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エプソンPM2000C自己修繕の記録【ページ6】

インク吸収パッド取り外し実践編

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ゆっくり本体骨組を上に持ち上げるとパッドが見えてきました。
(新品だと純白の化学繊維です。写真は一度水洗後乾燥させた自家再生品です)

かなり重いです。
クリーニング機構は壊れやすいので注意します。
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持ち上げながらこのようにふたを外すとパッド全体が顔を出します。

● パッド洗浄についての覚え書 き ●

1:廃インクが満タンに染み込んだパッドは、汚れても良い庭の洗い場でバケツを使い水洗いしまし た。

2:洗剤のようにものすごい泡【注1】がインクから立ち昇りますので気をつけてください。
  この泡立ちは相当凄いので覚悟とある程度の所で割り切りが必要でした。
  (私の場合水道水で約1時間流し続けましたが、インクの黒い水と泡が消えないのでそれ以上の洗浄はあきらめてあとは乾燥に徹することにしました)


3:乾燥にあたっては、私が実施したのは天気も悪い冬場だったので、洗浄したパッドが 乾燥してくれるまで3、4日かかりました。
(保湿剤【注1】のせいだと思うのですが、何だかジメジメする、という状態がなかなか取れませんでした)
天気の良い夏場に天日干しすれば、多分当日中に乾くのではないかと思われます。

4:このときに訊ねたPM750Cと2000Cの廃棄インクパッド交換費用は6千円です。
自分で洗って乾かして、リセットする手間と天秤にかけて、修理センターに頼んだ方が安い、と思ったら6千円払った方がよいし、お金は無いが暇は有る、多少の分解は趣味のうち、という人はこういった自己修理がよいと思います。

上記の割り切りをもってして、個人の自己責任における洗浄と乾燥ができた、と満足 しました。

しかし、これだけの量のインクが印刷には使われずにクリーニングだけで消費されてしまったのですね。
インクジェット式プリンターの機構原理上やむをえない宿命といわれていますが、ずいぶんと無駄遣い【注2】をしているんだな、と改めて嘆息が出てしまいます。


【注1】 プリンタインクにはジエチレングリコールという物質が添加されています。
ジエチレングリコールはインクのほかに、ペットボトルの原料や自動車の不凍液などの日常生活にも使われていますが、1980年代に毒入り高級ワイン事件の成分として世間の注目を浴びた物質です。 今回の自己修理では知らずに家庭排水として流してしまいましたが、あまり積極的にはおすすめできる方法とはいえないものです。(かといって目くじらをたてて非難されるほどの毒性でもないようですので、下記のリンクにある詳細データをご検討のうえ、各自でご判断下さい)
ジエチレングリコールに関する毒性など詳細ページはこちら


【注2】 クリーニングによるインクの無駄遣いは仕方ありませんが、この無駄を極力減らしてみよう、というコンセプトで、「クリーニングもったいないシート」を開発しました。


さあ、これで直ったぞ!と思いきや、次なる難題が待ち受けていたと は気付きませんでした。

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