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2.モバを DOS パソコンとして使う!
 前フリ

モバを DOS 化するメリットは何か?
・UNISHELL 環境に比べ処理が早い
・ファイル管理が自由に出来る
・AWK , SED ,GREP 等使ったテキスト処理が可能になる
・使い慣れた FEP や エディターが使える
・CUI (Character User Interface)でコンピュータを使ってるという感じがする(^^;
 等々が私の感じるメリットです。

DOS を全く知らないという人にもメリットはあるか?
 無いと思います(キッパリ)
 最低限ファイルやディレクトリの概念と、コピーやリネームといった基本的なコマンドを知っていて簡単なバッチファイル位は書けるようでなければ、今更 DOS を使うメッリも無いと思います。「趣味で・・・」という事であれば話は別ですが(^^;

DOS 化の対処となるモバは?
 ペン入力タイプのものも DOS 化することは可能なようですが、ここでは K1 〜 MK32 までのキーボードタイプのモバを対象にします。
 Win-CE 機も DOS をエミュレートするツールがあるようですが、ここでは全くの対象外です。(NTT DoCoMo の sigmarion でちょっと試してみましたが、実用的に使う気にはとてもなりませんでした)

必要な環境(周辺機器等)
 MK12 以降の機種であれば、本体メモリだけでも最低限の DOS 環境は構築できますが実用的に利用するにはフラッシュカードが必須です。  母艦とモバでファイルをやり取りする環境も必要で、RS-232C を使ったケーブル接続も可能ですが出来ればカードリーダー・ライター(今ではモバのケーブルよりも安価だと思います)があると楽です。  また、必ずしも必須ではありませんが、出来れば @nifty のデータライブラリーが利用できる環境も欲しいところです。

 以降、このページではフラッシュカードと PCMCIA スロットを持ったノートパソコンを母艦として作業を進めることを前提とします。
 更に、文中紹介するツールの中には @nifty のライブラリー以外での入手方法が不明なものも多数あります。

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 最低限の基礎環境構築

 先ずは日本語を扱える DOS 環境を本体 RAM に構築することにし、ここで作成した環境を基本に拡張を図って行きます。

 DOS への移行はリセット後のWシフトで、DOS 化用のバッチファイルを実行します。とりあえず日本語の文書が編集(読み・書き)出来る程度ですが、標準で用意されている資源は極力無駄にしないよう、FEP への単語登録機能や国語辞典、英和辞典の利用も出来るようにしておきます。

ここで紹介した設定は「 for DoCoMo 」で行いました

●使用ソフト
日本語ドライバ mgdisp2v
ANSIエスケープシーケンスドライバ pansi.sys
デバイスドライバの組み込み&解除ツール adddev
deldev
標準FEP利用ツール MgAI
標準FEPの単語登録ツール AIUT
国語辞典利用ツール WHATS
英和辞典利用ツール MGEDIC


●ディレクトリ構成とファイルの配置
D:¥ DOS.BAT
UNISHELL.DGB
D:¥登録ソフト SOFTOFF.DEF
SOFTOFF.DLL
SOFTOFF.EXE
D:¥DOSSYS NECAI.DEV
ADDDEV.EXE
DELDEV.EXE
MGDISP2.SYS
PANSI.SYS
D:¥BIN AIUT.EXE
DV.COM
MGAI.EXE
MGEDIC.COM
MGS.COM
TEDMG.COM
TMGCUST.DAT
TMGCUST.EXE
WHATS.EXE


●設定ファイルの内容
NECAI.DEV device=D:¥DOSSYS¥mgdisp2.sys
device=D:¥DOSSYS¥pansi.sys
device=I:¥DOS¥necaik1.dev
device=I:¥DOS¥necaik2.dev
DOS.BAT @echo off
path=D:¥;D:¥BIN;%path%
set TMP=D:¥TMP
J:¥DOS¥power off > nul
D:¥DOSSYS¥mgai -u sysattr=133003 echoattr=203013 > nul
D:¥DOSSYS¥mgs /v2 /f /k /h /y
J:¥AP¥nipull.com

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 いくつかのコマンドを追加して実用レベルに仕上げる

 DOS 化はしたもののモバの DOS には 最低限のコマンドしか用意されていないため、このままではちょっと凝ったファイル操作やテキストファイルの加工も出来ません。

 どのようなコマンドが必要かは、DOS 化したモバで何をするのかによって大きく変わってきますが、以下のファイルを入れておけば、圧縮ファイルを含めたファイル操作やテキストファイルの加工に困ることはありませんし、制限はあるものの BMP , GIF , JPEG 形式の画像ファイルも閲覧できるようになるのでかなり実用的に使えます。

 ここまでの環境を整えておけば、外部から入手したデータを普段持ち歩いている Zaurus や 自宅で簡易DBとして利用している電子手帳(DK-E810) に取り込めるような形式に加工するといったことも可能になります。ちょっとしたテキストデータの加工のためにわざわざ Windows マシーンを立ち上げる必要も無いので実用価値も十分です。


●追加したコマンド・ツール
D:¥BIN MGBMP.EXE BMP ファイルの表示
MGGIF.EXE GIF ファイルの表示
MGJV.EXE JPEG ファイルの表示
MGSCREEN.EXE DOS画面のキャプチャー
D:¥TOOL AWK テキスト処理フィルター
BU.COM
BU.HLP
バッチファイルの機能支援
DIET.EXE ファイルの圧縮
DO.COM ファイルの所在探索
FTAG.EXE テキストDB支援
HTOX.EXE HTML ファイルをテキストへ
KL.CFG
KL.COM
KLCUST.EXE
KLJPN.HLP
KLV.EXE
フィラー
LHA.EXE アーカイバ
PKUNZIP.EXE ZIP 形式の解凍
SED.EXE ストリームエディタ
SORT.EXE テキストファイルのソート
STRINGS.COM バイナリファイル中の文字列抜き出し
TCARD.EXE
TCARD.FRM
カード型DB
UIF.EXE DOSインターフェースの支援
VMAP.COM メモリマップ表示
WGREP.COM 文字列検索
ZCOPY.COM 高機能コピーツール

 ここまでの環境で、本体 RAM の空き容量は 約 1.4MB です。(DIET で圧縮可能なファイルは全て圧縮しての数値です)

デジタルトランク(モバDOS用ツール1) このページで使用したツール一式(Moba-1)
(注意) 私が自分のバックアップ用に保管しているものでダウンロードなどは出来ません

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