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さっきまで正常だったプリント動作が突然おかしくなった・・・ という場合には、
機械的な故障よりもコンピューター命令信号の論理的な兼ね合い構造が一時的に崩れてしまった、と考えてチェックしてみましょう。
チェックポイント1:
一旦パソコンとプリンタを正常に終了してから、しばらく冷めるのを待ちましょう。
(本当は熱が冷めるのではなく、パソコンやプリンタ機器内部に蓄電された電荷が放出されるのを待つ、というほうがより正しいと思います)
どれくらい待てばよいか?は悩ましい所ですが、あまり大きなコンデンサは使われていないパソコン機器ならば1分以内で大抵は放電されてしまうと考えて支障なさそうです。(厳しく論議するときりがない問題ですが、ここでは深い所は問わない前提にしておきます)
ほとぼりが冷めたところで再度電源を入れて、直っているかどうか試してみましょう。
慎重を期したい場合には、コンセントも抜いて試してみてください。
チェックポイント2:
パソコンとプリンタをつなぐ電線がゆるんでいないかどうか、チェックしてみましょう。
抜け止めフックのないUSB接続やマッキントッシュのシリアル接続では、知らず知らずのうちに緩んでいる場合がよくあります。
ゆるみが発見されたり、激しいねじれ(内部断線の可能性)が発見された場合は、締め直しや新しいケーブルを買い替えてみて下さい。
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抜け止め金具(丸印)のある
Windows用パラレル端子
ゆるみや抜け落ちの心配がありませんが、ケーブルを踏んだり子供がいたずらで引っ張ると落下事故のおそれがありますので要注意です ※
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USB接続は、緩んだり抜ける可能性があります
USBは不注意により抜けてしまう欠陥のある構造の規格ですので要注意です ※
(右側に抜け止め金具付きパラレル端子が見えます) |
マック用シリアル端子もゆるんだり抜ける可能性が有ります。
【但し、マックの場合は子供のいたずらや誤ってケーブルを踏んだりした際の落下事故防止のため、綿密な配慮のもとにわざと所定の力が加わると抜けるように計算してあるのだそうです※】
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注)※のコメントは、あるマッキントッシュ研究者から「決して誤解しないでほしいポイント」との助言です。
(編集子としてはどちらも結果は同じだろうと思えるのですが…)
チェックポイント3:
パソコンにインストールされたソフトの構造が崩れてしまった可能性をチェックしてみましょう。
リセットや突然の停止などがあった場合には、ソフトの兼ね合い構造が崩れてしまうことがあります。
この場合機械は壊れていませんので、関係するソフトの「削除(アンインストール)」と「再インストール」を実施すると新品同様に戻ります。
関係するソフトで一番最初に「プリンタ用のドライバーソフト」を削除と再インストールしてみましょう。
↑Windows2000でキャノンBJF300のプリンタドライバーを削除しようとしている画面
(スタート>設定>コントロールパネル>アプリケーションの追加と削除)
それでも直らない場合は、 使用中のアプリケーションソフト(ワープロとか、計算ソフトとか、絵画ソフトとか…etc.)に問題がないか調べてみましょう。
(他のソフトでは無事に印刷ができるかどうか?チェックします。)
Windowsの場合は「プログラム>アクセサリ」の中にオマケのワープロや絵画ソフトが付いていますので、これらで印刷できるか比較チェックしてみましょう。
特定のソフトだけで印刷がおかしいことがわかった場合は、該当するそのソフトを「削除」、「再インストール」してみましょう。
(例えば、普段使うワードで作った文書は印刷できないが、アクセサリーのワードパッド文書印刷なら大丈夫、という場合は、ワード側の再インストールをしてみるとか…)
チェックポイント4:
その1
紙送りがうまくいかない場合には、用紙の「出口」と「入り口」をよく観察してゴミが挟まっていないかチェックしてみましょう。
ふたを開いて手が届く範囲にゴミがあれば素手で、細い所の場合はピンセットなどで、ゴミを除去しましょう。
その2:
ゴミは詰まっていないのに、やはり紙送りがだめな場合、
- さっきまでは良かったのに突然駄目になった
=目で見えない隠れた部分に紙が詰まった可能性が高いのでふたを開いて観察してみてください。
- 突然ではなく以前から徐々に紙送りが悪くなっていった
=紙送りのゴムローラーに綿ほこりや紙粉が付着してすべっている可能性が高いので、「クリーニングペーパー」を購入して数十回通してみてください。
- 徐々に悪くなり、クリーニング ペーパーを何十回回しても効果がない
=ゴムローラーが本当に減ってしまった可能性があります。
用紙を沢山お皿に積んだりノートなどを下に敷いて厚みを持たせると押さえ付けられて動いてくれる場合があります。
(本当ゴムがすり減った場合は寿命ですので遅かれ早かれローラー交換してもらうことになります)
チェックポイント5:
用紙が汚れて困る場合は、「出口」「入り口」からローラーや下部のトレイを掃除をしてみましょう。
割り箸などに綿を巻いて掃除してみると、真っ黒に汚れていることがよくあります。
たとえ動作が無事でも、年に数回は掃除しておきたいと思うことうけあいです。
(自作の綿棒では、綿がプリンタ内部で取れて落ちないように充分気をつけてください)
※ナイフ等で棒にささくれ立ちをつけて、綿が外れないように充分からみつけると効果的です。
泣きつく前に最後の駄目押し:
それでも駄目なら、「取扱説明書」と格闘してみてください。
メーカーや機種によりチェックすべきポイントが違うことがあります。お手持ちの機種の説明書のたいてい巻末に、故障?と思ったらチェックすべきポイントが列記されています。
説明書を紛失、または中古品でもとから説明書がない場合には、各社サイトから無料ダウンロードできる場合があります。
説明書もよく読んだ。
…けれど一向によくならない!
という場合には、説明書記述から漏れたさまざまなトラブルの解決方法が、各社サイトで用意されています。
下記に主要3社のサポートQ&Aホームページを列記しておきますので、いきなり電話問い合わせや修理を頼む前にクリック訪問してみてください。
まだまだこの段階でも、自力で解決できる色々な方法がメーカーサイト情報に隠れているものです。
高額な修理を頼む前に、これは見逃せない要チェックの宝の山です!
●マニュアルにも載っていない、貴重な役立つ情報を各メーカーが用意してくれています。
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