子供の頃、SF超兵器番付を考えたことがあった。
詳細は覚えていないが、一位と二位だけは覚えている。
1位、ディスラプター…from「天界の王」/E・ハミルトン
2位、ネガスフィア…from「グレー・レンズマン」/E・E・スミス
加藤直之の表紙、しかも表紙の絵は「バーサーカー/赤方偏移の仮面」を彷彿とさせる。同じかどうかは定かじゃないが。これはわたしの嗜好にマッチした、古今のSF小説に登場した兵器が紹介、解説されていると思うだろう?
まんまとやられた。
第一の問題は、本書がSFファン向けではないということだ。
ではどの層向けかというと、アニメファン、SF映画ファン向けである。しかもSF映画と言っても、カバー範囲は精々「スターウォーズ」と「スタートレック」どまりだし、もっと言うと、ガンダムファン向けの本だ。
最初からそう思って読むなら、それなりの満足が得られるかもしれないが、中身を見ずにポチらなあかんネット本屋の怖いところだ。発行部数の少ない本でも容易に手に入れることができるのは、大きなアドバンテージなのだが…。
ところで表紙同様、挿絵も加藤直之が担当している。この人選は、ガンダム→パワード・スーツ→加藤直之の流れで決まったのだと思うが、彼自信はロボット・アニメにほぼ興味がないらしい。なにやら力を抜いたテキトーな挿絵とコメントには、かなりイラついた。やはり挿絵を描くのは、対象に愛を持った人でないとダメだ。
(2014/2/21記載) |