技術的な教育というと、メインフレームのCOBOL、オフコンのCOBOLだけ。典型的なシステムは、メインフレームでオンラインプログラムを動かし、オフコンで画面表示と簡単な処理(まず変更のないマスタによる入力データチェックなど)をするという、言ってみれば、クライアント・サーバシステムなわけですが(ーー;)、まぁそういうものでした。ところで、そのオフコンの画面ですが、カーソルの動きを制御するのがなかなか面倒なものでした。大抵のシステムは誰かしら、詳しい人がついていたのですが、一部のシステムについては、完全に外注任せになっているケースがありました。実は、その当時から、自前ですべてできるということはなかったのです。先述した「困ったことがあっても、その誰かが解決できる」というのは、一部では当てはまらなかったのです。今思えばすでに、現在の状況に続く道を進んでいたのでしょう。
MS-Officeなどは、そのまますぐに使えたりもしますが、それでも、きちんとしたトレーニングを受けておくと、さらに効率的に使いこなせるものです。しかし、そういった感覚もなかったですし、まぁいわゆるキャリアパスとそれに準じたトレーニングがきちんと定義されていなかったのです。Oracle社のERP導入のPJにおいても、いい加減でした。先に親会社のISがしっかり経験を積んでいました。ですが、僕の上司は、UnixマシンにOracleのRDBMSとERPをインストールしたり管理するのに、何のトレーニングも受けていない人間に、親会社に行って聞いてこいという指示を出したのです。仕方なく行ったら、先にトレーニングを受けてこいと言われ(相手方はそれなりに素養のある人間が来ると思っていたらしい)、戻ってそのまま伝えて、やっと一通りのトレーニング受講となったのでした。
景気の悪化に伴い経費削減がテーマとなり(しっかり黒字を出していたのですが、数年後には厳しい状況に陥るという予測があったので。これまでは今も残っているメインフレームの運用費で儲けていたのですが、これが数年後に完全に無くなることが決まっていたのです。悲しいことにオープン系の新規開発はたいてい赤字でした)、教育予算が抑えられてもいましたね。とにかく、ひどいものでした。