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「角川書店発行の教科書に転載された 筒井康隆氏の小説「無人警察」に、 「てんかんに対する差別を助長する表 現がある」として、日本てんかん協会 が94年の夏以来、抗議していた問題 で、筒井氏と同協会は、次の改訂でこ の作品を教科書から削除することで合 意し、94年11月7日の記者会見で 発表された。 この結果に、同協会は、要望が認め られたと判断、さらに今後、過去の作 品に対して表現の削除や訂正を求めな いことを言明した。 合意に達した理由について、筒井氏 は、差別表現があったとは思わないが、 いじめを懸念した、としている。 両者の見解に対し、マスコミは極め て否定的で、問題の本質は何ら解決さ れておらず、言葉の自主規制問題は解 消されていないといった論調が目立っ た。」 「ゴーマニズム宣言 第7巻」(扶桑社) 131頁「解説」より この中に、突然以下のコマが現れる。 |
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「 ふと わしはこの時 あることを思い出した 1979年 世田谷で 一人の高校生が 自分の祖母を殺し 飛び降り自殺をした エリート主義だった その受験生は 筒井康隆に影響を受け わしの「東大一直線」のファン だったそうだ 一人の少年に 影響を及ぼし 破局に 追いやった 2人の作家が 今こうして 自分たちの わがままを いかに貫くか 計略をめぐらしている 彼はこれ見て そーとー 喜んでいること だろう・・・ 」 |
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この章の全文を読んでいただければ容易にわかるが、(登場した回の ゴーマニズム宣言 129章全文はここ。1 2 3 4 5 6 7 8) 直前の「秘 秘 秘」のため文脈が通じにくい点があるものの、朝倉泉は この話の流れにはまったく関係ない。 小林よしのりは、筒井康隆と二人で話していることのみをキッカケとし て、なんら脈絡なく、瞬時に15年以上も昔に起こったあの事件を思い浮か べているのである。 そして、それが朝倉泉に好意的なものであることは、 「彼(朝倉泉)は これ見てそーと喜んでいることだろう・・・」 と描いてあることからも読み取れる。 なおこのとき筒井康隆は、小林よしのりと喋っていても、朝倉泉のこと など思いもしなかっただろうと思われる。 ■ 筒井康隆についてindex 年表遺書中に書かれてある「ある小説家」とは、筒井康隆である。朝倉泉は 筒井康隆の本をほとんど読んでおり、相当のシンパシーを覚えていたもの と考えられる。朝倉泉の遺書および友人の話からすれば、筒井康隆は、朝 泉から、何通か手紙を送られているようにも思われる。 筒井康隆が、朝倉泉に対してどう思ったかは、以下の通り。大人の反応 である。