提出原稿に手を加えたもの(ver1.01 22 Oct 1998)。マイクロデザインのホームページ
今回は、メモリーカード+jpegという標準を採用したパナソニックのNV-MPX1という機種を通じて、検証を行う。始めに、プリンタ自体の性能・機能を評価し、標準を採用したことの意味やそのメリットを考察する。最後に個人ユーザーにとって「使える」ものかどうかを判断したい。なお、検証に当たっては、パソコンとデジカメを所有している個人ユーザーを想定している。またテストにはメインにリコーDC-2Eを使用し、東芝アレグレットで補足テストを行った。
用紙の大きさははがきサイズ(100X148ミリ)だが、実際に印刷されるのは85X112ミリだ。印刷面積がほぼフィルムカメラのサービスサイズと同じ大きさだ。個人をターゲットとする場合、価格・設置場所・データという要素からこのサイズが限界なのだろう。なぜなら、このタイプのプリンタは、ランニングコストが高いうえに必要なシチュエーションは限られているのでメインのプリンタにはなり得ない。そうなると、価格や設置場所の限界は低くならざるを得ない。また、プリントサイズを大きくするには、データを展開するために高速なプロセッサーや巨大なメモリが必要となり価格をあげる原因となる。プリントの時間も長くならざるを得ない。これらの理由からこれ以上のサイズは不可能なのだ。同時にこれ以上小さくできない理由も存在している。年賀状というフルカラープリンタが活躍し、パソコンオヤジが子供の尊敬を得られる数少ない機会をキャッチするための最低条件がはがき大なのだ。年賀状のプリントはカラープリンタを購入する大きなきっかけとなるからだ。
熱昇華転写方式という印刷方式はフルカラープリターとしては一般的だ。3色のシートから熱転写によって印刷する方法で、滲みがなく発色もよい。逆に、専用のインクシートを使用するので、規定枚数しか印刷することはできない。「薄くなっても、画質にこだわらないからいいや」という使い方は一切できない。
筐体のデザインは「無難」の一語につきる。好みに問題かもしれないが、プラスチックにシルバーメタリックの塗装がされているのは、パソコンとはなじみにくいし野暮ったい。 函体のサイズは約25x9x27センチと小さいが、放熱の関係で上にものを置けないし、横からインクシートのセットをしたり、背面のプリンタケーブルの差し替えも必要となる。本体の周りに空間が必要なので意外と場所をとる。普段はしまっておいて必要なときだけ取り出すという利用方法を前提とした形状のほうが良いと思う。
プリンタには表示部はないので、パソコンプリンタとして使用する場合以外は、テレビに接続することが必要だ。そうしないと、プリントしたい画像を選択することができない。それと、RCAの音声入出力端子があればさらによかった。ビデオからプリントをする場合に画面だけを見ながらキャプチャーするのは退屈だ。
フォトプリンタの基本的な部分は既存技術の延長線上なので、メーカーや機種による差は少ない。付加機能として、ビデオからの入力、4分割や16分割によるプリクラシールプリント、画質調整、タイトル・フレーム印刷などがある。しかし、どの機種も似たような機能を持っているし、使うこともあまり多くない機能が多いので、選択の基準にはならないだろう。お仕着せのタイトルフレームなんか安物の年賀状サービスのようで使う気がしない。そこまで力を入れるのなら、パソコンに取り込んで編集すべきだろう。
PCMCIAタイプIIカードスロットを持ち、メモリカードに保存されたjpegデータを印刷することができる(詳細後述)。また、ビデオ系のポートから入力されたデータをメモリーカードに記録することができる。
ビデオ入力モードはおまけと考えるべきだ。とはいうものの、ビデオやテレビの画像を取り込めるということの意義は大きい。現在のパーソナル・デジカメは焦点距離35mm程度(35mmフィルムカメラ換算)の広角レンズを使っている機種が大半なので、子供の運動会や発表会を撮影することは困難だ。どんなに品質の高い画像だろうが、目的の子供が識別できないのでは意味がない。そういう場合に、ビデオカメラの強力なズームは魅力的だし、それを印刷できるということは、意味のあることだと思う。
