tahakoto zakki
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いつの間にか年が明けて、気が付けばもう1月も半ば過ぎである。去年を振り返って新年の抱負を──と思ったらMacワールドエキスポinサンフランシスコでいろいろ新しいものが出てきちゃって、そっちのネタを書きたくなるだとか、年が明けてから買ったいくつかのものが意外と気に入ってて、その辺のことも書きたいだとか、久しぶりに雑記書くもんだからHTMLすら覚えてないとか──。
去年は結局、雑記でiPodネタ2つとヘッドホンネタの3つしか書いてないというしょうもない結果に終わった。日記なんてお手軽なものを作ったおかげで、1年前よりはよっぽど更新するようになったものの、それに甘んじて長文が苦手になったというのが正直なところ。困ったもんだ。
で、日記の方ではiPodをはじめ、CDのこととか音楽関連の話が多かったような気がする。どうも中途半端に凝り性だから、雑記に書いたヘッドホンのネタ以降そっち方面にハマってしまったのが原因。あと、iPodのおかげで数年前みたいに月に何枚かCDを買うようになったのも大きい。
ヘッドホン熱は最近になってようやく落ち着いてきたけど、iPodは職場のBGMとして大活躍しているので、今後もCDとか気になる音楽モノの話は日記の方で書き続けて行くつもりではある。本当は買ったCDの感想ページでも作ろうかと思ったけど、どれ書いても「この曲がイケる。買い!」になって感想にならないから日記で書く程度にしておこう。
ちなみに、雑記に少々出てきた某英語学習は頓挫中。現在はAFNを聞いて耳を鍛えている程度。ぼちぼち再開しようかなと思ってはいるが……。
次の話題。年が明けるとアメリカでMacワールドが開催されるから、毎年1月は新しい話題がいろいろと出てくる。今回は新型PowerBook G4の発表やら、新しいソフトの登場やらで話題てんこ盛り状態だけど、個人的にはApple自社製Webブラウザの「Safari」が一押しかなと。β版とはいえ無料で使えるし、インストールしてすぐに速度が実感できるのがいい。ページのレンダリングに関してはどのみちMozilla/NetscapeやらOmniWebやらでも崩れるところがあるんで、Safari+真っ当に表示できるIE5.2 for Macとの併用という形にしている。要するに新しいソフトが好きなんだな。
新型PowerBook G4に関しては、日本で人気の出そうな12インチ版は結構気になるものの、今回は見送りの方が良さそう。この手の小型製品は最初のモデルでいろいろ問題が出て来るのが定説だし、いずれはFireWire 800ポートを積んでくるだろうから、今すぐ必要じゃなければそれが解決するまで待つ方が得策だと思っている。iPodもいずれはFireWire 800ポートを採用するかもしれないし、12インチ版にはPCカードスロットがないから拡張できないんで、同じ拡張できないなら安いiBookの方が買い得感がある。一方の17インチ版は素直に画面の広さと光るキーボードが魅力的。金があれば欲しいくらい。
最後に、今年になって買ったものについて少々。まず、去年から目をつけていた「STORM 2.0」という音楽ソフトを購入した。2万円程度でテクノ系のループミュージックが作れるっていうんだから、趣味でちょっといじる分にはちょうどいい。仕事が忙しくてまだほとんど触ってないけど、音源モジュールをいじって音を変化させてるだけでも結構楽しい。今年はこれを使ってくだらない曲をいくつか作る予定。でもデータはMIDIじゃなくてMP3になるから、Webで公開するには1曲置いて聴けるようにするくらいが関の山か。
で、このSTORMで使ったら便利そうだと思って、ダイヤルコントローラの「PowerMate」を買ってみたんだけど、マニュアルを見る限り音源モジュールのツマミ代わりに使うのは難しそう(まだ試してないから分からないけど)。その代わりといっちゃ何だが、先のSafariでPowerMateを使うと、実にスムーズに画面スクロールしてくれる。Safari以外にもいくつかアプリケーションを設定してみたところ、PowerMateって実はテキストエディタとかエクセルとか、スクロール系アプリが得意分野だってことに気づいた。それと、サードパーティ製のキーボードはマルチメディアキーが使えなかったりするんだけど、PowerMateのデフォルト設定で音量調節・ミュート・メディアイジェクト全部できるし、電源オンボタンとしても使えるってのがいい。これはこれでお気に入り……なんだけど、国内価格は妙に高くないか?
