PC-9821Ct16のCPUアップグレード
AMDのK6-233MHz版でMMX化に成功しました。以下、その方法をまとめてみました。特にK6にしたからといって、メモリを変更する必要はないので、現状の環境がそのまま継続できます。
現在、なお成功メールを続々と頂いています!成功された皆さん、おめでとうございます!また、様々な方から貴重な情報を頂いております。本当にありがとうございます!!また、リンク集 もお役立てください。改造のコーナーでは、私が参考にしたページや成功した方のページなど、私のページだけではフォロー出来ていない数多くの情報が得られることでしょう。
ところで、このMMX化ですが、サードパーティーから正式にCt16に対応している製品がすでに発表されています。このページに掲載されている方法よりも、ずっと簡単に安全にパワーアップできますし、保証もついているので、自信のない方はそちらの方法をとられることを強くおすすめします。詳しくは、以下ののホームページをご覧下さい。また、メーカー製、特にメルコ製のCPUアクセラレータの出来は目を見張るものがあり、自作・他社製の製品よりも消費電力が少ないという特徴(場合によっては同じCPUでも半分くらいの消費電力)を持っているようです。
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【 CPUアクセラレータを自作する場合 】
CPUアクセラレータを自分で作るための方法を以下に紹介します。
1.必要なもの
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AMD K6 - 200MHz(△) AMD K6 - 233MHz(△) AMD K6 - 266MHz(○) AMD K6-2 - 266MHz(◎) AMD K6-2 - 300MHz(◎) AMD K6-2 - 333MHz(◎) |
説明の必要ないですよね?キャッシュの容量が大きいので、インテル系よりもパフォーマンスが良いはずです。しかも、内蔵の装置をそのまま生かせます。左に挙げたCPUは実際にCt16での動作確認済みのものだけを載せいてます。ノーマルK6-200,233 の場合、私も含めて他の方からもWindows98にしたときにスピーカーからのノイズが大きくなる報告を頂いていますので、使用しないことをお勧めします。 |
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電圧&クロック変換ユニット(ゲタ) 「MULTIMEDIA CPU UPGRADE KIT(MCUK)」シリーズ(お奨め!!) または 「PL-Pro / MMX」(基板の一部がソケットの出っ張りに当ってしまい斜めにささってしまいますが、取り付けられないことはないそうです)
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MCUKの型番「P55C-K6-L」(通称"Lシリーズ")では233MHzより上のクロックは、その構造上出来ません。266MHz以上の高クロックを望む場合は、MCUK-Sシリーズ、または、PL-Pro / MMX を使用する必要があります。 【S.Yajima さんからの報告】 「PL-Pro / MMX」 と AMD K6-266MHz での組み合わせで成功されたそうです。現在はオーバークロックの300MHzでも動作しているそうです。唯一の問題点となりそうな、ゲタの基板がソケットの出っ張りに当ってしまうというものですが、斜めにささってしまいますが、取り付けられないことはなく、しっかりと動作するそうです。「ゲタの足が長いのでソケットに接触できていのでしょう。」とのことです。ちなみに、この「PL-Pro / MMX」は、基盤に Ver.4.0 と書いてあるバージョンだそうです。 【その他の注意事項】 ゲタの電源ケーブルをCD-ROMドライブ経由で接続するとCD-ROMが認識しないことがありますので、ハードディスクからの電源経由にしてください。 |
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CN6MPS |
ゲタを付けると、その分だけ高さが増すため、普通のクーラーでは固定することが出来なくなります。その為、このような専用のものを買うと良いでしょう。K6-233MHzでは、標準のPentiumに比べて発熱が大きいので、CPUクーラーは必須であり、その効果が大きいものをつけなければなりません。もちろん、ゲタに付属している場合は、購入の必要はありませんので、事前に確認しておきましょう。 |
