ブックセンターである。カタカナである。ここもおしゃれだ。はたきを持っているオヤジなんてどこを見てもいない。そそくさと雑誌が置いてある所へ行き時間をつぶす。「またあそこへ行くのか〜。誰か誘えば良かったな〜」と思うと同時に「あと少しでトミ・フラに会える!」なんてことを思いながら時間のたつのをヤキモキしながら待っていた。
また「おしゃれストリート」を通りブルーノート東京に。ロビーは客(ここでは”ゲスト”と言う表現を使っている。ディズニーランド方式)でぎっしり!。客は上着を預けているようだ。それに習って私も着ているダウンを預ける。その時「タダかな?」と考えてしまう私が悲しい・・・。客層を見る。カップルが多いなぁ〜。また寂しくなる。おっ、一人で来ている人もいるなぁ。ちょっと元気が出る。・・・単純である。
順番が回ってきて早速中へ。んまぁ〜綺麗な所だ。住んでいる世界が違うなぁ。夢を売る場所って感じだなぁ。・・・等、いろんなことを考えているうちに店員が来て席に案内された。「おタバコお吸いになりますか?」、「いいえ(緊張のため、言葉少なめ)」、「禁煙席は眺めがイイですよ」、「そうなんですか。じゃあお願いします。タバコを辞めて良かったです。(元々吸ったことなし)」という会話があって、少し緊張がほぐれた。ありがとう!店員さん。
空いた所があればどこでも座れるという特権から、全体を見渡したのち、中心から少し右側のテーブルについた。なぜ少し右か?。しかも1番前が空いているというのに!?。ドラムセットの真ん前に座りたかったから?。ブー、間違い!。そこのテーブルに女子大生と思われるグループが座っていたから、が正解!。今思うと「何しに来てんだか」と思うな・・・。
結局女子大生のグループとはあまり話さず、反対側の夫婦と話していた。トミ・フラの話題で盛りあがったからだ。私がビールしか頼んでいないのを見て、「料理どうですか?。私達、多く頼み過ぎてしまって・・・」と言ってきた。こういうところでは料理も頼まなくてはいけないな、と思いながらご馳走になった。
アナウンスの後にトリオでステージへ。三人ともスーツを着ていてとてもカッコイイ。トミ・フラは「ビレッジ・バンガート・ライブ 〜サンセット・アンド・モッキングバート」のジャケットで着ていたジャケット(?)だ。トリオの演奏は5曲。「ブルーパール」、「オーレディービーグット」、「絶体絶命」、「ラメント」という90年に録音した曲での構成。最後に「レッツ」を演奏した。「レッツ」とやってくれるとは!!。夢にまで見た光景。今、目の前でトミーフラナガントリオが「レッツ」を演奏している。私の貧弱な文章表現では言い表せないほど嬉しかった。これは良い思い出になるな。ライブという事もあって、トミ・フラのピアノが小さく聞こえた。うちらはピアノを聞きに来ているんだから、もうちょっとボリューム上げても良かったんじゃないの、ブルーノート東京さん?。せっかくのピアノなのに・・・。ドラムのルイス・ナッシュは相変わらず上手い。気持ちいいところで打つハイハットがタマらない。ベースのピーター・ワシントンにはビジュアルに目を奪われた。照明で目が影になりいつもの「坊っちゃん顔」がとてもカッコ良く見えた。
陽気なオッサンだなぁ。終始ギャグと飛ばしていた。ライブだからね。楽しい方がいいに決まっている。ハッシャ・バイが演奏された。とても良い曲。客は全員聞き惚れていた。
この時の演奏がCDにならないかな〜。マスターテープはあると思う。この2ヶ月後、飛行機に乗った時、ライブ録音されたテープが流れていたから。どうにかならんかな〜。