近所の者の話
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「歩きながらでも、必ず本を読んでいる」 「笑った顔を見たことがない」 「クラシックのレコードと本しか興味がない、若いのに覇気のなかったお 子さん」 「離婚なさる前は、お父さんがあの子を自転車に乗せてアイスクリームを 買いに行くのをよく見ました。父がいるころは、庭で妹とキャッキャッと 騒いで遊ぶようなところがあった。最近は、道であって声を掛けても、全 然、挨拶しなくなっちゃって。本を読みながら歩いてて目を離さないんで す。なんか自分の殻に閉じこもったような感じでした。」 「道であっても、顔を真正面に向けて家まで一目散に帰っているような感 じ」 「育ちのいい、色白でお坊ちゃんという感じ。でも2年くらい前からずい ぶん変わってきた感じ。それまでよく挨拶していたんですが、それがいつ も下を向いて歩いているようになって。」
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