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この PW-1000 は、2000年 9月に Yahoo! のオークションでたまたま見つけ、2,200円という価格で落札して手に入れました。ポケットワードという名前が示すとおり、ポケットサイズのワープロ専用機ですが、私が入手したものにはマニュアルが付いていなかったので詳しいスペックや機能は不明です。唯一 PW-1000 についての資料として手許にあるのは 1989/08/30 に出版された「システム文具術」という単行本に著者の使用感が数ページ記載されているものだけです。この本によると PW1000 の標準本体価格は39,800円で、オプションとして、電池駆動の専用プリンター HP-10 というのがあったようです。
本体機能としては、ワープロの他に「住所録」「スケジュール」「カレンダー」「電卓」というキーがキーボード左上に配置されており、「機能」キーとの併用で、それぞれの機能を使うことが出来るようになっています。 これらの機能を使ってみると解るのですが、これは殆ど電子手帳の DK5000 と同じです。本体にはしっかり「PERSONAL WORD PROCESSOR POCKETWORD PW-1000」というシールが貼られていますが、このワープロ機能も DK5000 の「メモ」機能と大差無いように感じます。
本体の他には、ロゴの入った専用ケースと 16KB の RAM カードが一緒に送られてきました。 16KB というサイズにも時代を感じますが、何より RAM カードが本体に入りきらず半分程出っ張ったままになってしまうのには笑ってしまいます(^^;
本体サイズは、大凡 185×80×23(mm)程で、ちょうど HP100/200LX の横幅を3センチ程長くした位です。また、重量については、家にあった料理用のハカリで300g強で、本体サイズの割には軽くて持ち運びには楽そうです。
バッテリは CR2032 を3個使用しています。ポート類は一切無く、外部の機器との接続はプリンターを含め全て RAM カードを介して行うようになっているようです。
液晶画面は一見十分なサイズを持っているように見えますが、電源を入れて文字を表示させてみると、見事な位少ない表示量で驚かされます。
同社の電子手帳 DK5000 と比べてみても液晶の横幅は大きいのですが、表示量はこの DK5000 と全く同じで、全角15×16ドットで12桁3行です。3行と言っても編集中は最下行には、ページ数や行、桁数などのガイド表示があるので、実際に編集作業として使えるのは12桁2行の24文字(全角の場合)しか無いうえ、右側にレイアウト表示を行った状態では9文字2行の18文字しか表示出来ないことになります。
この PW-1000 をワープロとしてみた場合、液晶の表示画面の狭さや、かな漢字変換の効率など、とても今では使える代物では無いのですが、当時(たぶん 1987〜 1988年頃だと思う)にしてみれば、フルキーボードでもこの程度の液晶画面のワープロはありましたし、この大きさと価格であればそれなりに使えたのでは無いかと思います。

2001/03/10
Yahoo! のオークションで取説付きの同型モデルと専用プリンターのセットを見つけたのですが、オークション終了間際にかなり値が上がり、私は最終的に 4,500円まで入札したのですが落札できませんでした。オークションの常ですが、落札できなかったとなるとよけいに欲しくなってしまうもので、今回もプリンターがあれば実用的な使い道も出来たと思うと非常に残念です・・・が、これに今更 5,000円以上の投資をするというのも考え物ではありますネ (^^;

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