そんなこんなで今年も音楽ネタ少々、PCネタ少々、ゲームネタ少々を細々と書き綴るので、本年もたまに見てやってください。
某書籍の英語の学習法を始めてからというもの、電車の中で聞くのは英語の聞き取りCDばかり。聞き取りをするのにiPod付属のインナーイヤーヘッドホンも悪くはないが、オープンエアータイプなので地下鉄のガーだのゴーだのいう騒音が嫌でも耳に入ってくる。そこで必然的に音量を上げるわけだが、周囲の迷惑になりそうなのと一時的な騒音しのぎにしかなっていないので、以前から考えていた密閉型のヘッドホンを買うことにした。
というわけで、地下鉄の騒音対策としてオーディオテクニカの「ATH-F33」という折り畳み可能なポータブル型ヘッドホンを近所で買った。本当はその上のクラスの「ATH-F55」が欲しかったものの近所に売ってなかったのと、Webで探した数少ない情報では「あんまりいい音じゃない」ようなので、1ランク下でも大差ないだろうと踏んだわけなのだ。
家に戻ってすぐにATH-F33をiPodにつなげて聴いてみると、変に低音が増強され、こもった感じで音声がかなり聞き取りづらい。ためしに家にあった昔のKORGのモニターヘッドホンを使い、他の音楽で聞き比べてみると、中音域に天と地ほどの差がある。音のこもり、中音域の引っ込み具合がひどいもので、なるほど酷評されても仕方ないかと思ったほどだ。
しかし、ヘッドホンは買ってすぐに評価してはいけないということもWebの情報で確認済み。ヘッドホンにも馴らし運転が必要だそうで、その馴らしのことを「エージング」というらしい。翌日、会社にこのATH-F33を持って行き、ヘッドホン端子に接続して音量をある程度上げて丸1日エージングしてみた。これを2〜3日続けてみると、不思議なもんで明らかに音の聞こえ方が変わっているのだ。買った当初と同じ曲を聴いてみても、こもりが取れてすっきりした音になってきた。これで3000円なら悪くない。
で、そのすぐ後くらいのこと。先にちょっとだけ出てきたKORGのモニターヘッドホンだが、パッド部分がぼろぼろなのに加えて片方の音が出なくなってしまったため、急遽買い替えることになった。やはりいろいろとWebで調べ、1万円以内で買う密閉型ヘッドホンで同じオーディオテクニカの「ATH-PRO5」に目星をつけた。ただ、音の傾向は「ドンシャリ」と書いてある。何のことかと思ったら低音の「ドンドン」と高音の「シャリシャリ」が強調されているということらしい。
とりあえず他のヘッドホンとも聞き比べてみたかったので、秋葉原の石丸電気へ行くことにした。ここの1号館だか何だかのオーディオコーナーでは、5万円以上するヘッドホンから2000円程度で買えるヘッドホンまで少なくとも50台くらいは試聴できるので、迷うといえば迷うが聞き比べるのにはちょうどいい。で、メインに考えていたATH-PRO5と、同価格帯のいくつかを試聴してみた。ここで気になったのが、新製品でオススメマークの付いたパイオニアの「MONITOR10R」、その下位機種の「MONITOR8」の2機種だ。これを試聴してみるとかなり好みの音&ルックスで、確かにATH-PRO5がドンシャリだと分かるほどに音の方向性が違う。本当は上位機種のMONITOR10Rの方が良かったのだが、売り切れだったのでその下位機種のMONITOR8を購入した。これも会社でエージングして、家のコンポにつないで聴いてみる。実質8000円ちょいでこれだけの音が手に入るんならいい買い物だ。ヘッドホンにン万円以上かけるマニアがいるのも分かる気がした。
で、最近ではiPodにあわせた白いポータブルヘッドホンが出ていて、これは実のところATH-F33をF55のショートコード+延長コード仕様にしたものなので、今F33を買おうと思っているならこっちを買った方がいい。それからUSB接続専用のヘッドホンなんてのもオーディオテクニカから出ている。まぁ、これに関してはUSBスピーカーがあるんだから、とりたてて変なものというわけでもないんだけど。