また、メモリーカードへの書き込み機能を使って、ビデオキャプチャーとしても利用できる。記録をした場合の取得データは608X456で、圧縮率は画像によって変わる。ファイルの容量も圧縮率によって変わり、テストでは36kから90kになった。かなりjpegの圧縮率は高い。このプリンタがある場所なら、パソコンがあることも期待できるのだから、画質を優先した圧縮率でもよかったのではないだろうか。便利だと感じたのは、50枚単位のフォルダを作って保存してくれることだ。なお、メモリーカードへの記録は約10秒かかる。
プリンタ用とビデオ出力の端子は後面、ビデオ入力系端子、PCカード(注3)スロットや用紙カセットは前面にまとめられている。インクシートカートリッジも簡単にセットできる。基本的に一つのボタンに一つの機能が割り振られ、日本語で表記されている。さらに、ビジュアルかつくどいほど繰り返し説明しているマニュアルが付属しているので、セットアップや基本操作で困ることはないだろう。パソコンで使用する際は通常のプリンタと全く同じに考えればいい。
電源を入れた状態でPCカードをスロットに挿入すると自動的に表示が始まる。表示は一覧(1画面あたり16枚)と全体表示をボタン一つで切り替えることができる。画面でプリントする画像を選んで、プリントボタンを押せば印刷が始まる。画面表示に時間がかかるが、画面表示中でもボタン操作を受け付けるので待たされてうっとうしいことはすくない。枚数が多いときの画面の切り替えは面倒なので、だいたい何枚目かを確認しておくといい。ここまでの操作なら、ゲーム機を自分でセットできる子供なら十分できる。
操作系で不満なのはボタンが小さいことだ。設定を変えたりするボタンが小さくテレビ画面を見ながら作業したいような場合には押し間違えることが多かった。
基本操作は至って簡単だが、プリンタ単体(テレビにつないで)でも画質調整や編集機能という応用もできる。プリンタドライバーにも画質調整があり、プリンタ単体より広範囲の調整が可能だ。ただ、残念なのは、画質調整のときにプリントする画像とは別のサンプルが表示されるので、結果を見ながら調整することができないことだ。ただ、せっかくこの印刷品質を持っているプリンタを使うなら、安価なものでもいいから一本レタッチソフトを用意したいところだ。
また、プリンタドライバの用紙設定が意味不明だ。出力の用紙サイズは固定されているので、用紙サイズという概念はおかしい。あえていうのなら、原稿サイズだろう。プリンタドライバが自動的に縮小するので、アプリケーションで縮小したり、DPIをセットする必要はない。また、デフォルトでは、用紙挿入方向(原稿の方向)は縦方向、印字品質は普通になっているが、横方向、高画質とすべきだろう。デジカメで縦のイメージを撮ることは少ないし、フォトプリンタで印刷しようとするときに、印刷速度を優先することはほとんどないだろう。
用紙のセット・管理は面倒だ。1度だけだが、2枚の用紙をセットし、2部印刷をしたときに2枚目が白黒で印刷されたことがあった。用紙にしわが寄っていたので、給紙がうまくいかなかったのが原因と思う。用紙はアルミの袋に入っていて、未使用の用紙はそこに入れたまま保管する。印刷面を汚さないようにする必要があるので、気を使う。しかも、用紙カセットのふたにスライド式のロックが付いていて片手で開けにくいので、結構面倒だ。用紙カセットにも、用紙の袋にも一工夫欲しい。ちなみに、用紙カセットの本体へのセットは非常に簡単だ。
画質は熱昇華型としては標準的だ。印刷品質のテストをするために何バターンかのテストを行った(別表参照)。結果は一目瞭然。データの品質がもろに印刷の品質を左右する。プリントエンジンの性能はパーソナル・デジカメの性能をはるかに上回っていため、印刷の品質を決定するのは入力機器の性能となる。このため、データの圧縮率が低く画素数の多いデジカメの方が美しく印刷することができる。解像度の低いモニタではあまり差は感じなかったが、このプリンタで印刷したら明らかに差が出る。アレグレットとDC-2Eでこれだけの差が有り、DC-2EでもフォトCDのデータとははるかに隔たっているという事実。これなら、メガピクセル(注4)の実力も十分に発揮できるだろう。
写真画質を謳った最近の高解像度インジェットプリンタ(Canon BJ430J、HP でskJet720C)と比較しても、画質は勝っている。インクジェットの場合、広い面積が同じ色調の場合に、細かいドットが見えることが多い。特に、クローズアップで撮った人物の顔で差は大きいと感じた。
