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1.「Moba(モバ)」って?
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MobileGear には、OS や大きさ、入力デバイスの違いなどから、大きく分けて4つのタイプがあります。
1.DOS ベースのキーボードモデル
2.DOS ベースのペン入力モデル
3.Win-CE ベースでキーピッチの小さいモデル(写真)
4.Win-CE ベースで従来と同じキーピッチのモデル

従来と同じキーピッチのモデルには、更に画面サイズの大きなモデルもあります。
このように現在は Win-CE 搭載機種となりましたが、ここで扱う MobileGear は MC-K1 から MC-MK32 までの「 DOS ベースのキーボードモデル」で、以降このページでは「モバ」と表記します。

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モバにも色々なモバがありまして、 筐体ののカラーリングで青モバ、黒モバ、藍モバ、緑モバとかいう人もあるようです。ちなみに青モバというのは初代モバイルギアの MC-K1 で、 MC-MK11/12 が黒モバです。 MK22〜32 が藍モバということになりますが、これは MK11/12 までの青モバ、黒モバほど定着した呼び名ではなく、その色彩が微妙なため「藍」のところは(色だけに?)色々のようです。そして、 for DoCoMo が緑モバってことになりますが、これも緑というには無理があるような色ですし、まあこれも色々ですね(^^;

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開発コード『 DROP』
さて、そんなモバ(Mobile Gear)ですが、 1994年 12月に DROP という開発コードで、誕生のストーリーが始まります。この DROP から8ヶ月後の 1995年 8月に VT-1 という社内向けモデルが限定 1,000台、 50,000円という価格で販売されたそうです。これは多くの雑誌などでも紹介されていたので、その外観やスぺックをご覧になった方もいらっしゃると思います。
そして、この VT-1 の評価をフイードバックして 1996年 5月に初代モバである K1 が発売されたのですが、この時「カチャ、カチャ」とキー入力の音が大きいという社内ユーザーの声が有ってキーボードを作り直したそうです。現在高く評価されているモバのキーボードも、このような経緯で生れたのですね。
初代?モバ VT-1
元祖モバとも言える VT-1 ですが、本体サイズは、幅 24センチ、奥行き 12センチ、厚さ 22ンチで、重量約 700g。 CPU は 16ビットの 8016 (カスタムチップでクロック周波数不明)。ディスプレイにはモノクロ液晶を採用し、電源には単三電池 4本を利用。 2400dps のモデムを内蔵し、TypeUの PC カードスロットを 1基装備。 ROM に内蔵されたアプリケーションは[電子メール][オートパイロット][パソコン通信][電卓][ワープロ][文書管理][アドレス帳][スケジュラー][時計][PC連携]の 10個。
この時点で、既に DOS へ降りる方法は公開されていなかったようです。
現在のモバと比較して見ると、電源として乾電池が2倍(単三4本)使われており、その影響もあってか重量で約 150g 重く、内蔵のモデムや CPU も見劣りがします。
VT-1 の起動画面
電源投入後の起動画面と思われる写真には、最上段に 携帯電子メール端末 Copyright(C) NEC Corporation 1995 [yyyy mm:dd hh:mm] という表示があり、その下から5個づつ上下2段に合計10個のアイコンが並んでいます。アイコンのデザインも現在のモバのもとは違っており、最下段には10個のファンクションキー表示が有り F1 に[ヘルプ]、 F7 に[PASSWD]、 F9 に[設定]という文字が表示されています。
キーボードは、タッチを改善するために作り直したという通り、キーの配列も現在のモバとは若干異なっているようです。先ず、現行モバのキーボード上 [CAPS] の位置に [メニュー] キーが有り、以下同様にして[かな]に [CAPS] キー、 [メニュー] に [カナ] キーという配置になっています。更に、 [AP切換] の位置には [F1] キーがあって、 [F10] が [NUM] になって、その左に [INS] 、 [DEL] と続き、 [NUM] の位置には [コントラスト] というキーが配置されています。

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DOS 版 Mobile Gear の各モデルを発売時期と価格から見ると下表のような流れになります。DOS 版としては約1年半の間に、ペンモバ2タイプを含め8タイプが発売されました。キーボードタイプに於ける大きな流れとしては K1 → MK12 → MK22 → MK32 という事になると思いますが、その間に Windows-CE を搭載したシリーズが加わり、事実上 DOS 版のモバは1997年12月に発売された MK32 を最後に、その役目を終えたということのようです。
2000年5月現在、NEC のホームページを見る限り DOS 版の MK32 も生産中止とはなっていないようですが、実際店頭で新品の MK32 を見かけることはなくなりました。
| 発売時期 |
製 品 名 |
定 価 |
| 1994年12月 |
DROOP(注1) |
****** |
| 1995年08月 |
VT-1(注2) |
50,000 |
| 1996年05月 |
MC-K1 MC-P1 |
78,000 65,000 |
| 1996年12月 |
MC-MK11 MC-MK12 MC-P11 |
73,000 82,000 65,000 |
| 1997年07月 |
CE搭載機登場 |
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| 1997年06月 |
MC-MK22 |
79,000 |
| 1997年08月 |
for DoCoMo |
??????(注3) |
| 1997年12月 |
MC-MK32 |
83,000 |
(注1)NEC社内の開発コード
(注2)NEC社内販売価格
(注3)手許に資料が無く不明
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| 外形寸法 |
245(W)×122(D)×24.5(H) |
| 重量 |
550g・for DoCoMo=560g(アルカリ乾電池含む) |
| 使用電源 |
主電池=アルカリ乾電池(単3×2本)または専用充電地 副電池=リチウム電池(CR2032形) |
駆動時間 (アルカリ乾電池) |
非通信時:30時間 連続通信時:MC-K1=2時間・MK11以降=4時間 |
| 消費電力 |
MC-K1=1.8W(DC3V)・MK11以降=1.5W(DC3V) |
| ユーザメモリ |
MC-K1・MK11=650KB/MK12・MK22・for DoCoMo=2MB/MK32=6MB |
| 表示 |
モノクロSTN液晶7.3インチ・640×240ドット・4階調 |
| キーボード |
JIS標準配列準拠(キーピッチ16.5ミリ) |
| 内蔵モデム |
DATA(14,400dps)FAX(14,400dps) |
| インターフェース |
赤外線(最大転送速度57.6Kdps)・シリアル |
| PCカードスロット |
JEIDA4.2/PCMCIA2.1仕様準拠TYPE2×1 |
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