一時のブームもすっかり落ち着いたと思っていたが、先日のマックワールドエキスポ東京で10GBHDD搭載のiPodがリリースされたおかげで、またちょっと話題に上るんじゃなかろうか……と思ったら、案外騒がれていないようで。個人的には容量倍増(当社比)よりも、iPodのアップデートの方が数十倍うれしい。以前のエンコードバグが修正された上に新機能が追加されて、見栄えは変化がないがソフト的にかなり良くなったのだ。とにもかくにも、従来のMP3エンコードバグに悩まされる羽目になって困っていたのが直ったんで、個人的にはそれで満足だったりするんだが。
実は前回の雑記を書いた後、ふと本気で英語を覚えようと思い立ち、某書籍の聞き取りCDをMP3にしてiPodに入れて毎日の通勤時間で聴いている。おかげでiPodに入っている他の曲を聴く機会がほとんどなくなってしまったというのは置いといて、困ったことはこの時から起こった。肝心の聞き取りCDを再生すると特定の位置で必ずノイズが入り、音に集中して聴いているだけにめちゃくちゃ気に障るのだ。確認のためiTunesを起動し、iPod上のデータを聴いてみてもノイズなんてなかったから、明らかにiPodの不具合だ。物は試しにAIFFに変換してiPodに入れて聴いてみてもノイズはなかったので、間違いなくMP3の再生がおかしいんだという確証を得た。
これまで音楽データでそういうことを体感したことがなかったから、幻滅したと同時にアップデータのリリースを待ち焦がれていたのである。何せ、毎日意図しないノイズを聞かされることがこんなに苦痛だとは思いもしなかったから。
果たして、その問題はiPod Software Updater 1.1で解決した。ノイズはまったくなくなり、心なしか音質が良くなったような気さえする。それから、このアップデートでイコライザ機能(EQ)が使えるようになったうえ、ファイルごとに設定したEQが生かせるようにもなった。そこで、早速聞き取りCDのファイルだけに「Spoken Word」を設定し、iPod自体はEQ未使用と同等の「Flat」に設定して聴いている。こうすることで、音楽ファイルはEQなし、聞き取り英会話はEQのかかった状態になる。ちなみにEQが「Off」だとファイルに設定したEQも無効になってしまうらしいので、何かしらEQ設定はしておいた方がいい。
考えてみれば、英語圏で通用する「Spoken Word」EQなんだから、これを有効にすれば今まで聞き取りにくかった言葉が聞きやすくなるのは当然といえば当然。おかげで聞き取れる部分が結構増えてきたのが非常に嬉しい。
それと、ちょっとした変化だが、再生中に曲の残り時間と再生時間の両方が表示されるようになった。従来は中央のボタンで切り替えていたものが1画面に収まった関係で、切り替え画面にうれしい機能が追加された。「スクラビング機能」というらしく、スクロールホイールを使って曲の中の好きな場所にすばやく移動できるというもの。聞き取れない文があったら、スクロールホイールをちょいと回して巻き戻しができるわけだ。ひょっとして英語の聞き取り用にに付けたんじゃないか? と思ってしまうほどありがたい機能なのである。
何だか今回は「英語とiPod」みたいな話になってしまったけれど、本当はヘッドホンについて書く前振りがどういうわけか膨らみすぎて、仕方なくタイトルを変更してアップすることにしたものだったりする。ということで、次回こそヘッドホンの話を書こう。
それともうひとつ、このネタを書いてたのが会社(仕事する気力が全然ないとき)だったんで、どこか仕事っぽい書き方になってて硬いんだよね、文章が。でも読めないわけじゃないからこのまま掲載。気が向いたら直す……ことはないだろうなぁ……。