パソコンでプリントする場合もPCカードを使う場合でも、縮小して印刷されるので、データのピクセル数が640X480である必要はない。逆に、640X480のデータではプリンタの解像度を活かしきることはできないと感じた。許す限り大きなピクセル数で圧縮を少なくしてデータを保存することが美しく印刷するコツだ。(その場合、用紙設定で用紙をB4にする必要があるが、結果は変わらない。)
また、パソコンプリンタとして使用する場合とPCカードから印刷する場合とでは、解像度に違いがあることにも注目すべきだ。同じデータならパソコンから印刷した方がきれいだ。差が現れるのは、水平に近い斜めの直線だ。これは、プリンタモードとPCカードモードとで長辺方向での解像度が違うためだ。これについては、早急に対応を望みたい。せっかく、カードからのプリントができてもプリンタモードより画質が劣るのでは、プリンタモードで印刷する必要がある。
このレベルの印刷になってくると、カラーマッチングの問題が出てくる。カラーモニタやテレビの画面で調整・確認したものと印刷結果が微妙に異なっているのだ。また、パソコンから印刷した場合とPCカードから印刷した場合とでも異なっている。PCカードからの印刷は見栄えを重視するためか、彩度が高く、コントラストがきつめの絵作りをしているようだ。厄介なのは、パソコンもテレビも正しく表示している保証がないということだ。テレビなどは個体差も激しく、全く当てにならない(電器店のテレビコーナーに立てばわかる)し、パソコンのモニタも完璧ではない。一度テストパターンのような画像をプリントし、それに合わせてモニタを調整するとよいが、できる機種とできない機種がある。なお、マックにはカラーシンクという、スキャナ・モニタ・プリンタ等の色の違いを補正するためのシステムが存在するが、このプリンタのためのプロファイルは添付していなかった。せめて、モニタとプリンタとの色合わせを行うためのサンプルデータ(プリンタドライバの色調整の時に表示されるデータでいい)とプリント見本を添付してもらいたい。
このプリンタはパーソナルデジカメの印刷という観点からはオーバースペックといえる印刷能力を持っている。アレグレットを使ったデータではかなりざらついた印象のプリントとなった。DC-2Eの取得画素数が多いこととフォーカシングが付いていることがその理由だろう。ただし、J6Iを直接印刷すると短辺の端に黒い線が入ってしまう。DC-2Eの記録に問題があるらしいので、プリンタの責任ではないが、DC-2Eユーザーとしては実に残念だ。
実は、ここまで見てきたこと自体は他のフォトプリンタと共通のことと考えて差し支えない。この機種の最大の特徴はカードスロットとしてPCMCIAスロットを持っていることだ。
PCカードはパーソナルデジカメの記憶媒体としては主流ではないし、これからもそうなることはないだろう。データを一時的に保存するストレージメディアのためだけにPCMCIAのような汎用のポートを使う必要はない。また、PCカードの物理的な大きさが小型化を進めるパーソナルデジカメにおいては採用しにくい原因となるだろう。デジカメのメモリーカードとしては、SSFDC(注5)やCF(注6)等の小型メモリー専用カードが主流をなして行くはずだ。
では、なぜデジカメではCFを採用した松下がプリンタのスロットにPCMCIAを採用したのか?理由は、その汎用性と将来性だろう。PCMCIAスロットが汎用の拡張ポートとして携帯パソコンに定着しているため、メモリーカードを開発する場合は、PCMCIA用のアダプターは必須となっている。このため、PCMCIAスロットを搭載しておけばデジカメのメモリーカードとして新しい規格が普及しても、アダプターを介して利用することが期待できるのだ。現在はSSFDCとCFというメモリーカードを使うデジカメが多いが、メガピクセル機が普及し画質に対する要求が強くなれば、さらに高容量のメモリーカードが開発・普及する可能性もある。実際、SSFDCやCFも大容量のタイプを発表している。困るのは、同じ規格であっても、古い規格に準拠した機器は新しい規格と互換性がないことが多いという点だ。SSFDCは動作電圧が変わったために、DS-7は8MのSSFDCカードを使うことはできない。こういった場合でも、PCMCIAなら大丈夫ということだ。さらに、ノートPCを使っている場合、メモリーカードはパソコン用の記録媒体としても使えるので、お買い得感は高い。
