これは、パソコン批評のVol7に掲載された投稿の提出原稿です。created6,Jan'97
Windowsユーザーにはなじみの浅いかもしれないが、クラリスはAppleのソフトウェア子会社であり、マックOSの販売や模範となるソフトの作成を行っているソフトウェアメーカーである。GUIグラフィックソフトやプロポーショナルフォント・ワープロのオリジナルメーカーと言ってもよい。
この10月にクラリスワークス4.0、ファイルメーカーPRO3.0、クラリスインパクトの日本語版アップグレードにあわせて、それぞれの日本語Windows95版を発売した。
こんかい検証したのはクラリスワークス4.0という統合ソフトだ。このソフトはワープロ、ドロー、ペイント、データベース、表計算、通信の6つの環境からなっている。複数のファイルを同時に開くことができるので、通信をしながらワープロで書き物をしたり、ワープロにドローやペイントで描いたカットを張り込んだりが、このソフト一本でできる。
複数の環境で基本操作が統一されているので操作をマスターするのが簡単であり、組み合わせることでパソコンの機能を効率的に使用することができる。というのが、基本コンセプトだ。
筆者はクラリスワークス1.0の頃からのユーザーである。ただし会社では、データベースはファイルメーカーPRO、表計算はExcel、ワードプロセッサはMacWORDを使用している。このため、クラリスワークスを使用するのは、アウトラインプロセッサとドローを使うときだけだ。
ハイブリッド版ではなくMacintosh版とWindows版の単体を使った。
期間96/11/4〜11/18(試用版での検証を含む)
MAC:
Windows:
先ず、ソフトのインストール等を確認、次に各環境の機能を専用ソフトと比べて概観する。次に、前バージョンからよくなった点、悪くなった点、改良の不足している点などを検証する。最後に、このソフトの特徴と統合によるメリット・デメリット、行くべき姿について考察する。なお、機能は多岐にわたるので、特徴的なもののみを取り上げる。
また、検証はワープロや表計算を使って社内文書を作ったり、個人でPTAの連絡書類を作ったりといったユーザーを想定している。テキスト中心で20ページ、グラフィカルで10ページ以内の文書量がターゲットだろう。テキストのみで100枚を越すような用途は想定していない。そんな用途に使いたいなら他のソフトにするべきだ。
マック
標準のインストーラなので特に迷うことはないと思われるが、Finderの操作ができる必要はある。
マック版で気になったのは、MacintoshEasyOpenという標準でインストールされるコントロールパネルの使用を停止しないと正しくインストールされないらしい、ということだ。「インストール前にお読みください」というファイルに記述されてはいるが、クラリスとも有ろう会社がシステムに標準でインストールされているソフトと互換性のないものを作ってはいけない。自分でインストールしたサードパーティーの機能拡張がコンフリクトを招いたのなら自業自得と言えなくはないが、こういったトラブルに引っかかりやすい初心者ほどシステムをメンテナンスできないものなのだから。(最近のPerformaにはEthernet関係の機能拡張が入っているが、ポートもないようなPerformaにそんなものをインストールするのはおかしい。)
メモリ68Kマックで2M、PPCマックで4M(仮想記憶無し)で使用可能だ。このままでも、テキストを50ページ締度は十分だが、グラフィックや複数のウィンドウを使うためには多少増やしておいた方がよいだろう。
WindowsAutorun.exeを実行することで付録の辞書ソフトの検索ソフトもインストールできる。Windowsの場合は、アプリケーションごとにメモリの割り当てを変えることができないので本体のメモリが目安となるが、Windowsが快適に動いている環境ならば増設の必要は一切ないと考えてもいい。Windows95を使うためには16Mは最低必要だが、そのままでも十分動くはずだ。
簡易インストールで約25Mのフォルダとシステムフォルダに約4M程度のファイルがインストールされる。アプリケーション本体は1.1M(68KMac)〜2.7M(Windous95)程度だ。