明けてしまいまして困ったもんだ、というのが現在の心境。もうじき入稿の〆切だってんで正月もクソもあったもんじゃないだけに、年賀状も出してないわ届いた年賀状も少ないわ、新年のあいさつもろくにしてないわでまったく年が明けたように思えないのである。そういえば、前回はP/ECEについて書いたものの、そのことをすっかり忘れてた。何も更新してないのにカウンタが一時期上がったのはこれのせい? だと訪問者に失礼なんで、小ネタを1つ。ABA Gamesで某快楽発生装置モドキの「Re:」というシューティングを公開してるらしい。BGMはどうなのか気になるというところで、P/ECEについてはこれでお仕舞い。
で、アップルのiPod。こういう話は旬を逃すと使えない言い回しが多くて困ってしまう(だったらとっとと書けよという話になってしまうんだが)。例えば今になって「画期的なデジタルデバイス」なんて言う奴はいないし、CMで踊ってる兄ちゃんが恥ずかしいと言っても最近はCMを見かけないので、読み手にすぐイメージさせるのが難しい。こんなことの繰り返しで去年はネタを腐らせたので、せめてこれだけでも今年は解消したいところ。
閑話休題。iPodとはアップルが発売しているMP3プレーヤーで、詳細はリンク参照という代物だ。もともとMP3にさして興味がなく、iTunesもろくに使わないような自分にとっては無用の長物に思えたものである。ところが今この戯言を書きながらも、去年の11月頃に買ったFluke(wipeoutの"atom bomb"で知名度アリ)のシングル集をiPodで聞いているところなのだ。Flukeいいぞ。アルバム少ないけど。
なぜiPodを買ったのか。話は簡単で、機能的に文句ない上にプロダクトデザインが優れているから。ではなぜ今わざわざiPodで曲を聴いているのか。これも簡単、iPodには聴きたい曲が大方入っているので選曲の制限はさほどないし、深夜にコンポで大音量出すわけにも行かないからというご近所への配慮もある。ついでに言えば、データの転送速度はFireWireなので文句なく速いし(CD1枚分を10秒で転送は嘘じゃない)、iTunesでMP3化したデータはMacとケーブルを接続するだけですべて転送されるため、煩わしさも感じない。どのCDをiPodに入れるか悩まず済んで、転送も速いからとっても便利なのだ。あと、日本語表示ができる大きな液晶ディスプレイ、これ重要。5GBのHDDにもなる、これは買うための口実にもなる(実際したし)。
さて。先ほど「プロダクトデザイン」が優れていると書いた。これは単に見かけがいいのとは違う。見た目+機能性の両方が優れている、モノとして良いという意味で使った言葉だ。iPodの機能は先に書いた通りで、それに加えてデザインと操作性が良い。特に大きな円盤状のスクロールホイールの操作性は抜群で、大量に入ったアルバムの選曲だってスムーズにできる。何より、クルクル回す操作が何となく楽しい。
それともうひとつ、iPodにはクリッカーという、スクロールホイールを回すとチキチキと音がするギミックがある。ソフト的に実現している効果音だが、これはヘッドホンから聞こえてくるのではなく、本体から音が出るようになっているのだ。こんな遊び心がいかにもアップルらしい。らしいといえば、アップル製品お約束のイースターエッグも入っている(ブロック崩し)。パッケージだって凝っていて、箱を開ける楽しみから体験できる周辺機器は今のご時世珍しい存在かもしれない。iPodは持つ喜びがあり、そして使いやすく、使っているうちに愛着が湧くのである。そうそう、こじつけっぽく聞こえるかもしれないけど、iPodにリモコンがないのはきっとあの本体を見せびらかせ、という意味が込められているに違いない(実際目立つし)。
