映画を観に行って
海の上のピアニスト
3月1日、今日は
映画サービスデイ。どの映画も千円で見られると言う、私みたいな貧乏人にはもってこいの「デイ」なのです。
どうも最近「映画館離れ」がひどく、よほどの事がない限り映画を見に行きません。しかし、「海の上のピアニストがイイらしい」と聞きつけ、3度のメシよりピアノが好きな私?は、この日を狙って有楽町マリオンへ。
でも、
不安でいっぱい。
さて、この3つのキーワードで連想されるものは?
・・・人!ぎょーさん(たくさん)の人。そしてカップル。客のほとんどがカップル!。私は1人で来ているから、相変わらず淋しい。でも千円である。商人の血が脳に流れこむ。さっそく人ごみの中に入って行き、例に漏れずカップルの次に並んだ。ふと、カップルのほうへ目をやる。なにやら楽しそうだ。インターネットで仕入れた情報をプリントアウトして、それを見ているようだ。楽しそうでんなー、もう映画なんてどうでもイイって感じなんやろなー(私は東京生まれ、東京育ち)。
前の方の席しか空いてない。
普通の人ならガッカリでしょうが、私は歓迎。なぜなら目が悪いから。字幕が読めないので。1人の利点はどこでも座れること。2人、3人で来ると、席を探すのに一苦労する。その点に関してだけはよかったかな。席に座って暗くなるのを待っていると、私の左隣に2人組みの女性が座ってきた。何も無くてもちょっと緊張するのが私のいい所。そこに右隣からまた2人組の女性が座った。「悪い気はしませんな〜、両手に花でんな〜」と映画そっちのけで思っていた。
しかし!! 花はすぐに枯れてしまった。
予告が始まり、スピーカーから「さすが日劇!」と思わせる音が飛び出てきた。爆発シーンなど実際にスピーカー内で爆発しているように感じる。音や映像に目や耳を奪われていると、ん?、いなりずしのニオイ?がする。?なんだ?と思って左側を見ると、さっきの女性がいなりずしを食べていた。ん〜、頼むからそんなモンここで食うなよ、と思っていると、今度はケーキのニオイ。振りかえると右側に座っていた女性がケーキを食していた。
おいおい!、これじゃニオイのステレオだ!。五感は耳のステレオではなく、鼻のステレオに占領されてしまった。
さて、本編。
ニオイもなんとか慣れて来たところで本編が始まった。感想は「とてもよかった!」の一言!。前のニオイを差し引いても生涯見た中でベスト3に入ると思う。とにかくキレイなんだ、作り方が。ピアノってホントにいいなぁ〜、と思った。面白いことにこの映画では昔本当に存在したピアニストが出ている。1900(主人公)とピアノ対決をする「ジェリー・ロール・モートン」は、この時代に実在したピアニスト。性格もあんな感じです。映画では「ジャズは俺が作った」と言っていますが、その前からジャズはあったそうです。しかし、ジェリー・ロールのテクニックはすごかったらしく、「ジャズピアノの父」とも呼ばれているぐらいです。そのジェリー・ロールを破ってしまうのですから、すごいな〜1900。嵐で大揺れしてる船で、ストッパーを外して揺れにまかせてピアノを弾くっていうシーンが印象に残っています。このサントラは絶対に買おうっと!
2000年3月06日
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