インストールされるファイルの大半は、ライブラリというグラフィック部品とテンプレート集が占めている。内容を確認して不用ならば削除するとよい。逆に地図などでインストールされないファイルもあるのでインストール後再度インストーラーで確認しておいた方がいいだろう。
どちらも、アンインストールできるので(マックはインストーラ、Windowsには専用のアンインストーラを使う)アンインストールも簡単だ。まあ、マックはアイコンを見ればどのソフトのファイルかわかるのでインストーラのお世話になることはないだろう。
残念なことに、チュートリアルがない。これだけ独特な機能を中心としたソフトの場合、活用方法を浸透させることが大切と思われるのだが、十分とは言い難い。Performaにバンドルされきたものを使っているユーザーでもこのソフトの”おいしいところ”を使いこなせているユーザーは少ないのではないだろうか。
マニュアルも、機能が増えているのにページ数は減っている。オンラインヘルプが3M近くに強化されたが、オンラインヘルプでは知らない機能を吸収することは非常に難しい。スペルのわからない英単語を探すようなものだ。
ワープロ
ページ当たりの文字数を決めて打つような使い方は一切できない。
新しい概念として、セクションという編集単位が導入された。通常のルーラーが段落単位なのに対してセクションは複数の段落を含んだ単位となっている。セクションごとに縦書・横書を変える事ができる。通常の段組みやスタイルと併用することで印刷物のようなテキストレイアウトが可能になった。
表計算やペイントのフレームを直接ワープロの文字エリアに置くことができる。そのフレームを開くとそれぞれの環境での操作が可能になる。また高解像度のビットマップグラフィックを載せての印刷が可能になる。スキャンデータやカット集から取り込んだデータをペイント環境でレタッチして使うことができる。
ドロー
複数のページを持つことができる。このことは、強力なテキスト機能とフレームリンク、高解像度ペイント枠等を使って、ページレイアウトソフトのように使うことが可能であることを示している。実際、ワープロでは面倒な凝ったレイアウトでも、非常に簡単に作ることができる。背景のようなマスターページを使い、複数のページで共有することもできる。
数ページのグラフィカルなパンフレットのような文書等に最適と言える。
残念なのはこのバージョンでもレイヤーがサポートされなかったことだ。レイヤーがないので、複雑な図形を描き込むのには向かない。といっても、通常のワープロの線画機能とは比べ物にならないくらいの表現力を持っている。
ペイント
解像度を上げた場合スプレーツールやブラシツールではポインタより細くなってしまう。解像度を上げた状態では、拡大表示をして編集を行う必要がある。どのみち、72dpiのビットマップのデータを高解像度にすると、ディスプレイ上ではつぶれてしまうのでこのままでは編集は難しい。しかし、ツールの太さと違う線になることは問題だ。ページレイアウトをピクセル単位でしか指定できないのは問題だ。センチやミリでの設定ができないので、解像度を変えた場合などには用紙に合わせてドット数を計算する必要がある。
ペイントでは、確定してしまうとビットマップになってしまうので、ドローツールで描いた線もテキストツールで入れた文字もデータとして編集することはできない。表計算や表を入れても意味はない。また、解像度をプリンタに合わせておかないと印刷時にギザギザになってしまう。
また、マック版はフルカラーを扱えるのに、Windows95版は256色までしか扱えない。
この環境は単体で使うより、ワープロやドローから呼び出して使った方が、より活用できるだろう。レイアウト上で必要な大きさを最初に決め、フレームを開くでペイント環境へ移り、印刷の解像度に合わせてやれば、高品位なビットマップグラフィックをワープロ等に埋め込んで出力することができる。しかも、この使い方なら、ペイント環境でのサイズ指定は必要がない。
データベース
デザインはドローツール・ペイント枠・テキスト枠を使って行える(表計算枠も作れるが無意味だ)ので、自由度は非常に高い。上位ソフトであるファイルメーカーPRO3.0をはるかに凌いでいる。しかも、ペイント枠は解像度可変なので、データベースを使って定型文書を大量に打ち出す場合(顧客への名前入り案内文)などの場合、ペイント枠にスキャンした高解像度の地図データをペーストすれば、ドローで書き直す必要がない。このような場合ワープロの差し込み印刷を使うことも考えられるが、データの使い回しと労力を考えた場合データベースで打ち出すのが正解だ。