巷にはiPodより大容量のHDDを搭載したプレーヤーは確かにある(操作性は疑問が残るが)。iPodよりコンパクトでデザインのいいプレーヤーもある。iPodより機能が豊富なプレーヤーもたくさん出ている。もちろん、iPodより安いプレーヤーはごまんとある。FireWireより速い転送速度を持つプレーヤーは今のところ出ていないが、きっとそのうちUSB2.0でも載せて来るんだろう。こんな風に書くと、さもiPodはたいしたことがないように思えるかもしれない。でも、これを全部実現しているプレーヤーなんて聞いたことがない。実際には突出したどれかを選べば何かが犠牲になるはず。その犠牲の部分を言わず、使ったこともないクセに、一部のスペックだけを比較して「ダメじゃん」なんて言ってる輩のほうが全然ダメだと思うね。iPodはショップの店頭にデモ機が置いてあるんだから、触った上で判断すればいい。値段がそこそこするから、万人に勧めようとは思わない。ただ、ちょっとでもモノにこだわるような人なら、一度は触って判断してみてもらいたい。そういう代物なのだ。
久しぶりに文章を書くと、どうしてもわけの分からないタイトルを付けたがるのはクセなんだろうな。前回の更新からかれこれ4ヶ月、ついに自宅にもPCを導入したなぁと思っていたのが8月の頭で、気づけば今はPowerMac G4まで置いてある始末。Macの方はOS Xをいじるために入れたようなもので、ろくなアプリが入ってないから珍しくWindowsで更新することになってしまった。でも、使ってるキーボードは何年も使い込んだMacのメカニカルキーボードなんだけど。
ま、そんな話はともかく。先日のうち(CR/LF)の掲示板に「P/ECE」なる機械のネタが書き込まれていたのに多少興味を持って、どんなもんだか調べてみた……といっても、オフィシャルサイトといくつかのニュースサイトを見ただけなんだけれども。調べて分かったのはどんなソフトが付属してくるのか程度の話で、掲示板の情報でおおかた事足りるというか、それ以上の情報は現時点でないらしい。一言で表せば「ゲームボーイ+Palm÷2」といったところだろうか。4階調モノクロ液晶で4方向+2ボタン、StartボタンとSelectボタンまでついてるのは完璧にパクッてるというより、おちょくってるの域に入っているような気がしないでもない。そこに赤外線コネクタでビームしましょうね的使い方をするような感じのマシンらしい。あと、一応ジョイパッドとしても機能するとか。
値段は安めの9800円。ワンダースワン+ワンダーウィッチがあわせて3万弱程度だったか、それにくらべると開発環境つきでこの値段は十分安いと思わせるものがある。開発言語がCをベースにした云々というのが何ともだけれど、低機能ゆえに開発もしやすそうな感じもあり(独自のクセがあるかどうかはともかく)、多少の興味はある。あるのだがしかし。
良くは知らないが、このP/ECE製造元のアクアプラスという会社、どうやらリーフという会社と一緒なんだか何なんだか、まぁそんなものらしい。リーフといえばToHeart。タイトルは知ってるがやったことはない、エロゲーがコンシューマでも受けてアニメ化までしたあれの会社である。添付されるソフトのサンプル画面は、当たり前だがリーフキャラを前面に押し出したゲームなりアプリが多い。同社のゲームとも連携が取れるようなミニアプリなんかも予定しているらしく、リーフファンにとってはたまらないんだろう、多分。
ここに大きな隔壁がある。要するにこのP/ECEのターゲットはあからさまに美少女ゲーのファンであり、自分のようにその手のゲームと縁のないユーザーが買ってもあんまり面白味がなさそうなんである。作り手も同系統のゲームなり小物アプリがほとんどになるだろうから、自分にとって提供されるコンテンツにあまり魅力を感じない。ということは逆もまた然りだ。自分らの作ってるゲームはそっちとはベクトルがまったく異なるため、たとえ何か作っても関心など持たれない可能性が高い。ことコミケなんぞに出展しているサークルでは、その辺を読み間違えると作ったソフト全部お持ち帰りという寂しい状況になりかねないため、余計に慎重になってしまうものなのである。
とはいえ、9800円で開発環境つきなら失敗しても痛くないなぁという考えもあったりする。どうもここしばらくPalm熱が冷めてしまい、まったくCodeWarriorをさわる気になれないんで、新しいハードで多少プログラミング熱を呼び覚ますのも手かもしれず。まぁ、発売日の11月末まで待って、覚えていたら買ってもいいかな。