本機はPCMCIAスロットとjpegという標準に準拠することで、デジカメの機種に依存することがなくなった。メモリーカードにjpegフォーマットで記録できる全てのデジカメのプリンタとなったのだ。デジカメとプリンタや赤外線接続するプリンタが特定のデジカメとしか接続できないのと正反対だ。もちろん、この選択によって、同社のデジカメを購入したユーザーが他メーカーのメモリー対応プリンタに流れる可能性もある。しかし、標準規格に準拠する製品が市場を拡大し、その中の厳しい競争を勝ち残ったものがローカルな規格を守ることで甘い汁を吸っていたものを淘汰する、というのが今のパソコン市場だ。あのPC98ですら消えてしまう時代なのだ。
しかし、互換性のある標準の下で競争が起こることはユーザーにとっては望ましい。同じ規格を使った機種が激突する事になれば、共通に使用するメディアや消耗品でスケールメリットによる価格の低下が起こりさらに市場の拡大が促される可能性がある。ここ数年のAT互換機で部品の共通化と劇的な価格の低下が起こったのと同じことが起こる可能性がある。
フィルムカメラではフィルムという記憶媒体の規格が確立しているので、カメラのメーカーによってプリントサービスを変える必要はない。デジカメにおいても、メモリーカードにjpegフォーマットで記録するという方法が標準となれば、デジカメとフォトプリンタとを同じメーカーで揃える必要はなくなる。そして、それらのメモリーカードの現時点での最大公約数がPCMCIAだ。ちなみに、これと同様の機種をコダックも発表した(外観は全く同じでOEM供給の可能性大)。ほとんど同じコンセプトだ。家電の勇とフィルムメーカーの巨人が同じ市場に可能性を見いだしたと言える。
このタイプのプリンタで一番気になるのはランニングコストだろう。NV-MPX1では、VPマークの付いた用紙セットが使用できる。売場には、オリンパスとソニーの同規格品があった。松下の用紙セットの価格は、50枚入り標準用紙セットが2380円、25枚入り16分割シールが2550円、30枚入り官製はがき用インクシートが2,040円(カメラのナニワ調べ)だった。他社のセットには1枚あたり単価がもっと安いものもあったので、継続的に使用する場合はそちらを買うべきだろう。1枚あたり約57円は、フィルムカメラの1枚20円という宣伝文句と比較すると、高いように感じる。しかし、フィルムカメラのコストをフィルム代・現像料を含めて考えた場合、標準的な価格だと、1枚あたり約57円になってしまう(24枚撮りフィルム400円、現像料500円、プリント1枚20円:灘神戸生協調べ)。しかも、フィルムカメラの場合、24枚撮りフィルムを動じプリントに出した場合でも、そのうち一体何枚が保存するに足る写りだろうか?そういう歩留まりをコストとして勘案すれば、フィルムカメラのコストは更に上がるだろう。そのてん、フォトプリンタは必要な画像だけを印刷することが可能なので、使えば使うほどフォトプリンタは有利になるだろう。まして、DPEによるはがき印刷と比較するとはるかに単価は安くなる。フォトプリンタなら官製はがき用インクシートのみだが、フィルムカメラの場合は、フィルム代・現像料・プリント料が印刷料とは別に必要だからだ。
機材自体の価格は、フォトプリンタとフィルムカメラを同列に比較することはできない。フォトプリンタはパソコンやデジカメとのシステムとして初めて本領を発揮するもので、その場合の機能はフィルムカメラの比ではない。逆に、フィルムカメラにはパーソナルデジカメには無い機能や性能を持ったものが多い。
このあたりの判断は、写真に対する接し方(撮影枚数や画質へのこだわり)や、コストのかけ方、現在持っている機材(パソコン・スキャナー・プリンタ・カメラ・レンズ等)から判断すべきだろう。また、PCMCIAスロットのあるパソコンを持っているかどうかによっても、大きく変わるだろう。デスクトップパソコンしか持っていない場合は、デジカメをSSFDCカード対応にするか、PCカードリーダーを増設するかしなければならない。これは、プリンタの問題ではなく、デジカメとパソコン間の問題なのだが、トータルコストとしては考慮が必要だ。
ある!私はこれまで、この手の製品には懐疑的だったが、今回の検証でまったく考え方が変わった。懐疑的だった理由は、ランニングコストがフィルムカメラの何倍もすると思いこんでいたこと。以前(96年末)デジカメ(オリンパスC-800L)で撮ったデータをその場でプリントするという店頭デモで印刷してもらったものが全く美しくないものだったことがあるからだ。
