冷却と騒音の話。(20001.1.14)


あたりまえですが冷却とそれに伴う騒音の解決は難しい話です。
冷却手段は基本的には空冷でヒートシンクとファンに頼るわけですが、駆動部があると当然音がでます。
冷却に力をいれると騒音のすごいマシンになりますし、静音マシンを作ると冷却に不安が生じます。
私はCeleron566MHzを850MHzで安定動作させたいのですが、去年の夏にリテールファンで起動してベンチがとおってはいたんですが、安定していたとは言えませんでした。
そこでファンを換えてMajesty TTC-M1ABにしてみたのですがCPU温度は確かに下がりましたが、結局安定動作はしませんでした。
PCを使っているとそのうち騒音が気になりだしてきました。
ちなみに私のPCケースと冷却と騒音に関すると思う構成は以下のようになってます。

  製品名 補足
ケース Windy MT-PRO2000 PB 元祖アルミケースの黒いやつ
電源(ファン) Windy Varius335 ケース付属のもの。
ケースファン(吸気) Windy 80 Type U(S) ケース付属で温度により回転数が変わる。
ケースファン(排気) ↑に同じ ↑に同じ
CPUファン Majesty TTC-M1AB 格好良いですが、難あり。
HDD DTLA307030 IBM 7200rpm プラッタあたり15GBの30GB。
ビデオカード(ファン) SPCTRA7400DDR Panasonicの流体軸受けファン。

主にケースの付属品でまかなってますが、主な騒音発生源はやはりCPUファンですかねぇ。
電源ファンはVarius335のものですが、300W級では非常に静かな部類に入ると思います。
この電源は一度人為的要因(しかも確信犯)でショートしましたが、良品なのでこれからも大事にしていきたいです。
ケースファンも付属品で吸気排気ともにWindyの静音ファンです。
夏は1800rpmくらいでしたが、今は1400rpmくらいで回転しており、非常に静かです。
あとSPCTRA7400DDRについてるPanasonicの流体軸受けファンもそれ単体でまわしたことはないですが、少なくとも追加でうるさくなったということは感じられませんでした。
やはり流体軸受けだからでしょうが、CPUファンの音でかき消されているようです。
でだんだんとうるさくなっていって、HDDですが、これもそんなにうるさいものではないです。
7200rpmですが、発熱も少なく静かです。(プラッタが5枚入ってるDTLA307075ではどうかしりませんが)
シャー(?)という回転音はケースファンの音より小さくて聞こえません。
というかこれはできるだけ静かにしたくてケース付属のリムーバブルサイドトレイの後ろ側に装着している為もあるでしょう。
騒音源になるHDDはできるだけ後ろ側に配置すると静かになります。
問題はガリガリッというアクセス音ですが、これは若干気になります。
起動時や何百何千のファイルの移動とかしなければそうも気にならないのですが。
あとケース内の換気をよくするためにIDEケーブルをHDD側だけとFDDケーブルをスマートケーブルにしました。
DVD-ROMドライブ類の音も騒音源ですが、これらは使用中以外は聞こえないので特に気にしません。
私のPCにはDVD114とPX1210TA/BSが搭載されてますが、前者はPioneerの*10/*40のDVD-ROMドライブで後者はPlextorの*12/*10のCD-R/RWドライブです。
CDも40倍速くらいで読み込むと非常にうるさいですが、そのときだけ我慢すればいいことです。
ゲーム等でしたら仮想CDユーティリティを利用するのが賢いかと思いますが。
読み込み速度を調整するユーティリティを利用する手もあります。
DVDはDVD Videoを再生することぐらいしか今のところないのですが、エンカルタ2000のDVD版とかを持っている人は使うかもしれません。
DVD-ROMのスピンレートはCDの3倍くらいですから、私のドライブの場合CD30倍速くらいの騒音ですかねぇ。
16倍速ドライブだとかなり騒音がすごそうですね。
70倍速CD-ROMドライブとかありましたけど取り出したメディアは大丈夫なんでしょうか。
PX1210TA/BSの方は読み込みには使用していません。
書き込みで12倍速なので読み込みに比べるとたいした騒音ではないですね。
なお最新のファームウェア(1.07)では32倍速のCD-DA読み取りに対応しています。
で、一番の騒音源と思われるCPUクーラーですが、よく冷えればそう文句をいうこともないのですが・・・。
このファンはトルネード型(?)のヒートシンクの中に小型ファンがついているもので、HP製ワークステーション用のArticCoolerを真似たようなものです。
元祖ArticCoolerのヒートシンクは直径9cmで高さ4cmと巨大なもので、中に直径5.5cmのクーラーが入っておりよく冷えそうですが、反面たぶん私のM/Bではコンデンサを折ることになりそうです。
それに対しTTC-M1ABはヒートシンクの直径は7cmくらいで、中に入っているファンは明らかに5cmファンより小さいもので、高い音を出します。
小さいファンは風量が小さい上に音が高くていいとこなしです。
回転数を上げないと冷却できないのでうるさい音を出すことになります。
まぁ、といっても4500rpmですからそんなに爆音を立てているわけではないですが・・・。
実はこれに不満を感じて最近でかいアルミヒートシンクと2.5cm厚の6cmファンの組み合わせの安いファンを購入して付け替えたのですが、こいつは固定用の留め金を壊してしまいました。
ちょっと前に銅板を買って来て、ヒートシンクとCPUの間にはさんでいたのですが、ちょっと厚みがありすぎてうまくくっついていませんでした。
TTC-M1ABは装着するときはまさしくトルネードとばかりにねじ込んで装着するのですが、こいつによってだんだん銅板が曲がってきて、ヤスリで研磨してもつかえなくなってしまいました。
ちなみにこの銅板騒動でグリスが少なすぎたせいもあり、私のCeleronは最高温度104℃ を記録しました。
しかたなしに今はTTC-M1ABとグリスで頑張っているのですが、夏にリテールファンで850MHzでベンチがとおっていたのがWinが起動すらしなくなりました。
理由はよく分かりませんが、そのうちCPUファンを買い換えて850MHzの安定動作を目指したいと思います。
狙っているものはKANIEのHedgehog-238Mです。
こいつは無酸素銅のヒートシンクのもので総重量が450gくらいありますが価格が4000円弱と低価格です。
ただ付属のファンが2.5cm厚の6cmファンで5400rpmと風量は十分ですが、騒音もすごそうです。
Celeronくらいだったら今あまっている3500rpmの2.5cm厚6cmファンでも大丈夫なんじゃないかと思うんですが・・・。
ちなみにこのファン、買ったときは側にこすれてバリバリと音を立てていましたのでヤスリで削って今は静かになりました。
冷却と騒音対策はいろいろあるでしょうが、金がないのと時間がないのがつらいです。


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