正直言って、手塚治虫の「メトロポリス」っていう漫画についてはほとんど何も知らなかった。何しろパンフレットによれば戦後間もない頃の漫画だったっていうんだから、よほどの手塚ファンでない限り知らなくて当然かもしれない。この、いわゆる初期の手塚漫画をモチーフにして、劇場アニメ化したのが現在公開されている「メトロポリス」というわけ。
で、さらに恥ずかしながら、この映画が公開されることすら最近まで知らなかった。聞けば、あのりんたろう&大友克洋という幻魔大戦コンビが手がけたとか。しかもCGを駆使した映像だということで、映画を観に行く動機としては十分な要素が揃っている。さらに、りんたろうは良しとしても、大友克洋と手塚治虫がどう絡むのか? この妙な組み合わせに惹かれて、劇場に足を運んでみた。
この劇場版「メトロポリス」で不思議に思っていた大友克洋は脚本を担当していて、パンフレットによれば原作を大幅に変更した内容らしい。それをりんたろうが演出、幻魔大戦というより銀河鉄道999的な作りになっていると思う。手塚作品ということでキャラクタのイメージは重視されるんだろうけれど、はっきり言ってしまえば似ているようで似ていない微妙なタッチ。とはいえ、足首が太かったり顔が丸っこかったりと手塚初期作品の雰囲気は十分出ているし、これがフルアニメーションで良く動いてる。何より驚いたのは、オリジナルとは違うタッチになったことによって、これまで絶対見ることのできなかったレッド公の正面姿やロックの髪が揺れるシーンなど、不可能を可能にしてしまった事だ。あえてタブーに挑んだその姿勢に感動した。いや、冗談じゃなくて本当に。
CGは近未来的な建造物に使われるのがほとんどで、とにかくため息が出るほどに良く作り込んである。さらにこのCGとセル動画がうまく合成されて、ひとつの絵になっているところに技術的な見所がある。まぁ、CGがFFっぽい雰囲気と言われてしまえばそうかもしれないし、そんな背景の中を手塚キャラが動き回るってのはどうか、なんて思う人もいるだろうけれど、個人的にはそれほど否定的には受け止めなかった。むしろ、違和感がありながらも不思議とCGにとけ込むキャラクタ(しかも古めの手塚キャラ)が新鮮に見えて、映像的にはおもしろい。
CGばかりに目が行きがちなものの、手書き背景とそこにいる人物の陰影の表現もよく描いてあって、こちらも見逃せない。登場キャラクタはCGを使わずにセルワークで作成されている。手塚漫画といえばモブシーン(見開きページに人物がたくさんいて、それぞれ好き勝手にしゃべっているアレ)もあるが、これをアニメで実現したのは努力の賜物以外の何ものでもない。他にもいろいろあるものの、とにかく細部にわたり手の込んだ作り込みがなされていて好感が持てる。
ということで、映像的にはクオリティの高い映画で、それを観るだけでも楽しめるかもしれない。一方、内容について書いてしまうとネタバレなので、全体的な印象を書く事にしよう。
ストーリーは大きく変更されたとはいえ、そもそも原作を知る人は少ないだろうし、どうもパンフレットにある原作についての部分を読む限り、そのまま映画化したところで懐古主義者以外に楽しめるような内容ではなさそうだ。劇場版のストーリーは2時間枠の中でよくまとまっていたし、演出も良かった。ただ、当たり前とはいえ「手塚キャラが大友ワールドをりんたろうの手によって動き回った」という感想を強く抱く作りで、純粋に手塚作品としての流れを期待してると違和感を覚える。登場人物や世界観はまったく異なるものの、大友克洋監修の劇場版「スプリガン」とイメージの重なるシーンが見え隠れして、やっぱり大友的なのだ。そこをりんたろうが演出したからこそ、ベタな大友ワールドにならずに済んでいるんだろう。やはり、りんたろう監督の存在は大きい。