リスト表示が加わって、表計算のような画面でデータの表示ができるようになった。このリスト画面が意外に便利だ。レイアウトでフィールドを一行に配置してリスト表示を作るより、ずっと簡単だ。フィールドの幅や順番はマウスドラッグで簡単にできる。ファイルメーカーPROを使っているときでも、データの確認のためだけにプルーフリストを作ることがあるが、このようなときこの機能があれば非常に便利だと思う。フィールドタイプが増えて、入力時の手間を減らすと同時にデータの信頼性を高めることができるようになった。しかし、絵・ムービー・サウンドといったマルチメディアデータを格納するフィールドタイプの導入は今回も見送られた。他の環境でサポートされているデータを扱えないのは片手落ちだ。
レイアウトメニューと編集メニューに検索という項目がある。レイアウトメニューの検索はデーターベースにある検索と同様にフィールドを指定して条件付けをする。編集メニューの検索では全データの全フィールドの文字列検索が実行される。まったく同じ項目名なのでとまどう。また、レイアウトメニューの検索では該当データがない場合画面が真っ白になる。該当データがないことを知らせるダイアログを出すべきだ。
あまり大きな期待を持つのもどうかと思うが、データベースというのは構築しデータ入力が進めば進むほど移行が難しくなってしまうものだ。それだけに入門用のデータベースであっても基本機能は十分なものにすべきだと思う。上位のファイルメーカーPROがリレーショナルになった今、ルックアップだけは採用してほしかった。ルックアップができないのではデータベースの基本機能が満たされていないというほかはない。私は100件程度のデータ量なら表計算で、それ以上ならファイルメーカーPROを勧めるようにしている。ルックアップを採用していれば、100件〜500件程度ならクラリスワークスでも使えると思われるが、現時点ではできない。
表計算
Excelのような高機能なものを使いこなしているユーザーには物足りない。最終出力までをこれで、やってしまおうと考えずに、ワープロやドローにレイアウトする元データを作るツールと割り切ってしまうのがいい。
マルチウィンドウで複数のワークシートを同時に開くことができるのに、別のワークシートを参照をすることはできないし、ブックのような機能もない。データベースに保存できると面白いのだが...
他にも関数が少なかったり、マクロ言語、ソルバーやピボットテーブルををサポートしていなかったりするが、使っていて一番不満なのは基本的な操作(式の入力、セルのコピーペースト)が面倒なことだ。エクセルでは式入力モードでマウスでセルをクリックしていくだけで自動的に”+”が入れられていく。このようななんでもないようなことで使い勝手は差がついてしまう。
一般事務系の文書であれば合計と四則演算があればほとんど事足りる。ならば、この表計算環境でも機能的には十分だろう。しかし、使い勝手が悪いのでお勧めはできない。
通信
通信環境はマックのみオリジナルものを使用している。Windows版ではHyperTerminalが起動される。
マック版の通信環境は、CTB(コネクションツールボックスというApple標準の通信API、以下CTB)を使っていてアップルのシステムと相性がいいというメリットはある。しかし、それ以前にシステムに標準として添付しておくべきソフトではないだろうか。通信の安定性が悪い場合などにハード・回線・システム・通信ソフトのいずれに原因があるかわからないような場合に、システムとの相性を考えなくてもいい最後の砦として標準通信ソフトは必要と考える。
なお、Windows版ではプレファレンスの設定を変えることで別のソフトを起動するようにもできる。
このソフトで一番の特徴は、別環境のドキュメントをフレームとしてレイアウトできるということだ。ワープロ環境やドロー環境のフレームをレイアウトできるのは面白い。また、フレームに対してテキストの回り込みを設定できるので、レーザープリンターレベルの社内文書程度ならこれ一本でも十分なくらいだ。
今バージョンから追加された機能で大きなものは、表作成機能の追加とテキスト回りの機能強化だ。また、ライブラリというクリップアート集が使用できるようになった。
テキスト
通信とペイントを除く環境で文字列検索、スペルチェック、ワードカウントができる。