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CPUとクーラーの間に、このグリスを塗っておくと、CPUの熱がクーラーに伝わりやすくなるそうな。なので、発熱の多いK6には必要。1回分の量が入って、名古屋大須の某点では200円で売ってました。必ず買ってください。あると無いとでは、放熱の効率に大きく影響します。 |
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キャッシュ・コントロールプログラムを組み込むことで、K6の性能をフルに発揮できるようになります。K6-2 を使用する場合は、現在のところAMDMSRではなく、K6.SYSを使用して下さい。 |
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MCUK(Sシリーズ以降) は、クロックや電圧設定をジャンパ・ピンで行います。300MHz動作時にはジャンパ・ピンが4つ必要です。しかし、標準では3つしか付いていないこともあるようなので、300MHz以上で動作をさせるには購入時の確認が必要です。(予め1つ余分に付いていることもあるようなので、購入時に確認してください。 |
※電圧&クロック変換ユニット(ゲタ)と専用のCPUクーラーは入手しにくいです。PL-Proシリーズの場合は、専用クーラーが付いているので心配は無いのですが、MCUGシリーズの場合は同時に必ず専用CPUクーラーを入手して下さい。ちなみに私の部品の組み合わせは、MCUKのLタイプ(P55C-K6-L)とK6-233MHz、CPUクーラーに CN6MPS というものです。
2.実際の作業
2−1.作業完了後の様子を実際に見てみる
「百聞は一見にしかず」ということで、まずは取り付けて実際に動いている写真を載せましたので、これを見て、今後する作業のイメージをつかみ取ってください。CPUクーラーのファンが回っている様子が見えますでしょうか?

(1)これが専用CPUクーラーで、ゲタをかませた分高くなっても、金具を改造する必要もなくしっかりと固定できます。
(2)この場所にもともとのCPUクーラーの電源がささっていましたが、改造後はハードディスクの電源部から分岐してとってくるようになっています。(電源分岐ケーブルは専用CPUクーラーにもともと付いているので新たに買う必要はない)
(3)専用CPUクーラーとK6の電源供給のためのケーブル。赤と青の線が2対見えるのが分かりますか?(ちょっと見にくいけれども(^^;) 見えないですが、この場合、ハードディスクの電源を引き抜いて、ゲタ用電源 → CPUファン用電源 → ハードディスク というように分岐してます。
(4)ゲタ専用のCPUクーラーなので、特に金具の改造は必要なくすっきりとまとめることが出来ました。
(5)左から、巨大なTVチューナー&キャプチャボード、メルコのSCSIボード ( IFC-UP )、UIDE-98です。
2−2.実際のK6の取り付け作業
1)ゲタ(MULTIMEDIA CPU UPGRADE KIT)の設定をします
K6-233MHzの設定は、通常、電圧3.2Vです(若干、異なるK6も存在するので注意してください)ので、JP5の場所にのみピンを設定します。K6-233MHz以外のK6では設定電圧が異なりますので、購入時に確認して、ゲタがその電圧に設定できるかどうかを確認しましょう。
2)ゲタにAMD-K6を装着します
目安としてゲタとK6の間の隙間は約1ミリですので、そのくらいを目指してください。
ゲタとCPUのピンの方向が合うことを確認して、装着してください。
装着したら、K6の金属部に適量のCPU用シリコングリスを塗っておいてください。
3)標準CPU(P54C Pentium-166MHz)を取り外します

これが標準のCPUファンです。写真では見にくいですが、下にあるツメをつかんで下側に移動しながら上側を支点にして持ち上げると取り外すことが出来ます。
4)クーラーが外れたら、CPUソケットのレバーを起こしてPentiumを取り外し、ゲタを装着したK6に換装します。レバーを倒してCPUを固定します。
5)ソケットの上下にあるツメに専用CPUクーラーを装着します。上記の写真を参照してください。
6)ゲタとCPUクーラーの電源を、ハードディスクの電源から分岐させます。
以上でK6の取り付け作業は終了しました。
