| 2002年10月 | |||
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| @ | ヴァンパイア・コレクション The Vampire Omnibus (1999) | ![]() | |||
| P・ヘイニング編 | 角川文庫 | ホラー他 | |||
| 582頁 | 1000円 | ★★★ | |||
収録数が多いので一々紹介はしないが、B・ストーカーのオリジナル原稿から抜粋したという「プレリュード――ドラキュラ城の崩壊」というえらいマニアックなものから始まって、それ以前の古典作品が四編も含まれている(1820〜1849)というのが、本書の最大の価値だろう。例えば吸血鬼ヴァーニーという名前はこれまでにもなんどか目にしたことがあったが、今回「吸血鬼の物語」 (Vampire's Story/James Malcolm Rymer/1847)で初めてその一端に触れることができたのは、わたしとしては収穫だった。 | |||||
| B | ミステリー倶楽部へ行こう (1996) | ![]() | |||
| 山口雅也 | 講談社文庫 | 推理小説薀蓄 | |||
| 473頁 | 971円 | ★★★ | |||
著者の作品は、土台が奇抜な割には謎作りはオーソドックスでこじんまりした感じだが、それもその筈と言うか、筋金入りのマニアあがりらしい。なんでも学生時代から、埋もれた名作の紹介とかで雑誌にページを持っていたとのこと。 | |||||
| D | 妖魔の森の家 カー短編全集2 The House in Goblin Wood And Other Stories 第三の銃弾 [完全版] The Third Bullet | ![]() ![]() | |||
| J・D・カー | 創元推理文庫 | 推理 | |||
| 175頁/225頁 | 620円/560円 | ★★★ | |||
(1)妖魔の森の家(The House in Goblin Wood) | |||||
| E | 彼女が死んだ夜 (1996) | ![]() | |||
| 西澤保彦 | 角川文庫 | 推理 | |||
| 320頁 | 571円 | ★★★ | |||
世間知らずのわがまま女子大生ハコちゃんが、コンパが終わって両親が法事で不在の自宅へ帰ると、家の中には見知らぬ女性の死体が…。警察に知らせてしまえば、明日からの楽しいホームステイ日程に障りが出る。困ったハコちゃんはコンパ仲間を呼び出し、死体の処理を強要するが・・・。 | |||||
| F | シルクロード旅ノート (1999) | ![]() | |||
| 陳舜臣 | 中公文庫 | 歴史薀蓄 | |||
| 224頁 | 743円 | ★★★★ | |||
中国に詳しい著者が、シルクロード、特に新疆ウイグル自治区を旅行しての歴史エッセイだ。 | |||||
| G | 麦酒の家の冒険 (1996) | ![]() | |||
| 西澤保彦 | 講談社文庫 | 推理 | |||
| 346頁 | 619円 | ★★★ | |||
夏の事件の後遺症を振り切るために、ボアン、タック、タカチ、ウサコの四人はR高原にやってきた。気持ちよく過ごしたその帰り道、道に迷った一行が迷い――無断家宅侵入した――込んだペンションは、1階のベッドと2階の冷蔵庫以外には何の生活用品もなく、そして冷蔵庫の中には缶ビールが目一杯つまっていた。 | |||||
| I | 仔羊たちの聖夜 (1997) | ![]() | |||
| 西澤保彦 | 講談社文庫 | 推理 | |||
| 361頁 | 619円 | ★★★ | |||
一年前のクリスマス・イヴ。タックとタカチが初めて顔を合わせた夜でもあったが、マンションから飛び降り自殺した女性を目撃した日でもある。それから一年も経って、その女性のものと思しきプレゼントを故人に代わって届けることになった彼らは、彼女の死のさらに5年前、同じマンションで別の飛び降り自殺があったことを知る。さらにタックとタカチの友人もまた、そのマンションから・・・。 | |||||
| J | 尻啖え孫市 (1964) | ![]() | |||
| 司馬遼太郎 | 角川文庫 | 歴史 | |||
| 645頁 | 740円 | ★★★ | |||
駿河、遠江の今川氏、美濃の斎藤氏を破って日の出の勢いの織田信長の新しい膝元、岐阜の城下に一際目立った巨漢が現れた。真っ赤な袖なし羽織の背中に三本足の烏という、その異装の男の名前は鈴木孫市。紀州の豪族で鉄砲をよく使う傭兵集団として昨今名高い雑賀一族の跡取である。信長も気になるその男の意を探るために、木下藤吉郎の妻、寧々が近づくが…。 | |||||
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