パソコン批評vol.8への批評です。 created 7.Mar.97
今号の特集にはがっかりさせられた。「windows95がなくなる日」と銘打った特集のことだ。マイクロソフトのプレッシャーがあったのか、執筆者あるいは編集者のレベルが低いのかわからない。少なくとも、日本のパソコンジャーナリズムのレベルの低さを露呈することとなった。
以前も一度インターネットにSJISを流すことを促す記事を掲載して、失笑を買ったのに、同じような間違いを犯しています。悲しいことです。
もちろん、私のレポート自体のレベルがどの程度なのかは自分ではわかりませんが、自分の知らないことについて、嘘を書かないように気をつけているつもりです。今回のマックに関するレポートは、思い入れが強すぎて分かりにくい物になってしまったので、反省して入るんですが2ページではね〜(と泣きを入れておきます)
私なんかがうだうだ書くより、中村正三郎のHotCornerをご覧になるほうが手っ取り早いと思います。windowsNTについての信憑性の高い情報はこちらをご覧ください。IE3.0がどうしようもないインターネット知らずなソフトであることもよくわかります。
ちなみに、私の入っているMLに、マイクロソフトのメーラーで送ったメールが、メール本文の後にhtmlをくっつけて送ってきたので、ひんしゅくを買っていました。 以前にも、sjisや8bitでメールを送り付けてきた初心者がいて、みんなWindows95標準添付のメーラーを使っていたのでした。
これは、一体どういう調査に基づいているのだろうか?確かに、3.1の代替としてのみに限定するという条件付きならかまわないが、高信頼性を要求されるところでは使用されてはいないということを伝えることはできていない。
とあるが、いつマイクロソフトから、”まだ見ぬ市場やテクノロジーを引き寄せ”てくれたんだろうか?具体的に何についていっているのかさっぱりわからない。
また、インターネットの嫌われ者IEを無償配布していることを高く評価しているようだが、あのソフトはSPYGRASSからのライセンスで作ったものをカスタマイズして(しかも、例によってユーザーを囲い込むために他社の規格に互換性を低くして)自分が作ったようにして宣伝しているだけのソフトだ。ちなみにSPYGRASSからライセンス料の不支払いについて訴訟を受けていることを知らないのだろうか?
しかも、インターネットエクスプローラーをはじめとするマイクロソフトのインターネット関係ソフトは、インターネット技術者の中では非常に低い評価しか受けていない、というより、はっきり嫌われているということを知らないのだろうか?
主語がないとマイクロソフトについて書いているとは思えません。WWWブラウザなんてモザイクが市場を開拓して、NetscapeNavigatorが拡大して、その肥沃なところをマイクロソフトが大資本にものをいわせて囲い込んで、他の会社を追い出そうとしているようにしか見えません。
また、マイクロソフトのインターネット戦略はどこまでいってもwindows囲い混み戦略の延長でしかないように感じる。その顕著な例は、JAVAに対する取り組みだ。プラットフォームフリーが前提のJAVAを独自拡張して、他のOSでは動かないようにしようとしている。到底”OSの違いを越えネットワークをより身近に”することを目指しているとは思えません。
また、ネットワーク・コンピュータも結局windowsの載ってないNCを阻止しようとしてあわてて打ち出したコンセプトでしょう。
携帯情報端末ってwindowsCEのことですか?あれだって、APPLEがNEWTONを開発したときからとっくにいわれてたことじゃないの?
”次代を担う可能性のある技術へ挑戦を行い、次々に新しい商品を市場に投入し続ける”ということが、他人の作ったコンセプトを横取りして商品化したり、人の作った市場に大資本で乗り込んで、その市場でしか商売できない会社が太刀打ちできないような安価な製品でシェアを奪い、十分なシェアができたら互換性のない高価な製品に導いていくってことなんだろうか?
それって、ダンピングっていうんですよね。
今GUIを当たり前のように使っているけど、マッキントッシュがなかったらマイクロソフトがGUIを作ったはずはないですよね。昔DOS陣営の提灯持ち記事で、DOSのコマンドオペレーションの方がマッキントッシュのデスクトップよりわかりやすい、というものがありました。今ならwindowsユーザーの方も笑えると思いますが、独占市場のフォロワーなんてそんなものです。
そうそう、WindowsAtWorkというのもありましたっけ。PenWindowsというのもあったぞ。Goというメーカーと提携してライセンスに採用するといいながら、アイデアだけを盗んで自前でPenWindowsを作って、結局失敗してましたね。この方法論はマイクロソフトがwindowsをリリースしたとき(IBMと共同でOS/2を開発するといって途中まで一緒に開発しながら、windowsの評判が良かったのでOS/2の開発から一方的に手を引いたとき)からの愛用の方法ですので、またかと思ったんですが、うまくはいかなかったですね。結局、手書き文字の認識のできるデバイスで生き残ってるのはアップルのNewtonとザウルスをはじめとする電子手帳群だけになりましたね。
と、ダンピングによる無償配布を高く評価されているが、結局そのコストは他の製品を買ったユーザーが負担しているんですよね。
90日以後はサポートを有償化し、サポートコストを引き下げたりした原資を回しているわけですね。バンドル製品のサポートも一切やってないですよね。普通のメーカーはしてることなんだけど、マイクロソフトの圧力に負けてハードメーカーも、「サポートしろ」とは言えないんでしょうね。挙げ句の果てに、「windows95はトラブルがないからサポートは暇にしている」と日本法人の社長が言ったりしてるんですね。
ちなみに、俺のPC9821Xa7/c4はwindows95+IE3.0にしてからppp接続ができなくなったんだけど、文句のもって行き先がないんだよね。インターネット接続とかいうソフトを勝手にインストールしてくれたけど、繋がらないんじゃ邪魔なだけなんですよ。しかも、削除出来ないってんだから参りました。とりあえず、ユーティリティで隠してあるけど。
ちなみに、パソコン批評では、NTはいろんなOSでサポートされる柔軟性の高いOSでNTにサポートされなかったpowerPCの未来は暗い、といった論調だが、NTの動くCPUはIntelとSPARCくらいしかないんじゃなかったかな。
開いた口がふさがらない。ここに挙がっているコマンドプロンプト以外の変化全てについて、マイクロソフトのOSは先取りしていたことは無いはずですよ。こんな嘘っぱちを編集部は信じているんでしょうか?マイクロソフトのOSが一度だって新しい需要を喚起したことがあったのか?もしあったというなら、ぜひとも教えてもらいたい。
読み返してみると、中村さんのサイトに書かれてることと重複していることばっかりですね。でも、写したんじゃないです。ここ数年のパソコン関係のニュース記事を読んでいれば大体わかることばかりです。最近はメールニュースという便利なものが始まっているので、けっこう参考になります。