縦書きが可能になった。しかも、ストレスを感じることのない速度なので実用性が高い。
スタイルという概念が導入された。名前付ルーラーのような感じだ。章立てをしたレポートの書式を統一するのに便利だ。ただ、設定が直感的ではないので、ルーラーを使いこなせていないと難しいかもしれない。なお、ルーラーのコピー&ペーストはサポートされているので、数ページ程度の文書ならば不自由はしない。
また、アウトラインプロセッサーが完全にシームレスになった。通常の文書の途中に階層リストを書いていくときに非常に便利だ。もちろん、パソコンを高度に活用したい場合には必須の機能なのでこういったパソコン初心者に接する機会の多いソフトでサポートされることは良いことだと思う。
ドロー環境であってもテキストを編集するモードに入ったら自動的にテキストルーラーになると良いと思う。
表作成機能Word95の作表と機能的には大差ないが、レイアウトの自由度や操作の直感性の点で使いやすい。速さ
機能ではないが、特記したい点として、速いことを挙げたい。縦書きにしても全然違和感がない。
特にマックは日本語編集時の画面書換が遅いので、軽く感じる。前バージョンより明らかに高速化している。ただ、Windows版はマック版より少し遅く感じる。テストしたハード環境が十分でないせいかもしれないが、マックでは68K上でも十分な速さだったことを考えると、若干不満が残る。
システムとの整合性
マック特有問題点として気になったのは、TSMやドラッグドロップというシステムの機能に対応していないことだ。クラリスというAppleに一番近いソフトメーカーだけに、お粗末としか言いようがない。
クラリスワークス内から電子メールの送受信ができるようになったが、過去メールやアドレスを一括管理するためにも専用のソフトを使うことが望ましいので、専用のソフトを使う方がよいだろう。特にWindows95のExchengeは使わない方がよい(VOL.6P48参照)。
互換性
データの互換性は十分だ。このとき、PCExchangeがWindows95のロングファイルネームに対応していないので、長いファイル名は変えられてしまう。また、マックからWindowsに持っていく場合は拡張子を付けておかないとオープンするときにマックユーザーは戸惑うだろう。DOSのルールにしたがったファイル名にしておくのが無難だ。問題となるのはフォントである。Excelの場合は別のOSで作ったファイルを使用する場合はフォントの設定をし直さないとレイアウトが狂ってしまう。また、マクロも一部互換性がない。
ペイント環境で読み込めるファイルフォーマットは違うが読み込んだデータはクラリスワークスのドキュメントになっているので、そのまま利用できる。ちょっとしたコンバートソフトとしても利用できる。
マック版は発行/引用、Windows版はOLEに準拠しているので、直接サポートされないフォーマットでも、対応しているソフトが有ればオブジェクトとして埋め込むことができる。しかし、音声やムービーといったプラットフォーム依存のファイルを埋め込んだドキュメントの交換は期待しない方がいいだろう。
基本的には同じファイルを別のプラットフォームで使うというより、元データを共有し最終レイアウトは印刷環境の充実した方で行うと行った使い方が正解だろう。
もちろん、印刷を考慮しない場合や、社内や友人同士でのデータのやり取りを行うためならそこまで考える必要はない。html+WWWブラウザーを使ったイントラネットが話題だが、マックとWindowsとにクラリスワークスをインストールすればもっと表現力の高い文書をプラットフォームフリー(といってもマックとWindowsに限られるが)にデータを共有することが可能だ。
訳の解らないアップグレードポリシー(別表参照)
マック版の2.0を持っているユーザは9900円のマック版アップグレードをするか、Windows版へ6900円でアップグレードするしかない。
新規ユーザーも、マック版を買うには19000が必要なのに、Windows乗換版なら6900だ。この価格差はどこから来たんだろう?クラリスから説明してもらいたい。
ハイブリッド版も意味不明だ。マック版新規価格19000+Windows乗換版6900=25900で別々に買った方が安い。
マック版を使ってきたユーザーを蔑ろにしWindowsへの移行を促しているとしか思えない。私がアップグレードを保留しているのはこの点が気に入らないからだ。
