しかし、画期的な変革はあったのでしょうか?そして、これからのIT活用はどう展開しいけば良いのか、じっくり考えてみたいと思うようになりました。私は大学の事務職員で、これまで、システム構築やネットワーク管理に携わるだけでなく、情報系のイベントの企画、教員への支援環境の整備、地域社会の学校教育との連携、教育センターとの連携など学外プロジェクトにも参画してきました。」

 これからの大学を支える若い職員や大学担当の情報関係業者の皆さんと共に、これから進むべき「教育の情報化」を見極めてみたいと考えています。皆さんが大学教育に携わっている中で、感じていることやこうしたらどうだろうと思っていることを議論することが大切なんだろうと思います。同じように感じている皆さん、一緒に考えて行きましょう。

 

 それでは、私がこれまで取り組んできたことについて紹介します。

大学教育の情報化とは

 これまで、大学教育においてさまざまな改革が行われてきました。カリキュラム改定や少人数教育の見直し、他学部横断履修、授業評価などがあげられます。しかし、教育の情報化ほど、教育を根本的に見直しを迫られたことはなかったように思える。ネットワークを活用したEラーニングや遠隔教育の実施など教育のIT化はこれからも進展するでしょう。著作権や個人情報の保護などの問題にも意識改革を伴いながら、解決していかなければならないでしょう。この奮闘において、問題は大学教員の意識にあると思いました。情報テクノロジーの習得を求めているのではなく、電子化された教材の特性を理解して活用するだけで良いのに、専門領域のプロであることを理由にITを拒絶する教員によって、教育の情報化がなかなか実現できないのが現状のように思えます。本学の教材作成の代行や教・職員の互いの領域を超えての支援もこうした問題解決へのひとつの提案です。

 教育の情報化を推進する立場にいる私たちにもまた、多くの留意をしなければならないことがあるようです。各専門領域における情報化のニーズや特徴をさらに研究する必要があります。すべてが情報化によって代替できるとは決して思わないことです。むしろ、教育とは対面を原則に培う努力によってなりたつものと認識すべきです。最近のコミュニケーションを中心においたICTも、ハード重視のテクノロジーから緩やかなしかし、大きな意識の軌道修正を意味しているのかも知れません。対面教育とITの融合によるハイブリッド型の教育が叫ばれているのもそういう教育の情報化の転機を示唆しているのでしょう。

 教育に携わる大学関係者やIT関連業者が、学生に視点を置き、共に議論を重ね、これからの日本の大学教育の将来をしっかり見据えたヴィジョンの中で、「教育の情報化」を具現化していくことが重要だとつねずね考えておりました。このサイトを立ち上げたのも、皆さんに、私のこれまでの活動を紹介し、考えるヒント、材料ににして欲しいと思ったからです。 特に、若い大学職員がやりがいのある仕事に熱中して欲しいと思います。

地域連携に根ざした教育連携

 最近、大学では、高大連携という言葉が度々使われるようになりました。高校と大学の歩み寄りは当然のことのように思いますが、学生募集を前面に出したものは長続きはしないと思います。また、高大での単位互換についても、必要性は希薄だと感じます。地域に根ざした連携が最も自然なものに思えます。しかし、ITの技術は地理的束縛を解き放してくれることを可能にします。現在、大阪府教育センターに協力して、教員研修を遠隔教育で実施するための基礎的実証実験を行っているのも、その可能性の追求のためです。高校の先生が放課後、自分の学校のパソコンで研修を行えるとすれば、時間の有効利用にもつながります。また、オンライン研修を録画しておけば、自由な時間に受講できます。もちろん、このオンライン研修は、ファイアーウオールを越えるものでなくてはなりません。

 
  
    キャンパスのIT化と教育の情報化への取り組み
 システム構築:携帯電話による学内情報サービス・教育支援システム・
 Web履修・カードゲートシステム・教員所在表示システム
 
 キャンパスのIT化
   

  

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