2万円でビデオカードを買う。(2000.10.2)
私はMillenium G200を愛用していましたが、さすがに古くなり世代のギャップを感じざるおえませんでしたのでビデオカードを買い換えました。
お金に余裕のある人ならGeForce2 GTSやREDEON 256を積んだカードを購入するんでしょうが、貧乏学生の私にそれは無理です。
ビデオカードにつぎ込むお金はなんとか2万円以内に抑えたいと考えました。
とそこで低価格なGeForce2 MXという選択肢が用意されています。
因みにGeForce Familyのスペックは下のようになっています。
| チップ | GeForce 256 | GeForce2 MX | GeForce2 GTS | GeForce2 Ultra(冬くらいか) |
| 製造プロセス | 0.22μm | 0.18μm | 0.18μm | 0.18μm |
| コアクロック | 120MHz | 175MHz | 200MHz | 250MHz |
| フィルレート | 240M/s | 350M/s | 800M/s | 1G/s |
| テクセル/秒 | 480M/s | 700M/s | 1.6G/s | 2G/s |
| ポリゴン/秒 | 15M/s | 20M/s | 25M/s | ? |
| メモリクロック | 166/300MHz | 166MHz | 333MHz | 460MHz |
| メモリ帯域 | 2.6/4.8GB/s | 2.6GB/s | 5.3GB/s | 7.4GB/s |
NV20と呼ばれていたものが2001年夏に延期されたので、かわりに高クロックのUltraが投入されます。
Ultraのスペックはあくまで計算による推定です。
GeForce 256はパイプラインが4本で1クロックにつき4テクセル処理できます(TNT Familyは2本)。
GeForce2シリーズはダブルパンプ動作させており1パイプラインにつき2テクセル処理できます。
ただしMXはパイプラインが2本と少なくなっています。
またMXはDDRメモリのバス幅が64bitに制限されていて128bitのSDRメモリを採用した場合と帯域はかわりません。
そのためDDRメモリ版はないようです。
世代的にはGeForce 256が古い分チップの性能が低いです。
nVIDIAによるとGeForce2 MXはGeForce 256と同等の性能を1/3の価格で実現したとのこと。
しかし値段はMXと型落ちした256(DDR版)ではあまり差が無いようです。
MXにはTvinViewなるMatroxのDual Headもどきの機能がありあますが、今までドライバが対応してませんでした。
Detonator3の登場によりこれからは増えていくようです。
ただ価格的には魅力を感じるほど安くはありません。
G400やRAGE Fury MAXXという選択肢も有ります。
RAGE Fury MAXXなどRAGE128を2個積んでメモリ64MBで1万円ちょっとですから。
しかし画質はともかく描画性能に魅力があまりないです。
MXならASUSかELZA(2048*1536/TureColor@75Hz可だから)にするのですが、価格はちょっと高めです。
とりあえず製品を見ようと私の住んでいる田舎の方でまともなビデオカードを置いてそうなフロンティア神代T店へ・・・。
何ぃ、MX搭載カードを扱ってない。
フロンティア神代はパーツショップではないので本社で扱っているものしか置いてないのです。
しかし掘り出し物を見つけました。
カノープスのSPECTRA7400DDRです。
型落ちして価格が安くなっており、19800円と2万円を切っています。
MXはメモリ帯域の制限により(GTSとの差別化)DDRメモリを積んでいませんので多色高解像度では性能が落ちます。
DDRメモリの優位は明らかで、チップの性能で劣っていても実際の性能は256のDDR版の方が速いはずです。
MXの性能はSDR版GeForce 256と大差ないので安くなったDDR版のGeForce 256という選択肢がいいのではないでしょうか。
もっともケースの中が狭い人や、ファンレスの環境がほしい人にはMXの方がいいですが。
私にはなによりSPECTRAブランドの高級なイメージがそそります。
SPECTRA8400が出る前は明らかに最高級品だったものです。
私は画質を大切に考えていますが、SSH&DFSテクノロジーでこの方面は万全。
0.22μで製造されているGeForce 256はコアクロックが低いのに対し発熱がすごいが、松下の動圧流体軸受けファンと通常のグリスの何倍(20倍?)もの価格のお高級グリスを採用しているこのカードは熱対策も万全。
そのかわり、他社のカードに比べ消費電力が高くなり、PCの電源からメモリとファンに電力を供給する必要がありますが・・・。
もっともそれは安定した電力を供給するためでもあるのですが。
2万円以下の価格帯の中では私の中で一番魅力的なカードです。
しかしこいつはバルクなんですねぇ。
また当然どこでもこの価格と言うわけではなく、あくまでフロンティア神代のPCにSPECTRA7400DDRが使われているからでしょう。
別の店ではリテールで35000円くらいでした。
バルクでもまだ27000円くらいするようです。
他のカードがバルクで14000円くらいなのに対してやはり高いですね。
で、昨日買ってきてMillenium G200のかわりに導入。
BIOSをアップデートし、Detonator2ベースの最新ドライバ&ユーティリティをインストール。
CPD-G500は21インチなので、当然スーパーファインフィルタにジャンパを設定(21インチ以上でなくてもスーパーファインフィルタの方がきれい)。
私はディスプレイをカノープスの言う中途半端なBNC接続(ディスプレイ側だけ)しているので、PnPでディスプレイが認識されずまた設定しなおしました。
お金があればType-Bと専用ケーブルを購入するのですが、そんな余裕はありません。
画質は良好です。
OpenGLベンチを使用してMillenium G200とのOpenGL性能を比べてみましたが、当然その差は歴然。
多くの項目(一部劣っている)で7400DDRが5〜20倍くらいの差で勝っており、ひどい例は数百〜数千倍の性能差がありました。
世代の違いを感じさせます。
袋の中はフルパッケージで、箱が無いだけです。
ユーザー登録はがきや保証書等が入っており、バルクというのも疑わしいです。
因みにフロンティア神代の保障は1ヶ月です。
わたしは付属のWinDVDを最新のWinDVD DHにアップグレードしたくてユーザー登録はがきを出しました。
はたして出来るのかどうか。
結構満足のいく買い物が出来たと思います。