なぜマック版へのアップグレードをWindows版へのアップグレードと同額にしなかったのか?マック版でクラリスワークスを使いこなしているようなユーザーなら、エバンジェリスト(伝道師)として貴重な情報源になったはずなのに、その気を失せてしまうような仕打ちは残念としか言いようがない。
このソフトの最大の特徴は次世代のアプリケーションインターフェースとして開発競争の続くコンポーネントソフトウェアを表現しているということだろう。APPLEのOPENDOC、マイクロソフトのOLEが目指すものを現時点で表していると考えられる。先進的ソフトウェアを開発してきているクラリスの面目躍如たるところだ。また、コンポーネントソフトには、基本操作の統一が求められる。画面上のオブジェクトをクリックする度に全然違うメニューやダイアログが出てくるようでは困る。この点では、一つのソフトメーカーで固めたクラリスワークスは非常に現実的なアプローチと言える。
クラリスはクラリスワークス5.0を97年夏にOpenDocコンテナとしてリリースすること、及びインターネット機能を強化すると発表した。ただし、Windows版がどういう方向に進んで行くのかは現時点では全く不明だ。もちろん、マック版も日本語対応版がいつリリースされるかは不明だ。
このソフトは買いだ。特にWindowsユーザーには迷わず勧められる。特に、清書マシンとしての使い方から一歩進んだ活用を考えているユーザーには最適だ。
このソフトは、ワープロやドローと言った単独のソフトが集められたものではなく、ワープロ・ドロー・ペイント・表計算の合体した簡易DTPソフト+通信と考えるのが正解だろう。
専用ソフトと比較すると見劣りするように感じることがあるかもしれないが、クラリスワークスになく専用ソフトにある機能の大半は使わないものなのではないだろうか。使いこなすためのコツは、最終出力のフォーマットを決め、ベースとなる環境をワープロかドローかを決めることだ。そして、様々な環境(他のアプリケーションを含む)で基礎的なデータを作り、レイアウトしていくという方法ををマスターできれば、MSWordや一太郎を単体で使うよりはるかに高品質の文書を作ることができるはずだ。
さらに一歩進んで、単体のデータベースのデータを書き出し、単体の表計算ソフトで集計・分析し、クラリスワークスでレイアウトできるようになれば、かなりのレベルのプレゼンテーションも可能なはずだ。
このソフトの一番”おいしい”ところは各環境を連携させるところなのだ。そのためには、十分にマニュアルを読むことが必要だ。しかし、クラリスのマーケティングは簡単さをアピールすることに力点を置いたもので、一つの書類を作るために複数の環境を使い分けけることの重要性と有効性を伝えるものになっていないのは残念だ。
レポートや企画書を作る場合はワープロ環境をアウトラインプロセッサーとして使用し、テキストを完成させるのが基本だろう。ストーリーのないグラフィック中心の物ならドローモードから始めるのがいいかもしれない。
付属のテンプレートはよくできているが、そのままは使えないものが多い。
ライブラリが有って、クリップアート集のようにして使えるが、本当に便利か?私は、2万枚以上のクリップアートを持っているが使ったことがない。一つ一つはプロの作品で、私には到底描けないレベルのものだ。しかし、会社の書類にそんなグラフィックなんて使わない。個人でも、そんなグラフィックの入った文書を作ることはないが、大半の個人パソコンユーザーはどうなんだろう?
三省堂の大辞林と研究社の新英和・和英中辞典のCDおよび検索用ソフトが同梱されてくる。メーカー希望標準小売価格がそれぞれ19800円と9500円のソフトだ。既に持っているユーザーにはお買い得感はないが、そうでない場合はかなり使えるものだ。何より場所を取らない。しかし、検索ソフトが単体のソフトなので、検索したい文字列をコピーペーストで渡した上で検索を実行する必要がある。メモリに余裕があればいいが、ない場合は時間がかかるだろう。
(別表)新規価格マック版:19000円マック版アップグレード:9900円Windows版へのアップグレード:6900円windows乗換版:6900円※1ハイブリッド:29000円※2※1「他社製ソフトを既にお持ちの方」とは書いてあるが、指定のソフトはないので、店頭ではノーチェックだろう。※2:2ライセンス