しかし、今回の検証でデータさえ良ければ写真に遜色のない印刷が可能であることを確認できた。ランニングコストも、必要な物だけをプリントすれば、高い物ではないことが解った。
フォトプリンタはパソコンやデジカメの用途を拡げてくれるだろう。買ってはみたものの、使い道が無く、ほこりをかぶっているパソコンやデジカメを再度日の目を浴びせることができるかもしれない。少なくとも、CPUのクロック数を2倍にするよりはるかに効果的だろう。また、写真の面白さや楽しさを認識するきっかけとなるかもしれない。さらに、デジカメから取り込んだ情報をパソコン無しに気軽に活用できる点も忘れられない。誰でもが手にとって見られるものに定着できることのインパクトは大きい。
ビデオから取り込んだピカチュウとデジカメで撮った子供の写真と合成したら、子供は大喜びだった。合成を前提としてポーズを取ったりするという遊び方もできる。最後に16分割シールに印刷すれば、オリジナルプリクラのできあがりだ。
私は分割機能を利用して、取り溜めたビデオのインデックスを作ってみた。ビデオを早送りしながら、作品のタイトルや内容のよく解るシーンをPCカードに記録し、最後に分割プリント機能でまとめてプリントするのだ。ずぼらな人間には非常に便利だった。
しかし、誰にでも勧められるものではない。コストの時にも書いたが、写真との接し方によって活用できるかどうかは変わってくるからだ。デジカメがそうであるように、このプリンタがフィルムカメラのプリントを駆逐することは考えられない。将来的にはどうかわからないが、ここ数年は不可能だろう。
後は、パソコンとのデータの共有を中心とした付加価値をどう評価するかだろう。パソコンでデジカメのデータを加工して楽しんでいるようなユーザーには絶対にお勧めできる。
現在フォトプリンタを購入する場合は、NV-MPX1は汎用性の高い規格を採用している点で、最良の選択だ。SSFDCやCFが来年以降も主流である保証ははないのだから。同様に、デジカメにケーブルで接続するタイプを選ぶのも間違いだ。そのようなローカルなフォーマットは消え去る運命にある。オリジナルフォーマットを通してきたコダックは過去との互換性を切ってカードへの記録フォーマットをjpegに変えてしまった。こうなると、昔の日本語ワープロのようになってしまう。
今買うのであれば、標準に準拠した物を選ぶべきだろう。この選択はデジカメの選択にも当てはまる。メモリーカード+jpegに準拠した製品を選べば後悔することは無いはずだ。
追記:
今回プリクラ用の用紙・インクセットを買おうとしたが、入手が困難だった。家電チェーン店にも、T・ZONEにもなく、大手のカメラディスカウントストアーで購入した。地方に住んでいる人は多めに購入しておいた方がよいだろう。
| 注1 | デジタルスチルカメラ |
| 注2 | 写真画質プリンタ |
| 注3 | PCカード PCMCIA ATA準拠、JEIDA4.2準拠メモリーカード |
| 注4 | メガピクセル 画素が100万を超える機種 |
| 注5 | SSFDC スマートメディア・メモリカード |
| 注6 | CFコンパクトフラッシュ・メモリカード |
別表
| 1.データのピクセル数による差。 |
大きなピクセル数の元データを元の大きさとリサイズ後で印刷。
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| 2.jpeg圧縮の影響。 |
1のリサイズ後データを通常のデジカメの高品質モードのデータ大にjpeg圧縮後印刷。
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| 3.プリンタモードとPCカードモードによる差。 |
1のリサイズ後データをjpeg圧縮しPCカードに保存後印刷
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| 4.ポートによる品質の差。 |
デジカメ(DC−2E)のビデオ出力をビデオ入力として印刷。同時に、デジカメで
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| 5.デジカメの圧縮率による差。 |
同じ条件で、デジカメのjpeg圧縮比を変えて撮影。
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| 6.ビデオ入力画像のセーブ。 | ビデオ画像をPCカードに記録。 |