2−3.MSDOS.SYSの内容の変更
2つの方法があります。1つは「窓の手」というツールを利用する方法で、非常に簡単でマウスで簡単に設定できます。もう1つは、手動で設定する方法です。どちらでも結果は同じですので、好きなほうで設定して下さい。
2-3-1.「窓の手」を利用する方法
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/ より「窓の手」を入手してください。インストール後、「窓の手」を起動したら、「ブート関連」タグを選択後、「アニメーションロゴを表示」のチェックを外して「設定反映」をクリックすれば、設定完了です。

2-3-2.手動で設定する方法
MSDOS.SYSはシステムファイルなので、通常は見ることが出来ません。MS-DOSプロンプトを立ち上げて、
ATTRIB -S -H -R A:\MSDOS.SYS
などとしてシステムファイルの属性を解除したのち、メモ帳などで内容を以下のように設定してください。
logo=0
いずれかの方法でこの設定をしないと、内蔵IDEを使っている限り起動時に「Windows 保護エラー」が出て起動ができません。しかし、ロゴのパレットアニメーションをしないようにすれば、ロゴを表示させることが出来ることが判明しました。詳しくは、こちらを参照して下さい。
2−4.パソコンの電源を覚悟して入れてみる
さぁ、ここまできたらいよいよパソコンの電源を入れてみましょう。動作がおかしい(起動音がならないなど)と感じたら、ハードディスクにOSを読みに行く前に電源を切って、もう一度、設定を確かめましょう。無事、起動したら、次はキャッシュコントロールプログラムの設定を行ってください。
2−5.キャッシュ・コントロールプログラムの組み込み
あとはキャッシュ・コントロール・プログラムを組み込みます。以下のアドレスを参照してください。
(1) http://www.osaka.xaxon-net.or.jp/~griffon/pc_cust/reference.html
(2) ftp://ftp.eni.co.jp/.4/ftp.tyan.com/amd/の中の MSR.ZIP
MSR.ZIP を任意のフォルダ( A:\AMDMSR など) に解凍したあとAMDMSR.EXEへのショートカットを作成して、[プロパティ]→[ショートカット]のリンク先の欄AMDMSR.EXE以下が、
AMDMSR.EXE -wt128m -w15e -wcdd
(前のオプションはメモリ搭載量に応じて数値が変化しますが恐らく128でも問題なく、後ろ2つのオプションは固定です)
のような感じで設定します。このショートカットを ".\WINDOWS\スタート メニュー" に入れておけば、次回からは自動的にこの設定が有効になるでしょう。(MS-DOSプロンプトの出現が気になる場合、ショートカットのプロパティで実行時の大きさを「最小化」にしておけばよいでしょう。)
MS-DOSからK6のキャッシュコントロールを有効にしたい場合は、K6.SYSというプログラムが有効です。以下のリンクから手に入れてください。CONFIG.SYSに書くことにより有効となります。また、K6−2の場合は、かならずこちらを使用してください。
(3) http://member.nifty.ne.jp/Horiguchi/tools/index.htm
2−6.「システムインストールディスク」の変更
残念ながらCPUを換装すると、標準のシステムインストールディスクから再インストールが出来なくなってしまいます。そこで、次のようなプログラムを作ってみました。バックアップしたシステムインストールディスクに、このアーカイブの中に含まれるプログラムを上書きコピーしてください。
CT16PAT.LZH (3,534 bytes)
3.参考資料
私以外にも、無事、K6へのCPU換装に成功された方のベンチマークテストの結果も掲載してあります。詳しくは、こちらをご覧下さい。
4.Ct16ユーザーのための通販ショップ関連URL
フリータイム ・・・ メルコ製のCPUアクセラレータやPL-Pro/MMX (ゲタ)、CPUなどが購入できます。
A.T.WORKS ・・・ MCUG(ゲタ) と専用クーラー、CPUなどが購入できます。
(注2)動作報告、お待ちしています。みなさんの意見をホームページに反映させていただけませんか?メールを待っています。
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