ただ、いわゆるルパン三世TVスペシャルシリーズなんぞを楽しんで見ることができるなら、このメトロポリスはまさにあの感覚に近い。モンキーパンチのルパン三世というキャラを借りて、原作を離れた舞台で彼らが暴れ回るってのと一緒。一部の手塚ファンならご存じの通り、手塚漫画のキャラクタはそれぞれが俳優として他の作品に登場するスターシステムで動いている。それを拡大解釈して、手塚キャラが新しい世界を舞台にそれぞれの役を演じてくれたと思えばいい。幸いなことに、それぞれのキャラの個性を生かす演出がなされているのに加えて、往年の手塚キャラのファンサービスも散りばめられていて、クスリと笑える部分は多分にある。話の流れは手塚アニメ的ではないが、その辺がある意味、手塚漫画的なのかもしれない。
最後に、この映画のパンフレットは原作と映画のメトロポリスについての良きガイドブックになるので、もしもまだ観に行ってないのなら、入場時に買っておくことをお勧めしておこう。600円なんだし、買っときなさい。
DVD登場以来、専用プレーヤーを買ったものか、ゲームも遊べるプレステ2にしたものか、はたまたPCのDVD搭載機にしたものか、悩うばかりで一向に買う気配が感じられなかった我が家。とりあえずプレステ2はメタルギアソリッドが出るまで買う気はないし(PSOやってるからプレステ2に興味ナシ)、PCの狭い画面と貧弱な音声でDVDを観たいと思わないし、きっと買うんなら専用プレーヤーだろうなぁと思っていた。ついこの間までは。
ところが先日、いろいろあってPowerBook G4(以下チタンG4)がようやくわが家にやってきたので、「せっかくだからぁ」とばかりにDVDソフトを1本買って観てみることにした。ちなみに買ったソフトが戦メリ(戦場のメリークリスマス)っていうのがまた、うちらしくていいというか何というか。
で、試しにその戦メリをチタンG4本体上でちょっとだけ観たところ、黒の部分が白んでるわ音は悪いわで、続けて観る気になれなかった。そこで、チタンG4に付いてて良かったビデオアウト端子でTVと接続、音声は同様にヘッドホン端子から接続し、簡易DVDプレーヤーの出来上がり。Apple DVD Playerで再生すれば、ばっちりTVで観られるというわけ。これで満足行けば、専用プレーヤーを買わずに済みそうだという淡い期待を抱きつつ、PLAYボタンをクリック。おお、ちゃんと動いてる。ということで、TV画面上で戦メリを鑑賞することに。
映画ってのは、10年ぶりくらいに観てみるものである。坂本龍一もデビッド・ボウイもたけしもみんな若いねぇってのはどうでもいいとして。当時、若くて理解できなかった部分てのが、今見直すと分かるようになるもんだ。年食って悪いことばっかりじゃないぞ。無論、無駄に年食っただけじゃ何も変わらんだろうけど。
……ってことじゃなくて、TVで見た映像がどうだったか。はっきり言ってしまえば、ダメだこりゃ状態である。画面が固定で人が動く程度なら十分観るに耐えるものの、風景が横なり何なりに移動したら――要するに、全画面書き換え状態だと――、全体的に画像が波打っちゃって目が痛くなる。他にもApple DVD Playerの操作をすると、操作が利く前に映像が一時止まってから巻き戻しだの何だのが始まるとか、本体をスリープにすると止まっちゃうから起動しっぱなしとか、ときどき聞こえる排気音(CPU冷却音?)がやかましいだとか、結構音が小さいとか、そんな感じなのだ。そのくせ、セッティングは結構面倒と来てる(実は簡単にTVと繋がったわけではない)。ビデオみたいにテープ入れてポンってわけにはいかない。まぁ、ソフトの出来がよろしくないってのが一番ありそうなんだけど、とりあえずApple DVD Playerしかなかったから仕方ない。
チタンG4単体で観て満足できるならいいんだろうけど、それで観ようとは思えないため、続けて買おうと思ってたDVDソフトはしばらくお預け。やはり餅は餅屋、DVDの再生には専用プレーヤーで5.1chサラウンドなのである。なーんて言いながら、カタログ見てるときが一番楽しいんだよね、結局。当面はまたツタヤへちょこちょこと通うことにしよう。そういえば、タクシー2はまだ観てなかったっけか。